未経験派遣社員から5職種で内定! 

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2022年5月、未経験からWebメディアコンサルタントとして転職を果たした、Wannabe Academy17期生のS.Aさんにインタビュー!

「スキルの幅を広げたい」との思いから、正社員、フリーター、派遣社員、スキル磨きの専念期と、居場所を柔軟に変えてきたS.Aさん。
まったくの未経験からWebマーケティングを学んだ理由、Wannabe Academyでの学びで得たもの、未経験での転職活動の進め方、これからのキャリアなどについてうかがいました。

S.Aさん(29歳) Wannabe Academy17期生


▼プロフィール
新卒でメーカーの管理部門に正社員として入社。「スキルの幅を広げたい」と同社を退職後、フリーターなどを経て派遣社員として地方公共団体向けのヘルプデスク担当に。2021年10月、正社員転職を見据えたスキル構築のためWannabe Academyに入学。卒業後の実務研修と並行しての転職活動では、Webマーケター、SNS運用職、SEOコンサルタントなど複数職種で内定を得る。2022年5月より外資系Webマーケティング会社に入社し、メディアコンサルタントとしての独り立ちに向け、同期や新卒メンバーとともに研修チームで実践スキルを磨く日々。

目次

未経験からの転職で、5職種に内定!

――まったくのWeb業界未経験から複数の職種で内定をもらい、現在は外資系Webマーケティング会社でメディアコンサルタントとして独り立ちをすべく、スキルを磨いているS.Aさん。どんな職種で内定を手にしたのですか。

Wannabe Academyの卒業後、実務研修が始まった2022年1月頃から転職活動を始めて、最終的にはSNS運用職、Web広告アナリスト、Webディレクター、SEOコンサルタントなど様々な職種で内定をいただきました。内定先はそれぞれ異なる分野に強みを持つ企業ばかりで、待遇面でもいい意味でかなりの幅がありましたね。それだけに、やりたい仕事と収入のバランスをどう考えるべきか、どこに入社すべきか、最後の最後まですごく悩みました。ひとりでは選びきれなかったので、友人やWannabe Academyのキャリア部門の方にもたくさん相談しました。

――Wannabe Academyで学んでいた頃は離職中だったそうですが、キャリアにブランクがあったにも関わらず、それだけ幅広い職種で内定を手にできたのはなぜでしょうか。

「やりたいことは何か」をしっかりアピールできたからだと思います。 正直最初は転職の進め方すらわからなくて、「応募するときって、数社並行して進めてもいいんですか?」など基礎の基礎からWannabeキャリアの方に相談するほどでした。当初は選考が全然うまくいかなかったのもあって、結局、応募数は200社くらいに(笑)。でも途中でWannabeキャリアの方から「もっと取り組んできたことややりたいことを具体的にアピールするといいよ」とアドバイスをもらって以降は、順調に進むようになりました。

――どのようなアピールをしたのですか。

業界未経験なので仕事上の実績はゼロでしたが、ポートフォリオとしてWannabe Academyの卒業課題で取り組んだ「広告運用」と「メディア改善」の2種類のレポートと、その時期に参加していた実務研修での取り組みを提出していました。するとどの企業の方も中身をしっかり見てくださって、「どんな事に気をつけて取り組んだの?」など、面接の場でもよく聞かれましたね。「どこに課題があるか」「どう改善できそうか」「成果を出すために何ができるか」など、分析結果を元に忠実に取り組んできた事や、身につけたスキルを使ってとにかく結果を出す事を意識しているとお伝えしました。

S.Aさんの卒業課題

▲獲得系施策の卒業課題。今の仕事につながっている部分も多く、この資料を見て初心を思い出すこともあるそう。

以前のキャリアとWebマーケティングスキルがつながった

――Webマーケティングにはもともと興味があったのですか。

特別な興味はなかったです。ただ転職に際して自分のキャリアを振り返ったとき、最も活かせそうだと感じたのがWebマーケティングスキルでした。

もともと新卒入社したメーカーを辞めた理由が「キャリアの幅を広げたい」「もっとスキルを磨きたい」だったので、退職後は自分のキャリアをどうするか、色々な側面から考えました。ヘルプデスクの派遣社員になったのも、新卒時とは異なる規模感の会社で自分の適性を試すためでしたね。そして正社員転職を見据え、強みになるスキルを身につけようとあれこれ調べていたときに見つけたのがWebマーケティングだったのです。

――どんな点に惹かれたのでしょうか。

オンラインで学べて正社員転職に活かせるスキルであった点と、メーカー管理部での経験とつながる部分が多いと感じた点です。

当時の新卒採用の仕事ではWeb経由での集客に携わりましたし、自社ホームページをリニューアルする際はWebディレクターの方にもお手伝いいただきました。会社の業務改善の仕事では、外部のコンサルタントの方にも入っていただいて、やりがいがあって楽しそうな仕事だなと感じていました。 Webマーケティングを学べば、コンサルタントとしてアドバイスする仕事もできるし、ディレクターとして手を動かす仕事もできる。当時は知識がなくてできなかった事にも取り組めそうだと感じて、チャレンジを決めました。 ――Webマーケティングスキルを身につけるにあたって、なぜWannabe Academyで学ぼうと思ったのですか。

学べる範囲が広い事、雰囲気が自分に合っていた事、受講料が良心的だった事の3つが決め手になりました。 SEO特化やWeb広告運用特化などのスクールもある中で、Wannabe Academyは一分野に特化しない点が魅力でした。月1回ほど実施される特別授業にも参加できるので、値段の割に学べる幅も量も多そうだと感じましたね。 申し込み前に個別相談や卒業課題発表会に参加した時も、強引に入学を勧められるわけでもなく、純粋に「先輩たちはこれだけ成長しましたよ」という実績をしっかり見せていただきました。私は「卒業したら絶対に正社員として転職する!」と心に決めていたので、実務研修に携われる点もよかったです。

――授業期間中、大変だったことはありましたか。

Webマーケティングは「正解」がないので、やろうとすればどこまででもやれる点が大変でしたね。授業後の課題も、「ここまでできたら100点満点」という基準がないぶん、「もっと分析できるかも」「こんな視点もあるかも」と、永遠に取り組めてしまう大変さはありますね。ペルソナ作りやバナー作成の課題では、気づけば数時間経っていることもありました。そんな試行錯誤も楽しいんですが(笑)。 

――何か工夫したことはありますか。

かなりの頻度で自習室サービス(現:補講室)を利用しました。日曜日の日中にオンライン授業があるので平日に課題に取り組んで、金曜日の自習室サービスで疑問や質問、提出課題の内容についての意見など、何でも聞いていましたね。自習室担当の先生には、自分のクラスの先生と同じくらい感謝しています。

あとは、クラスのメンバーと信頼関係を作れたのもよかったです。 授業中は、意見を言ったり質問したり課題を発表したりすることもあるので、クラスの雰囲気がいいだけで、発言するハードルはぐっと下がります。メンバーとは今も連絡を取り合っているので、いい繋がりもできてありがたいなと思っています。

Wannabe Academyでの学びを実務に活かす

 

▲応募書類にSNSのアカウント記入を求められるケースが多かったため、転職中にInstagramアカウントでの発信もスタート。ハッシュタグや差別化を意識したことで、毎月順調にフォロワーが伸びていったそう。

 

――卒業後は目標どおり正社員転職に成功されたわけですが、複数の内定先から今の会社を選んだ決め手は何でしたか。

職種も年収も会社の得意分野も様々だったので、本当に悩みました。「Webディレクターとコンサルタント、どちらの仕事も魅力的」「SNS運用は個人でもできるけど、Web広告運用には費用が必要だから、勤務しないと難しそう」など色々考えて、最終的にはメディアコンサルタント職の仕事を選びました。広告運用が成功して流入が増えても、LPに課題があったりコンテンツの訴求力が不足していたりすれば、売上には繋がりません。今の会社にはSEOの部署もあるので、ゆくゆくはそのメンバーとチームを組んでお客様に施策を提案する事もできそうです。

――転職から約4ヵ月ですが、Wannabe Academyで学んだことは役立っていますか。

かなり役立っています。現在は、同時期に入社したメンバーや新卒メンバーと一緒に研修チームを組み、将来的に引き継ぐ予定の案件について理解を深めているところです。その中で提案のシミュレーション研修もあったのですが、Wannabe Academyの卒業課題で使ったフォーマットをベースに資料を作ったら、かなり評価していただきました。 また「このツール、授業中に使ったものと同じだ!」というケースも多くて、すでに使い方をマスターしているぶん、別のことに時間を使えるのはありがたいですね。 チームメンバーも全社的にも、積極的に学んで絶対に成果出すぞという雰囲気が強いので、私も負けずに取り組みたいです。 ――大変なこともありますか。

Wannabe Academyで学んだことは確実に役立っていますが、仕事上ではさらに「応用する力」が必要なので、そこが大変です。 最もわかりやすいのは「スピード感」です。日々数値を見て予算を調整したり、現状をスピーディーに把握して課題点や改善策を提案できる状態にないといけないので、なかなか苦戦しています。

――素早い把握力や判断力が必要なのですね。今後どんなキャリアを積んでいきたいですか。

まずは1日も早く、お客様に直接ご提案できるメディアコンサルタントになりたいです。今の会社は研修にかなり力を入れていて、そこに到達するまでにいくつものテストを突破しなくてはいけないので、とにかくそこをクリアしたいですね。 また、Webマーケティングは絶対的な正解がないからこそ、経験を積む事が大切だと思います。テストをクリアしただけではまだまだ一人前とは言えないので、実績と経験を積み、自信を持ちたいです。

――一人前のWebメディアコンサルタントとして活躍することが第一目標ですね。

はい。そして、そこまで到達できたら、Webマーケターを育てる立場にもなりたいです。 私も今まさに研修中の身で大変な日々を過ごしていますが、最初から100%完璧にできるWebマーケターはいません。経験値を積むまでの過程が大変だからこそ、そこに対して何か貢献できる人になりたいという思いがあります。 案件を持って、予算調整を行って、数値分析をして、施策を回して…。これら全部を最初から1人でできる人はまずいません。ここをいかにサポートするかが、個人の成長にも会社の成長にも重要なカギになると思うので、いつかそのフェーズにも携わりたいです。

――ご自身の経験を踏まえた後進の育成、楽しみですね!最後に、Wannabe Academyで学ぶかどうか迷っている方へのメッセージをお願いします。

Webマーケティングは、やればやるほど知見が溜まってくる世界です。ひとつのことをとことん突き詰める楽しさが味わえると思いますので、少しでも興味を持った方は、ぜひチャレンジしてみてください。応援しています!


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この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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