【5分で概要がわかる】話題のGA4とはいったい何?

【5分で概要がわかる】話題のGA4とはいったい何?
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Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)非公式キャラクターのビー子です!
最近話題のGoogleアナリティクス4(GA4)について皆さんどのくらいご存じですか?

「せっかく今のGoogleアナリティクスを使えるようになったのに…また新しいこと覚えるの!?」と思った方…私も同じ気持ちです!!
新しいことを覚え直さないといけない悲しみを乗り越えて色々調べたところ、Googleアナリティクス4(GA4)には沢山のメリットがあることがわかりました!

そこで、今回はGoogleアナリティクス4(GA4)の概要や現Googleアナリティクスとの違い、Googleアナリティクス4(GA4)になった際のメリット等をまとめてみました!

 

目次

Googleアナリティクス4(GA4)とは?

まず、Googleアナリティクスのおさらいをしましょう。

Googleアナリティクスとは2005年にリリースされたGoogle社が提供する無料のアクセス解析ツールのことです。
一般的に「GA」と略されていますね。

 

皆さんが活用してきたこの画面のGoogleアナリティクスのことを「ユニバーサルアナリティクス(略してUA)」と言います。

2023年7月1日からユニバーサルアナリティクス(UA)のデータ処理が停止するため、Googleアナリティクス4(GA4)に完全移行することが発表されました。

Googleアナリティクス4(GA4)の画面を見てみるとユニバーサルアナリティクス(UA)と全く異なる画面で驚いた方も多いのではないでしょうか?
特に左側のメニューの項目が異なっていますね。

 

 

なぜGoogleアナリティクス4にアップデートするの?

今回のアップデートで計測の仕方や画面の使い方が大きく変化します。

そもそもなぜこのようなアップデートが必要だったのか…それは「計測の考え方を時代に合わせたため」と言われています。

ユニバーサルアナリティクス(UA)にはサイトが読み込まれることでカウントされる「ページビュー」という指標があります。また、Webサイトを表示してから離脱するまでの一連の流れを意味する「セッション」という指標もあります。

この「ページビュー」や「セッション」を軸とした「直帰率」や「平均閲覧ページ数」、「滞在時間」という指標が存在しています。

  • 直帰率…サイトに訪れた最初のページを見てそのままサイトから離脱した人の割合
  • 平均閲覧ページ数…閲覧されたページの平均の数
  • 滞在時間…そのページを閲覧していた時間

しかし、ここ数年でページ単位で計測する考え方自体がどうかという議論がされてきました。

例)

  • アプリはページの概念が存在しないので計測できない
  • 動画は動画の視聴時間が長くても短くても1PVとカウントされる

アプリやYouTubeなどの動画が一般的になり、ユーザーの行動が変化してきたため、より現在の状況に合った形にアップデートすることになった、ということが今回のアップデートの背景なんですね。

 

アップデートしてどんな良いことがあるの?

大きく分けて2つのメリットがあります。

1,簡単にデータを取得できるようになった

ユニバーサルアナリティクスはデータを取得する際にタグをソースに入れるという設定が必要でしたが、Googleアナリティクス4ではそのような手間が不要になりました。
管理画面の設定にあるボタンをONにするだけでデータが取得できるようになりました。

2,ユーザーの動きが細かくわかるようになった

ユニバーサルアナリティクス(UA)はページ内でユーザーがどのような動きをしていたかを測定するために、特殊な設定の追加や別のツールを使用したデータの取得をする必要がありました。

例えば、以下のような設定の手間がかかっていました。

  • ヒートマップと呼ばれるツールを使用してスクロール率のデータを取得する
  • イベントを設定してファイルダウンロード数のデータを取得する

Googleアナリティクス4(GA4)では取得したいデータのスイッチをONに切り替えるだけで簡単にデータの取得が可能となりました。

 

具体的にGA4とUAの違いは?

1,ユーザーの行動がイベントという指標として計測される

Googleアナリティクス4(GA4)では「ページビュー」や「訪問回数」もイベントの1つとして計測されます。


イベントの種類は多数あり、Googleアナリティクス4(GA4)が自動的に収集してくれるイベントと管理画面上でボタンをONにしないと収集してくれないイベントなど様々です。

Googleが自動で計測してくれるイベントには以下のようなものがあります。

  • ページビュー数 [page_view]
  • 初回訪問 [first_visit]
  • 訪問回数 [session_start]
  • スクロール [scroll]※ページの90%までスクロールした場合に計測
  • クリック数 [click]※外部リンクをクリックした場合に計測
  • サイト内検索 [view_search_result]
  • ファイルのダウンロード数 [file_download]

2,別のブラウザやデバイスで訪問したユーザーを同一人物と判断できる

今まではCookieを使ってサイトの訪問者を判別していました。

Cookieとはホームページを訪問したユーザー情報を一時的にブラウザに保存する仕組みのことです。ECサイトの閲覧履歴やカートに入れた商品が時間が経ってもカートに入ったままになっている仕組みはこのCookieを活用しているからなんですね。

とても便利なCookieですが、ブラウザやデバイスが異なると別の人物として認識されるというデメリットもあります。

初回訪問はスマホで閲覧し、離脱した後PCで再度同じサイトに訪問しても別の人物として認識されていました。

しかし、Googleアナリティクス4(GA4)は「Googleシグナル」というものを使うことでユーザーが同一人物かどうか判別できるそうです。

GoogleシグナルとはGoogle上でのユーザーの行動を元に、複数のデバイス感をまたいでユーザーを特定する機能のことです。

ただし、同一人物かどうか判別するためには同じGoogleアカウントでログインしていることが条件のため、GoogleシグナルもCookie同様、100%ユーザーを判別できるということは現時点では難しいようです。

3,ローデータをダウンロードできる

ユニバーサルアナリティクス(UA)は管理画面上で集計されたデータしか確認することしか出来ませんでしたが、Googleアナリティクス4(GA4)では「BigQuery」と無料で連携することができるため、集計される前の加工されていない生のデータ(ローデータ)をダウンロードすることができるようになりました。

ローデータをダウンロードして、自社の持っているデータベースと連結し、より深い分析ができるようになるなどのメリットがあります。

4,分析というメニューが新登場

ユニバーサルアナリティクス(UA)では集計されたデータを見て分析を考えるということが一般的でした。Googleアナリティクス4(GA4)では「探索」というメニューが追加され、データをかけ合わせや、ページ間の移動確認など、データをより深く分析できるようになりました。

まとめ

今回はユニバーサルアナリティクス(UA)とGoogleアナリティクス4(GA4)の違いやアップデートするメリットについてご紹介しました。
より詳しいユーザーの行動を簡単にデータ収集することができるため、さらに深い分析が可能になりました。
学習コストはかかりますが、2023年7月に向けて少しずつ学習を進めて行きましょう。

また、2023年7月になったらユニバーサルアナリティクス(UA)のデータが見られなくなってしまいます。
昨年と数値と比較しながら分析される方は、今年の6月までにはGoogleアナリティクス4(GA4)の設定を済ませておく必要がありますね!

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