
はじめに
2020年6月に第一子の娘が生まれ早3ヶ月。未だに海外駐在中の主人とは会うことができていない筆者ファミリー。筆者と生まれた娘は、実家にて居候生活を送っています。
里帰り先のお世話になったクリニックは、立会いや面会もNG。初めて迎える出産に、孤独と不安ばかりが募りました。「仕方ないこと」と何度も自分に言い聞かせ、安全に出産を迎えられることだけを願いました。
が!!!終わってみるとなんという達成感と湧き出てくる自信!!人生で一番幸せな瞬間ってこのこと!?最高に幸せなお産を経験することができました!
コロナ蔓延の真っ只中に出産を経験した筆者の実体験や、出産や入院生活の様子、あったらうれしい準備品をご紹介します!
これから出産を迎えるみなさんが、少しでも安心してお産を迎えられますように!!
①飲み物は多めに用意しましょう!
2日続いた陣痛と、7時間半かかった分娩。フルマラソンよりも、サウナや岩盤浴よりもとにかく汗をかきました。
ミネラルウォーターと麦茶を1本ずつ持参するも、前半戦で飲み物が底を突きました。長時間、全身に力を込め、息を吐き続ける・・・とにかく喉が乾きます!(そんな様子を見て、途中看護師さんがお水を持ってきてくれました。キンキンに冷えたビールよりも何よりも美味しく、身体中に染み渡りました。)
立会や面会NGの方は、飲み物は数本多めに用意しておくのをおすすめします!(陣痛中は、近くにある自動販売機まで歩くなんて余裕はありませんでした!!)
②スマートフォンの充電は100%に!
立会ができない場合、ビデオ通話でのリモート立会が許可されている場合があります。筆者の場合も、スマートフォンの画面越しに、主人が立ち会ってくれました。予想以上に長く続く陣痛と分娩でしたので、事前にしっかりと充電しておいて正解でした!
また、途中で急に電波の調子が悪くなり、もう一台持参していたタブレットで急遽録画をすることに!自分の出産シーンなんて見たくないと思っていた筆者でしたが、画面越しの主人に声をかけてもらいながら、たまたま自身の記録も残すことができ大満足!何度見ても、命がけで臨む自身の姿に目頭が熱くなります!!
(ここだけの話ですが、立会NGのおかげで、プロである助産師さんや看護師さんに身を委ね、落ち着いて出産することができました。腰を押す位置やタイミング、水分補給に汗を拭うタイミングなど、全てが完璧!!気持ちがまっすぐ赤ちゃんに向きました。)
余談ですが、入院中便利だったのが、100均で購入した『電池不要のスマホ スタンド&スピーカー』。
赤ちゃんのお顔を見せながら、主人や家族とゆっくりとビデオ通話を楽しむことができました。
また、個室だった筆者は、気分転換に音楽を聴くこともしばしば。電池不要・ただ置くだけで手軽に使用することができます!「ちょっといい音」でリラックスタイムの必需品となりました。

③着替えは多めに持参しましょう!
赤ちゃんのミルクの吐き戻しや悪露などで、自身の衣服が汚れてしまうこともしばしば。荷物が多くなりますが、快適に過ごすために、余裕のある方は着替えを多めに準備するのがベター!
筆者は大きめのスーツケースとサブのボストンバックに荷物を用意しました。(洗濯サービスがある場合はそちらを利用するのも良いですね!)
④授乳時の救世主!!乳頭保護クリーム!
「とにかく授乳が痛くて辛かった!!」そう友人に言われ、なんとなく入院バッグに忍ばせておいたのがこちらの、乳頭保護クリーム!友人の言う通り、慣れない授乳で、1日目にして乳首が傷つき激痛!! 筆者が使用していたのはこちらのピュアレーン100という商品。
天然成分100%、添加剤や保存剤を含まないので、赤ちゃんの保湿にも安心して使用することができます。
また、拭き取りも不要で、そのまま授乳することができます。香りもほぼないので、赤ちゃんが嫌がることもなし!塗ると痛みがやわらぎ、授乳時のストレスがかなり軽減しました!!

入院中、欲しくなっても、家族に買い物を頼むことができないので、あらかじめ入院時の持ち物に加えることをおすすめします!!
⑤生まれた我が子と2人だけで過ごす、かけがえのない大切な時間!
出産は全治3ヶ月の怪我と同等のダメージとよく言われます。
お見舞いも嬉しいところですが、しばらくはのんびりと過ごしたいもの。そして知らなかったのが、入院中って意外とやることが多い!!赤ちゃんのお世話に加え、検診や沐浴実習、お世話の仕方や退院後の指導など。
何もせずに体を休め、我が子の顔をずっと見ていられる時間をとることは、退院後はなかなか難しくなります。真正面から1対1、2人だけで向き合える時間を、ぜひ満喫してくださいね!
さいごに
コロナ収束の兆しが見えない日々。不安が重なる中、思い描くようなマタニティライフや出産ができない方も多いかと思います。
しかし、赤ちゃんがお腹にいるのは今この瞬間だけ。それをしっかりと噛みしめて、いかに不安な気持ちを希望に変えるか。
出産は1人ではありません。生まれてくる我が子と共に、最高の瞬間を迎えてくださいね!!