コロナ渦でテレワークすることが増え、以前よりパソコン作業が増えたという方は多いのではないでしょうか。
長時間パソコンやスマートフォンを見ていると、「目が疲れてきた」「霞んできてピントが合わない」「段々視力が低下してきた」など目の不調を感じますよね。
そんな”疲れ目”を解消するための方法をご紹介していきたいと思います。
なぜパソコンやスマホを見ていると目が疲れるのか
引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/25064269
パソコンやスマートフォンを長時間見ることによって瞬きの回数が減ってしまい、目の乾きと疲れを引き起こします。
そして、近くのものを見るときは目の筋肉が収縮され緊張状態になっているため、その状態が続いてしまうと眼精疲労に繋がってしまうのです。
また、メガネやコンタクトを使用している方は度数が合っていない場合も目に負担をかけてしまいます。
長期間眼科へ行かず、気づかないうちに視力が下がってしまっているなんてことは多くあるので、定期検診は大事ですね。
もしかして”眼精疲労”??あなたの目の状態をチェック!
・1日にパソコンとスマホを10時間以上見ている
・まぶたが重いと感じてくる
・目の疲れをよく感じる
・異物感がある
・ショボショボする
・まぶたが痙攣する
など、これらが当てはまる人は早めのケアが必要です。
目の疲れをとる解消法
1.目を温める
温めることによって血管を広げ、凝った筋肉をやわらげて溜まった疲労物質を流すことができます。
水に濡らしたタオルを絞って電子レンジで約30秒ほど加熱した蒸しタオルを作ったり、市販で販売されているホットアイマスクを使用したりして、温めるととてもリラックスできますよ!
2.目のマッサージ
第一体操
親指の腹で眉頭の下を1分間円を描くようにマッサージ
第二体操
鼻の付け根をつまむように1分間マッサージ
第三体操
目の下(鼻の横)を人差し指で1分間マッサージ
第四体操
こめかみを親指で押さえて人差し指の腹で弧を描くように1分間マッサージ
このマッサージは実際に私が中高6年間毎日2セット行っていました。
そのおかげか分かりませんが、それまで著しく視力低下していましたが、マッサージをするようになってからは回復まではできなかったものの、防ぐことはできていたと思います。
3.遠くを眺める
近距離で20分ほど目を使うとピントを合わせる調節筋が疲労し始めます。
調節筋の疲労度が軽いうちは、少し休むだけですぐに疲労が回復します。
20分の作業をしたら5〜6m先を20秒間ほど見るだけで回復しますが、1時間の作業をしたら5〜10分の休憩は必要です。
なるべくこまめに休憩を挟んで目をリラックスさせてあげましょう!
4.目にいいものを摂取する
引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/4qujjbj3srs
目の疲れに効果的な栄養素は、ビタミン類を中心に、ポリフェノールなどをはじめ数多くのものがあります。
≪目の疲れに良い栄養素≫
種類 | 効果 | 食品 |
βカロチン | 網膜色素の成分の一つでもあり、目や目の粘膜の代謝を保つ。 | 小松菜、人参などの緑黄色野菜
など |
ビタミンB1 | 視神経の働きを促進する。 | 肉類、魚類、豆類など |
ビタミンB2 | 充血や目の疲れを改善する。 | 乳製品、レバー、うなぎなど |
ビタミンB12 | 細胞の増殖を助けるとともに、神経の働きを正常に保つ。 | 貝類、レバー、青魚など |
ビタミンE | 血行を良くして目の疲れを回復しやすくする。 | 大豆、かぼちゃ、アーモンドなど |
タウリン | 目の疲れを回復しやすくする | 牡蠣、あさり、しじみ、貝類など |
アントシアニン | 網膜へのダメージを防ぎ、血流を改善する。 | ブルーベリー、ぶどう、プルーンなどの果実や、紫いも、赤たまねぎ、紫キャベツ、赤シソなどの野菜類など |
これらの栄養素をバランスよく摂取していくと目の健康を保つことができるでしょう。
まとめ
目は生きていく上でとても大切な器官です。
仕事でパソコンを長い時間使用しなければならないなどやむを得ない事情もあると思いますが、こまめに目を休めてあげてなるべく負担をかけないようにしましょう!