【前編】37歳で未経験転職に成功! ロケーションコーディネーターからWeb業界へのキャリアチェンジ

Webマーケティングスクール「Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)」の卒業生が転職した企業様へインタビュー! 今回お話を伺うのは、11期生の千原さんが Wannabe Academyを卒業後に転職された、株式会社インサイト様です。
▶︎株式会社インサイト様ホームページ:https://www.insight-co.jp/
インサイト様は、インターネット広告代理店として、オンライン広告支援だけではなく、あらゆる広告プロモーションに関するご相談に対応するため、新規事業にも積極的に取り組まれている企業様です。
そして今回未経験転職に成功した千原さんは、北海道で信用金庫の担当者として社会人生活をスタート。その後、ロケーションコーディネーターにキャリアチェンジし、「成長業界で自分の強みを発揮したい」と、36歳でWebマーケティングスキルを学びWeb業界へ転職することを決意。その行動力やバイタリティを高く評価され、インサイト様の新規事業チームに採用されました。
前編では、執行役員である藤本さんから、今回千原さんを採用した背景について。
後編では、卒業生の千原さんから、今回の転職成功までの経緯について、お聞きしました!
(取材日:2022年12月)
メンバーのご紹介
株式会社インサイト 執行役員・人事責任者 藤本さん
インサイトのメンバーからスカウトを受け、2009年、株式会社インサイト入社。前職の広告代理店営業の経験を活かし、広告事業部の責任者、アフィリエイト事業部の責任者を経て、2022年9月より人事マーケティング部門の責任者に。
Wannabe Academy11期生(2021年4月入学) 千原さん(37歳)
新卒から8年間、北海道の金融機関で渉外係の営業を担当。その後、都内のテレビCM制作会社でのフリー制作や、ロケーションコーディネーターとして勤務したのち、仲間とともに会社の立ち上げにも携わる。2022年10月、株式会社インサイトに入社。
中途採用において求める人材は?
――初めに、インサイト様がWeb系人材を求めている背景を教えてください。
藤本さん:株式会社インサイトは、マーケティングに強みを持つ支援会社です。オンライン施策を中心に、オフライン施策やクリエイティブにも対応したマーケティングをベースに売上を立て、生み出した利益でNFTマーケティングやブロックチェーン、CVC事業といった新しい事業展開に取り組んでいます。事業規模を積極的に拡大している段階のため、共に目標に向かっていける人材を求めていました。
――会社の成長をさらに促すための人員募集ですね。
藤本さん:はい。クライアント企業の売上に貢献できるよう、しっかり数字を上げていける人材を求めています。会社として、売上を上げていくための仕組みづくりも構築してきましたが、やはり社員一人ひとりの熱い想いやベンチャースピリットがなくては結果は出せません。「自ら動く」「数字にもこだわってチャレンジを続ける」といった姿勢は非常に重視していますね。
――そうした空気感は、どうやって育んでいるのでしょうか。
藤本さん:インサイトはもともと少数精鋭でスタートした会社です。私が参画した2009年の時点でもメンバーが10人もいない会社だったので、ベンチャースピリットはずっとインサイトの強みの源泉になっていますね。全社的なイベントなどは頻繁にはないですが、各事業部のトップが中心になって、あの手この手でメンバーのモチベーションを上げてくれています。経営陣から働きかけなくても、「自分の力で売上を作っていこう」という気概のあるメンバーが集まっているおかげで、お互いいい影響を与え合っていると言えます。
千原さんを採用した理由は「発信力」と「行動力」
――今回、Wannabe Academy卒業生の千原さんを採用いただいた理由を教えてください。
藤本さん:私たちが求める人物像にぴったり合っていたからです。インサイトでは、バイタリティや行動力があって、社内外を問わず自ら積極的にコミュニケーションが取れる人を求めています。社内で結果を出せているのは、そういうタイプのメンバーだからです。もちろん、仕事をする上では正確性や緻密さも大事ですし、大前提として必要なことではありますが、私たちはとにかく「自ら発信できる力」や「行動力」を重視しています。
――千原さんには、そうした力を感じたのですね。
藤本さん:はい。インサイトの採用面接は、私が一次面接を行っているのですが、千原さんとの会話の中で、自分で考えて行動できる人だということがよく伝わってきました。社内の温度感を理解した上で、周りのメンバーを巻き込みながら仕事を進められるタイプだと感じたので、社員として加わっていただきました。
ーー入社間もない千原さんですが、面接の際に抱いた印象と実際働いている様子とで、何かギャップはありますか。
藤本さん:仕事に前のめりな姿勢は期待どおりです。今、担当してもらっているのは、インサイトグループの新規事業に関わる業務です。新しい領域へのチャレンジということで未知数な部分が多いのですが、物怖じせずに必要な情報やデータを積極的に取りに行ってくれています。業界未経験にもかかわらず、ゴールに向かってしっかり動けている点は素晴らしいですね。まだ経験が足りない部分もあるとは思いますが、気持ちさえあれば、これから十分に補っていけると期待しています。
――千原さんは現在37歳で未経験からの転職者でしたが、年齢や経験の有無は、インサイト様の採用にどの程度影響しますか。
藤本さん:年齢だけで採用結果を判断することはないですね。私たちにとって大事なのは、共に同じ方向を向いて目標に向かっていける人かどうか、バイタリティを持って活躍してもらえるかどうかという部分です。その方自身の強みや資質を重視しているので、年齢は二の次、三の次です。ベクトルが合う方であれば、年齢は気にせず、経験の有無も問わず、採用しています。
Web広告代理店で働きたい未経験者の方へ
ーーWeb業界に転職したいと思っている未経験者の方に、どんな準備をすればいいかなど、ぜひアドバイスをお願いします。
藤本さん:何か気になることや興味をひかれることがあるのなら、とにかく一度、行動に移してみてほしいです。自分の気持ちをしっかり認識して、どんなスタートを切るべきか考えて、実際に行動する。そして、もしその結果が良くなかったとしても、なぜ上手くいかなかったのか考えさらに行動し続ける。そんなスタンスで道を切り開いていただきたいです。
――Wannabe Academyで学び、Wannabe Career(ワナビーキャリア)で転職しようという方々にもメッセージをお願いします。
藤本さん:「Web業界で働きたい」「そのためにWebマーケティングスクールに通おう」と、自己投資できること自体が、ひとつの結果だと思います。「スクールでこんなことを学んだ」「その学びを活かしてこんなことも実践してみた」とプラスアルファの経験を語ることができればさらなる自己PRになりますが、「学ぼう」と考えて一歩踏み出せるだけでも十分魅力的で、「話を聞いてみたい」と感じます。
――応募書類に「Wannabe Academyに通った」とあるだけでも、十分アピールポイントになるということでしょうか。
藤本さん:はい。インサイトでは、書類選考で少しでも気になった方は、基本的に一次面接で私が直接お話を聞くようにしています。未経験の方でも、本気で転職したいなら応募書類を通じてその気持ちが伝わってきます。
Wannabe Careerから紹介いただく人たちはその気持ちが強い方が多いので、「応募書類を精査するより、直接話を聞こう!」と面接に進んでいただくことが多いです。「有意義な対話ができた」と思える求職者の方に出会える確率は、大手転職媒体の2~3倍ほどはありますね。会社が成長段階にある今、たくさんのやる気ある方々に来ていただきたいです。
――ありがとうございます。Wannabe Careerから紹介された人材なら信用できるというご感想は、Webマーケティングスクールとしては、非常にうれしいです。
続いて後編では、卒業生の千原さんにお話を伺いたいと思います。