異業種・未経験からWebマーケティングコンサルタントに!専門商社営業職からの転身

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2022年7月、業界未経験でWebマーケティングコンサルタントとして転職された、11期生の大野柊一さんにインタビュー!
食品系専門商社の営業職からWeb業界へとキャリアチェンジした理由、Wannabe Academyでの学びで得たもの、未経験での転職活動の進め方、これからのキャリアなどについてうかがいました。

 

 

▼プロフィール
新卒で食品系専門商社に入社。営業職として働く中でマーケティングに興味を持ったのをきっかけに、Webマーケティングを学ぶ事を決意。2021年4月、Wannabe Academyに入学。卒業後、未経験でWeb業界に転職。2022年7月よりWeb業界2社目となる現在の会社に入社し、マーケティングコンサルタントとして広告運用やクライアントへの改善提案、新規施策の企画などで活躍中。

目次

食品系専門商社の営業職からWebマーケターをめざす

――Web業界未経験での転職から約1ヵ月、すでにWebマーケティングコンサルタントとしていろいろな仕事にチャレンジ中の大野さん。Webマーケターをめざした理由について教えてください。

食品系専門商社の営業職として働く中で、まずはマーケティングに興味を持ったのがきっかけです。

海外サプライヤーに加工食品用の原料の仕入れ交渉をして国内の食品メーカーに販売する仕事をしていたのですが、最終的にクライアント企業の商品が売れなければ、いくら自分ががんばったところで原料は売れません。どうしたら商品が売れるのかと考えたときに「マーケティングがうまくいけば、よい商品は評価されて売れるはず」と思いました。

そして、これからの世の中にWebは欠かせないだろうという事や、将来的に場所を選ばない働き方がしたいと考えていた事から、Webマーケターをめざそうと考えました。

――営業職の仕事とWebマーケターの仕事はかなり質が違うようにも思いますが、いつ頃からそう考えるようになったのですか。

26歳頃ですね。専門商社の仕事でアメリカやシンガポールに行った先で出会った人たちの影響で「このまま今の会社に勤め続けていいのだろうか」という疑問が生まれました。また、いつか自分の会社を持ちたいという漠然とした思いも持っていたので、Webマーケティングを学べば将来的に独立もできそうだとも考え、勉強を決意しました。
会社の看板がなくても「自分にはこれができる」というスキルを身につけたかったのです。

――色々なWebマーケティングスクールがある中で、なぜWannabe Academyを選んだのでしょうか。

受講前のオンライン個別面談の雰囲気が一番合っていたのがWannabe Academyだったからです。大手含め、他のWebマーケティングスクールの面談も受けましたが、Wannabe Academyが一番自分に合っていると感じましたね。

未経験からの転職を考えていたため、なるべく実務に近いカリキュラムがいいと思っていたのですが、他校に比べて費用が安価なわりに実務寄りの内容が学べるし、口コミも悪くないし、面談を担当してくれた方の雰囲気もいい。「このカリキュラムならお金を払う価値があるし、サポート体制の面でも安心して学べそうだ」と思ったので、Wannabe Academyを選びました。

――実際に受講してみて、いかがでしたか。

サポート体制もカリキュラムも期待通りでした。

申し込み前の個別面談を担当してくれた板橋さんのオンラインクラスで学んだのですが、授業中にわからないところがあれば、授業終わりの時間に質問をしてその場で回答してもらっていました。すぐにレスポンスいただけるのはありがたかったですね。
また、授業の中で実際に広告出稿をしたり、Webマーケティング実務で使ういろいろなツールに触れたりできたのもいい経験になりました。

毎週の授業後に出される課題も、良かった点やあと一歩だった点についてわかりやすくフィードバックいただけたので、弱点把握がしやすかったです。

――経験値ゼロ、かつ働きながらの受講で、大変だった事はありませんでしたか。

特に感じませんでしたね。
人によっては毎週の課題がきついとか、仕事との兼ね合いで時間がとれないとか、大変だったという方もいたかもしれませんが、3ヵ月間全12回の受講期間限定の事なので、自分なりに1週間のリズムを作って取り組みました

授業が水曜日の夜21時からだったので、「土曜日の午前中は課題を仕上げる時間」と決め、時間がかかりそうな課題が出された週でも、日曜日中には仕上げていました。毎回すごくいい評価をもらっていたわけではないですが、しっかり取り組めたと思います。

――Wannabe Academyには「補講受け放題」などのサービスもありますが、課題に取り組む中で、わからないところなどはどうしていましたか。

基本的に疑問点は授業中や授業終わりに解決していたので、補講は受けませんでした。ちなみに振替え授業についても、初回授業の冒頭だけ少し参加が遅れたので念のため利用しましたが、それ以降は皆勤だったので利用していません。

授業中に質問しやすい環境があったのがとてもよかったですし、クラスのメンバーと個別に連絡を取ってお互い教え合ったり、わからない部分を聞いたりもしていました。クラスの中に同年代の人がいて、そのうち2人からそれぞれ個別に連絡をもらったのです。年齢が近いので、勉強内容だけでなく転職の話などもできて、モチベーションにつながりました。2人とは今もSNSで繋がっています。

――他の受講生と繋がりを持てるのは、スクールを利用するメリットでもありますね。個別に声をかけるのはハードルが高いという方もいると思いますが、そんな時は「自習室サービス」ゆるっと交流会などを利用いただくのもよさそうですね。

 

経験者募集枠に未経験で転職成功!

――転職活動は具体的にいつ頃から始めましたか。

卒業課題に合格したあと、2021年8月頃から少しずつ動き始め、10月から本腰を入れて活動しました。早く転職したかったのですが、専門商社で担当していた案件に問題が発生してしまい、その対応に追われて転職どころではなかったですね。Wannabe Academyの実務研修にチャレンジできる時期とも重なっていたので、結局実務研修にも参加できないまま転職しました。

――というと、授業内での取り組みや毎週の課題、卒業課題だけで未経験転職を成功させたという事ですか。

そうですね。Web業界未経験でも、授業内の取り組みがかなりのアピール材料になったと感じています。他にも、授業中に広告配信アカウントを作ったのをきっかけに、個人的にアフィリエイト広告をFacebookやGoogleで配信・運用するというチャレンジもしていて、これも評価いただけました。プライベートでFXをやっているので、そのFXアフィリエイト広告です。広告を作ってリンク先に飛ばして、CVをチェックして数字が上がってきたらラッキーという感じで、広告費は自腹ですが勉強代と思って取り組んでいましたね。

クリエイティブを変えたり、配信の時間帯を変えたり、ターゲティングを変えたりと、数値を見ながら仮説を立てて改善してみる事でCVRも変化するのが実感できたので、「広告運用ってこんな感じか!」というポイントをつかめたように思います。

 

▲ Wannabe Academyの授業をきっかけに、プライベートでFXアフィリエイト広告を配信。この経験も転職の際に評価されたそう。

 

――転職活動では、Wannabe Academyのカリキュラムで取り組んできた事と、プライベートでの広告運用の経験の2つをアピールしたのですね。

はい。Web広告運用の仕事がしたかったので、Web業界未経験ながら、これまで取り組んできた色々なエピソードでアピールしました。ただ実は、2022年3月に入社した最初の転職先ではインフルエンサーマーケティングの営業を任され、広告運用は一切できませんでした。内定時には「Webマーケターとして、学んできたスキルを活かせるよ」という話だったのですが、入社後に与えられた仕事は全然違ったので「転職エージェントを使って就職活動すべきだった!」と後悔しています(笑)。会社の業績が悪化していた事も入社してから知ったので、入社から数週間後には再度転職活動を始め、5月初旬に現在の会社から内定をもらい5月半ばには会社都合で退職、7月から新たな環境で念願の広告運用に携わっています。

――2回目の転職活動はどのように進めましたか。

最初の転職ではエージェントを一切使わず失敗したので、2回目はエージェントも相当利用しました。大手転職エージェントの他に、Wannabe Academyの転職エージェント『WANNABEキャリア』の面談も受け、色々アドバイスをいただきましたね。

最終的にはエージェント経由ではないところで入社を決めたのですが、「未経験からの転職は、絶対エージェントを使ったほうがいい!」と声を大にして言いたいですね。書類の添削をしてもらえたり、希望やスキルなどを先方に伝えた上で推薦してもらえたりしたおかげで、書類通過率も良かった印象です。自分に合いそうな会社もいろいろと紹介してもらえたことで選択肢も広がったので、未経験からの転職は、自分一人でやろうとせずにサポートを受けるほうがいいと強く思います。

――転職先として今の会社を選んだ理由を教えてください。

20~30名規模の会社なのですが、会社メンバーは役員をはじめとしてGoogle出身者やFacebook出身者など優秀な人がたくさん集まっていたので、その環境で働きたいと思ったのです。事業内容もWebマーケティングやWebコンサルティングなど自分のやりたい仕事とマッチしていて魅力的でしたし、働き方についてもフルリモート・フルフレックスと自由度が高く、自分の理想にぴったりでした。

実は応募の必須条件には「経験者であること」が明記されていたのですが、Wannabe Academyのカリキュラムで様々な課題に取り組んできた経験と、プライベートでFXアフィリエイト広告の運用をしていた経験があるので、「応募してみよう!」と果敢に攻めました(笑)。エージェントを通さない応募だったのでどうかなと思ったのですが、結果的にしっかり評価してもらい、Web業界未経験にもかかわららずWebマーケティングコンサルタントとして入社することができたので、「Wannabe Academyに通って本当によかった!」と心から思います。

――入社して1ヵ月ちょっとかと思いますが、仕事はいかがですか。

ようやく念願だった広告運用の仕事ができて、今はとにかく仕事が楽しくて仕方ないです(笑)。

Webマーケティングコンサルタントとして、クライアントのアカウントで広告運用をし、毎週の定例会で運用結果を共有する中で、なぜこの数値だったか、どんな理由で数値が改善したり悪くなったりしたのかなど、日々試行錯誤しています。また広告運用と並行して、数値改善に向けた新しい施策を提案し、クライアントに承認いただけたら随時実行していくといった取り組みも行っています。

FXアフィリエイト広告の運用経験から数値が改善したときのうれしさは身をもって経験済みなので、お客様の気持ちを想像しながら、クライアントの立場に寄り添ったコンサルティングを心がけています。

――経験をフルに活かしていますね。

そうですね。業界未経験とはいえ、仕事を教えてもらう中で「この入稿画面は見た事がある」「このツールは触った事がある」といった場面も多いので、「未経験の割にやるな」と思ってもらえ、新しい仕事を任せてもえる事もあります。
クライアントとのやりとりについても、専門商社の営業職時代の経験が活きていると感じます。話がスムーズに進むとお褒めいただいた事もありますし、報告用の資料もスピーディーに出せるのは、前職の経験があったからこそです。

WebマーケターやWebコンサルタントは、クライアントの要望をしっかりヒアリングした上で結果を出していく事が大事なので、人と話すのが好きだったり、コミュニケーションを取るのが得意だったりする人にも向いていると思います。営業経験者にはおすすめですね。

――大変なこともありますか。

実務となると、Wannabe Academyでは詳しく学ばなかった細かな知識も必要になるので、それを調べるのが大変ですね。今はまだ、与えられたタスクに向かう時間よりも調べものをする時間のほうが長い状況です。

先輩からは「慣れてくると大体こういうことを調べればいい、こうやって調べればいい、といったアタリがつくようになる」と言われているので、徐々に勘も磨いていきたいです。

――具体的にどのような知識が求められるのでしょうか。

Google広告出稿の細かい設定方法や、各種広告出稿フォーマットに沿った入稿方法などです。Wannabe Academyのカリキュラムでは、リスティング広告やバナー広告といったメジャーな広告については授業内で一緒に入稿から配信まで行いましたが、それ以外の広告媒体については自主学習用教材として提供されていたので、自分では取り組んでいませんでした。実務ではかなり細かなニーズに基づいて要望をいただくこともあるので、入稿したことのないフォーマットなどの場合はなかなか即戦力とはいかない部分もあります。

ただ、Webマーケターのスタートラインに立つために必要な知識はすでに身につけられているので、学んだ内容は非常に役立っていると感じます。

――Wannabe Academyでの学びをベースに、カリキュラムで学ばなかった事にもチャレンジしているのですね。

はい。実務で必要な知識の範囲・幅は想像以上に広かったので、調べる作業は大変です。でも、Webマーケティングの仕事そのものに大変さやきつさはまったく感じてなくて、とにかく今は「ナレッジが溜まってきている!」と実感しながら、やりがいを持って楽しく仕事できています。

 

目標は、30歳までにWebマーケティングで起業すること

――今後のキャリアビジョンについて教えてください。

今27歳で、今年28歳になるのですが、ひとつの目標として30歳までに自分の会社を持ちたいと考えています。今の会社は副業が許されていて働き方も自由なので、働きながらWebマーケティングのサイドビジネスができたらと思っています。

会社の仕事については、Webマーケティングコンサルタントとしての知識を深めて、お客さんの信頼を得られるマーケターをめざしたいです。「会社の名前」よりも「各コンサルタント個人のスキル」で仕事を取るというスタンスの会社なので、今後起業するにしても個人で活動するにしても、自分の名前で仕事が取れるマーケターになりたいですね。

――夢の実現が楽しみですね!最後に、今、Webマーケティングを学ぶかどうか、またWannabe Academyで学ぶかどうか迷っている方にメッセージをお願いします。

「迷っているのはやりたい証拠」です!だから、チャレンジしないで後悔するのではなく、一度飛び込んでみてほしいですね。
何事も経験に勝るものはないので、まず経験してみることが大事です。経験しないと、自分に向いているかどうかもわかりません。「迷うなら、まずはいったんスクール行ってみな!」とお伝えしたいです。

――大野さん自身も、一歩踏み出してWannabe Academyで受講を始めたからこそ、Web広告運用のおもしろさに気づいて新たなキャリアに進む事ができたのですよね。

そのとおりです。悩んだところで自分の中に答えはないので、結論は出ません。違う環境で外部刺激を得ることで新たな気づきが得られるので、ぜひ飛び込んでほしいですね。自分は結果、うまくいきましたが、もしもWebマーケティングが向かないと気づいたとしても、それはそれで無駄に悩み続ける時間がなくなるので、長期スパンで考えれば絶対に行動したほうが有意義な時間を過ごせるはずです。応援しています!

 


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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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