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COLUMN

2018.03.12

高校生と企業を結びつけるコミュニティーマーケティング

コラム

株式会社Shareway(シェアウェイ)代表取締役の森田吏です。
Sharewayという会社が一体どんなことをやっているのか、代表としてどんな想いを持って会社を経営しているのかということを、数回の連載として発信していきます。

第2回はSharewayが得意としている“コミュニティーマーケティング”についてです。
コミュニティーマーケティングとは一体何なのか、コミュニティーマーケティングをSharewayではどのように活用しているのかについてお話をします。


高校生にとって“口コミ“こそが信用できる情報


今の10代は物心ついた頃からインターネットやパソコンが身近にある、いわゆる“デジタルネイティブ”と呼ばれています。実際に多くの高校生がスマートフォンを持ち、買い物やSNSでのコミュニケーション、勉強、調べ物、画像加工や映像制作などの思い出づくりなどスマートフォン1台で何でもやってしまいますよね。スマートフォンを使いこなし、インターネットが身近な存在である高校生たちの周りにはたくさんの情報があるにも関わらず、情報が足りないと言います。これは前回の記事でも触れましたが、高校生たちにとってネットの情報は基本的に広告の可能性があり、作られた情報かもしれないから信用することができない、というスタンスなのです。

では何を信用しているかというと口コミです。友だちや自分が直接知っている人の言うことは信用できるということなんですね。特徴的なのが直接知っている人というのはリアルな知り合いでなくても良いということです。SNS上の知り合いであっても直接知っている人であり、信用できる人になるわけです。SNSでお互いにフォローしているフォロワーさんの情報は、高校生にとってリアルな友だちと同じくらい信用できるということですね。


コミュニティーマーケティングでブランドの応援団を作る


Sharewayではここに注目して、広告的に情報を発信しても高校生は信用してくれないのだから、リアルなユーザー同士のコミュニケーションの中にいかにしてブランドやサービスを落とし込んでいくのか、ということを大事にしています。結局「最近行った飲食店がおいしくて雰囲気も最高だから今度一緒に行こうよ」と信頼できる人の経験談からの誘いが一番人を動かしますよね。こういう口コミを誘発する仕組みとしてコミュニティーマーケティングを活用しています。

コミュニティーマーケティングのコミュニティというのは、ただ何となく人が集まったものではなく、ひとつのものに対して共通の興味を持っている人たちの集合体です。特定のサービスやブランド、店舗、人のファン同士をつなげたサークルと考えていただければ理解しやすいかと思います。

基本的には熱量の高いユーザーグループですから、ユーザー同士をつなげるとさらに熱量が高まります。アイドルやスポーツには応援団がありますよね。一人で応援するよりも応援団の中にいる方が熱狂的になりやすい。熱狂的になるとみんなでブランドをもっと応援しようという動きが生まれます。つまり当事者意識の高い人たちが無償でブランドの普及に協力してくれるようになり、その活動自体を楽しんでいるということです。


ユーザーと企業を結ぶメリット


ユーザーと企業を結ぶには二つのパターンがあります。

一つ目は、ファンコミュニティとその興味となっているブランドや商品をつなぐパターン。前述の「アイドルとファンクラブ」「スポーツチームとファンクラブ」のような関係ですね。これまでに「カラオケが大好きな高校生」と「カラオケ店」をつなぐことで“新しいカラオケルーム”を生み出したり、「飲料のファン」と「飲料ブランド」をつないで“アンバサダープロジェクト“を運営するなどしてきました。

二つ目は同じものに興味を持っているコミュニティと、直接の興味対象ではない企業をつなぎます。例えば「写真とSNSが好きな高校生コミュニティ」と「商業施設」をつなげることで、“インスタ映えするイルミネーションを企画する”、あるいは「スポーツチーム」とつなげることで“インスタに投稿したくなるような応援グッズの企画をする”といった、新しいニーズを生み出していくイメージです。

このようにユーザーと企業をつなげていくことによって、いろいろなメリットが生まれます。例えばユーザーの使用体験。ブランドに対してポジティブな感情を持っているユーザーが、商品やサービスをどのように使っているのか、食べているのか、楽しんでいるのかというリアルな声を集めることができます。さらに新しいアイデアや不満に思っている点も直接ヒアリングできるため、商品開発に活かすこともできます。これはそのまま商品開発に活かすというよりも、意見の中に埋もれている本当のニーズを引き出すことが重要です。

つまり一般ユーザーであった高校生同士をつないでコミュニティを作ることで、企業にとってはユーザー主体の商品企画部や広報部ができるイメージです。さらにそのコミュニティが「私たちと一緒に活動しよう」と新しいファンをどんどん巻き込み大きくなれば、比例してその効果も大きなものとなります。

Sharewayはこのコミュニティ作りを得意としています。高校生に限らず何かやりたい、興味があるという人たちをグループ化し、そのグループとクライアントである企業をつなげることによって、商品の精度を高め、今後の展開を一緒に作り、運営していくというマーケティングとプロモーションをやらせていただいています。


Sharewayにとってコミュニティーマーケティングは将来的にもいろいろな展開ができる分野だと信じています。そこで次回はSharewayの今後の展望についてお話をしたいと思います。