《キャリア相談》事例からわかるキャリアアップや転職成功のヒント

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「どうしよう・・・。転職した方がいいの?キャリアアップした方がいいの?このままでいいの?」

このように不安を感じる方は、誰に相談していいのかも分からないのではないでしょうか。


そういう時にはキャリアコンサルタントに相談するのが手っ取り早いです。



キャリアコンサルタントへ相談して気持ちが晴れた相談事例を2つ、ご紹介します。

目次

相談ケース1》
反面教師から見つけたキャリアアップ

【ステップ1】
どうしてそう思ったのか、原因を掘り下げる


「入る会社を間違えました。転職したいです。」


相談者はキャリコンサルタントにこう言いました。


相談者A(26歳女性)さんは、新卒でメーカーに入社して4年、経理業務を担当しています。

Aさんは、転職をしたいと考えているようですが、どうして「入る会社を間違えた」と思ったのでしょうか?


「入る会社を間違えたというか、最近どうしてこの会社にいるんだろう、と考えることが多くなって…。それって自分が今の会社に合わないんだろう、と思うんです。だから自分に合う会社に転職したいと思って…。」


まだ「入る会社を間違えた」理由や気持ちが語られていないようです。

Aさんからも、「どうしてこの会社にいるんだろう」という新しい言葉が出てきました。

さらには、「自分が今の会社に合わない」と感じた理由も気になるところです。


Aさんの一つの言葉から「どうしてそう思ったのか」を丁寧に聴かせてもらいながら、その原因となるAさんの原体験までさかのぼっていきます。

【ステップ2】
周辺を見るようにしていくと出会う「気づき」

Aさんから、さまざまな原体験が語られました。

それらの中から、今後のご自身のライフスタイルに対応した柔軟な働き方ができるのか、果たして自分にとって本当に経理の道を突き進むことが正解なのか、もっと他の道の選択肢があるのではないか、といった「不安」や「焦り」を感じていることが窺えました。


会社の中ではロールモデルとなる社員もおらず、上司は役員を兼務している50代の経理部長。


Aさんにとっては50代の男性はあまりに遠い存在で、相談することもできないとのことです。

語っていく中で、Aさんがふと、


「あ、私、あの部長みたいになりたくないんだ!」


突然言い出しました。


その部長は特別にネガティブな要素があるわけではないのですが、Aさんとしては思い描いている「経理部長」の姿ではなかったようです。

【ステップ3】
自分の未来を覗いてみる

そうしたとたんに、Aさんからは、

「こんな理想の上司を思い描いていた」

「今の上司が悪いわけではないのだけれど、細かい部分で違うな、違うな、ということばかり考えていた」


と、無意識に今の上司を否定ばかりしていた言葉が溢れるように出てきました。


その後、


「部長ばかり否定していてもしかたがないですね」

「自分がなってみたいなという上司像が見えた気がします」



と、スッキリしたような表情に変わっています。


そして、Aさんの本日の最後の質問。


「その上司像ってどうやったらなれますか?」


最初の相談テーマから、気が付けば次のテーマに移っているようですね。


Aさんは、自身のキャリアアップというキャリアストーリーを構築する未来を見始めています。

相談ケース2
未経験でも転職できるか不安なBさんの転職相談

【ステップ1】
固定観念を柔らかくすることから始める

「未経験だから転職できないんです。どうしたらいいですか」


人生絶望的な顔で相談にきたBさんは25歳男性。

この発言の場合、いろいろな方向からお聞きしたいことが出てきますね。

・未経験だと転職できないその理由は?
・転職したいそもそもの理由は?
・「どうしたらいいですか」は、ならば「どうしたいですか?」

まずはこのあたりから聴いていきましょう。


「どうして未経験だと転職できないと考えますか?」


Bさんが考えるには、


・自分には職務経験があるため、新卒採用ではなく中途採用求人が対象になること

・中途採用の求人内容は「経験者」しか採用されないこと

・「未経験者歓迎」と書いてあってもそれは嘘で、結局は経験者しか採用されないこと



かなり自信をもって答えてくれたこれらのことに対して、キャリアコンサルタントは否定をしません。


それが事実である会社も実在することは否定できない、ということもまた伝えます。

しかし、否定はしない代わりに、少し違う方向から考えてもらうように伝えます。


「その情報はどこから得たものか?」

「あなたはどのような情報を信頼するのか?」



Bさんは、少し自分の考えが早まったかな、という顔付きに変わりました。

【ステップ2】
一緒に作戦を練る

Bさんが未経験でも入りたい業界、職種をヒアリングし、そのきっかけや理由も具体的に聴かせてもらいました。

聴けば聴くほど、Bさんの想いに納得させられるものばかり。

「あ~、なるほどお」と、うなずいてしまうものです。


そのようにお話をするBさんの顔は、最初に相談したいと尋ねてきたときの絶望的な顔とはまるで別人の顔です。


ここでBさんに話を投げかけます。


本当に未経験者歓迎としている会社であれば、経験者と戦うことは土俵がそもそも違うこと。


そこはBさんの戦う土俵ではないこと。


「未経験者歓迎」という土俵で戦うことを考えること。


「もし、Bさんが「未経験者」を面接する採用担当者だった場合、未経験者の何を重視しますか?」


この質問に対してBさんは、かなり長い時間黙って考えていました。


「すみません、考えても分からなかったです。学歴とかこれまでの職歴の成功体験とか・・・?」


成功体験が、応募した企業で活かせるならば、それは目いっぱいアピールして良いでしょう。


ただ、それ以外にも大切なことが一つあります。


未経験者だからこそ勝負できることです。


それは、「気持ち」です。
やりたい!という想いをもった強い気持ちです。



ここへきて根性論かよ!と思わないでください。
とても重要なポイントなんです。



「経験者」という武器が無ければ、戦略も戦術も立てられません。

でも、持っている武器で戦わなければなりませんよね。

未経験者のBさんが持っているものは何か。

未経験でもその会社に入りたいという「気持ち」です。


最初に語ってくれた想いがまさにそれです。

自分のことばで、自分の体験で、自分しか持っていないその武器でぶつかっていくことが、「作戦」です。

いろいろな凝り固まった考えから解放されたBさんは、少し得意げな顔になって転職活動を再開しました。


結果は・・・


一社受験で内定が出るほど世間は甘くはありませんが、あきらめずにチャレンジし続けた結果、1社内定獲得できました!

キャリアコンサルタントに相談すると得られるメリット

これら2つのケースからもお判りいただけた通り、キャリアコンサルタントに相談すると3つのメリットが得られます。

ただし、1回の相談でそのメリットすべてが得られるわけではないことはご承知くださいね。

曇り空のような迷いがクリアになる
異なる視点から新しい発見が得られる
前を進む勇気が持てる

キャリアコンサルタントは必ず相談者さんの気持ちを一番に考えています。


あたなの一歩となる背中を押せますように。

今すでに、キャリアや将来について悩みがある人は、ぜひ一度キャリアコンサルタントに相談してみてください。

何か大なり小なり、ヒントや解決口が見つかるかもしれませんよ!

▼キャリアや転職についてのご相談を無料で受付ております。

 

 

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この記事を書いた人

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