Googleリスティング広告【運用編】 運用してこそ分かった2つの重要な視点?

無料体験授業

本記事は「Googleリスティング広告【プランニング編】」の続編です。
前回の記事で広告配信までの準備、プランニングについて受講時の体験を交えて紹介しましたが、今回は配信からその後の考察までを一部体験を交えてご紹介します。
広告費を使って実際に配信した結果ですので、リアルが詰まっています。

プランニング(仮説)と結果は違ったのか?
配信して何か気付きがあったのか?
など、少しでも実際に配信してどのような学びがあったのかが伝われば幸いです。

目次

リスティング広告いよいよ出稿(運用)

出稿前に当然目標値を定めないといけません。
何件記事に流入して、何件購入目標で、1件の獲得コストはいくらか?などです。
※本来は出稿する媒体も目的に応じて検討が必要ですが、授業ではリスティング広告に絞っています。

そこで先ずは主な運用型広告用語をおさらいしましょう。

【運用型広告用語】
・CPC(Cost Per Click):クリック単価。1クリックの費用。
・CTR(Click Through Rate):クリック率。広告が表示された回数に対してのクリック率。
・CV(Conversion):コンバージョン。目標達成。
・CVR(Conversion Rate):コンバージョン率。クリックされた中でのコンバージョン(目標)に至った率。
・CPA(Cost Per Action ):コンバージョン単価。1件のコンバージョンの費用。

今回のCVは記事内に設置したアフィリエイト広告バナーからの商品購入です。
※種類の違う2種のバナーを設置。
※今回はCV1件を目標。
限られた予算でいかにページへ誘導して、バナーをクリック、購入させるか、非常にハードルが高いCV(目標)ですが、果たして結果は。

出稿状況確認

リスティング広告を出稿する際、キーワードの単価や日予算を設定します。
ここでは詳細までは記載しませんが、少額かつ1週間程度の検証(運用)期間と限られていますので、配信日も考えながら慎重に配信をスタート。
※広告予算は一部授業料に含まれていますが、予算を超えても実費となりますが任意で広告出稿継続は可能。

以下が結果です。

CVは残念ながら0。
また、Jリーグに特化した記事であったため、グループ①からの流入を一番見込んでいたが、あまり伸びず、ターゲットを広げたグループ③(スポーツに興味があるグループ)が非常にCTRが高い結果となりました。
と言うことは、「趣味を探している」ユーザーを誘導してCVに繋げるのが目的であれば、記事自体の再考は必須だったのでは・・・
今考えてみると、アフィリエイト商材ももう少し記事と関連させるべきだったと反省すべき点は多くありました。

そんな中でも検証をしっかりする事で次に繋がる学びがあったと考えています。
運用面の考察(学び)として、

①予算管理が出来ていなかった

これは完全に管理(想定)不足です。
あまりにもキーワードの絞り込みが出来ていなかった事が主な要因として、3日で想定予算を消化してしまいました。

②グループ別の費用対効果の検証が出来なかった

そもそもCVに繋げられなかった事で正しい費用対効果の検証は出来ませんでしたが、見出しや説明文でここまでの差が出たことは実体験からの学びとなりました。

と、結果だけを見ると失敗ではありますが、実際に運用してみないと分からない難しさなどを体感出来た事は大きな収穫で、貴重な学びとなりました。

低予算でも実際に運用してみて実感出来た事は、
・日々の管理の大切さ
・状況に応じたチューニング
・CVに対する意識
・クリエイティブ別の効果検証

などです。

今回の運用(広告出稿)とその後の検証で全ての事をしっかりと習得出来たとは言えないかもしれませんが、机上だけで学ぶよりも確実に身になった事は確かです。
実際にやってみる(運用経験)はWebマーケティングを学ぶ上では非常に大事で、逆を言えば実際にやってみないと学べない事も多くあると気付きがありました。

また、実際に運用した事で、事前に設定したタグ設定(CVタグ、アナリティクスタグなど)も全体像からある程度理解できました。
※記事内では触れませんでしたが、事前のタグ設定を細かくすることで、後の効果検証の質が大きく変わります。
配信後、あのタグ設定がこれを計測しているのかなど具体的にイメージ出来たのは、実際に手を動かしたからこそだと思います。
ここは意外と盲点ですが、非常に大事な視点です。

フィードバック

今回のリスティング広告出稿に対しても当然フィードバックがあります。

主な評価(チェック)項目
・予算を適切に使うことが出来ているか
・仮説に基づいた配信が出来ているか
・Googleアナリティクスから分析が出来ているか
・Google広告管理画面のデータから分析が出来ているか
・仮説に基づいた考察と改善案を示すことが出来ているか

講師からのフィードバック
今回サッカー関連での訴求という事でなかなか難しいところもあったと思います。
「サッカー」自体がメジャーなジャンル、ワードですので、他のコンテンツと競うのはなかなか厳しいと思います。
それこそ「サッカー」や「J1」よりも少しニッチなワードで(特にサッカー好きが調べたくなるようなワードを想像して)対応していった方が費用対効果的には良いかもしれませんね。

実際に運用して気付かされた視点も多く、次回に向けての改善点も再検討が必要と感じました。
因みに、他の受講生の運用に関するフィードバックも共有され、そこでも非常に多くの学びがあります。

以下一部抜粋

「◯◯◯初心者」メインでの訴求、CVには至らずともクリックに結びついたという事で市場のニーズについて感じられたのではないでしょうか。
どれくらいそのKWが浸透しているかなども踏まえ、需要のありそうなKWと記事の内容をマッチさせて対応していくことが得策かと思われます。」

「考察、とても良かったと思います。やはり実際に◯◯が多かった事から「◯◯◯◯◯◯」と言うKWは実際に今すぐ◯◯を検討しているようなニーズの強い層だと思われます。
まずはそういったニーズの顕在化している層から刈り取っていく事が良いと思います。
上記の内容に合わせて考察でいただいたように、それらの人の悩みや不安を払拭していくようなコンテンツやクリエイティブがあれば数値を伸ばしていけると思います。

他の方の運用やフィードバックの共有で更に学びが深まります。
ここはスクールで学ぶ大きなメリットになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
プランニングから運用、フィードバックまで実際に広告予算を使って運用したからこそ気付きが多く、学びの質も高い事がお分かり頂けたと思います。
Webマーケティングは実践が非常に重要です。実際に運用して失敗し、改善を繰り返す事でしっかりと身に付きますので、是非「実践」できる学びの環境を構築しましょう。


Webマーケティング学習は実践が大切!

Wannabe Academyでは、Webマーケターに必要なスキルをゼロから丁寧に教えていきます。業界未経験だけどWebマーケターとして転職したい!
知識ゼロからWebマーケティングを副業にしたい!
そんな方は、ぜひ一度、Wannabe Academyの個別相談会に参加してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Webマーケティングスクール「Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)」がお役立ちWebマーケ情報を発信中!

目次