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ソロ登山の始め方:一人で山に挑むためのスタートガイド

ソロ登山の始め方:一人で山に挑むためのスタートガイド

引用元:https://o-dan.net/ja/

「登山を始めたいけど知識がない」「経験のある知り合いがいないから始められない…」「どんな装備が必要かわからない」と登山を始めたいという思いとは裏腹に様々は不安から登山を始められずに悩んでいませんか?
そんな方に向けて、一人で登山デビューができるようになるためのスタートガイドを書きました。一般的に登山を始めるに当たって以下のような悩みがあります。
・経験や知識の不足
・忙しさや時間の制約
・自信の欠如や恐怖心
・アクセスの困難さ
本記事で紹介する方法を実践すれば、上記の悩みを全てクリアし、初心者でもソロで登山デビューできます!なぜなら、実際に私もこの方法で登山デビューの悩みを解決できたからです。また一人登山デビューのポイントに加えて、登山をワンランク上のものにする方法、登山のリラクゼーション効果についてご紹介します。

引用元:https://o-dan.net/ja/

しかし普段登山とは無縁の方にとって登山は敷居が高いものだとは思うに違いありません。
ましてやベテランでも一人登山は避けるべきと言われているのに初心者が一人登山なんて自殺行為ではと思われているのではないでしょうか?

初心者が一人登山を始めるための5つのポイント

ご安心ください。実は悩める初心者が一人で登山を始めるために気を付けるポイントは5つだけなんです。

ポイント1:ユルい工程

【目安はコースタイムの1.5倍、15時には下山できる工程を組む】
一人登山をデビューするための一番のポイントがこれです。ガイドブックや観光案内を確認して必要なコースタイムの1.5倍の時間をかけつつ、15時までに下山できるような工程を組むことが重要です。そうすれば疲れた時は休憩し、絶景に出会ったら立ち止まって眺め、木々の葉が触れ合う音に耳を傾け・・・といった具合に心が赴くままに身体が動くままに過ごしても安全な範囲内に下山することが可能です。
また必然的に近郊の観光登山で有名な山域に対象が絞られてくるはずです。ユルい工程を組むことで山域や対象のコースの難易度が必然的に抑えられます。

ポイント2:基本的なマナー

マナーは人の為ならず、巡り巡って自分に還ってくる
登山で抑えるべきマナーは大きく二つに分類されます。「他者に対すマナー」と「山に対するマナー」です。
他者に対するマナーにすれ違う時には挨拶をするというものがあります。これは挨拶をすることによってお互いに印象に残すことで遭難した際の捜索の足掛かりにする側面があります。つまり挨拶は自己防衛策の一つと言えるのです。また原則として「登りの人が優先」というマナーも抑えておきましょう、
山に対するマナーとしては「登山道を外れない」「ゴミを捨てない」と自然の中にお邪魔する身としては極々当然のものです。これらのマナーを守らないと入山に規制が入ったり、コースが閉鎖されたりと登山者自身の首を絞めることになりかねません。

ポイント3:こだわらない装備

速乾インナーとストレッチパンツ!最初は家にある装備で充分!
登山における三種の神器と呼ばれる道具があります。ザック、登山靴、レインウエアの3つです。これらは登山を快適にするための道具として最初に揃えるべきものとして知られてきました。しかし登山を本格的に始めるかどうかわからない段階で高額なこれらを買う必要はありません。晴天の日を選べば高性能で高額のレインウエアは不要です。ザックは両手が使えるリュックサックタイプなら代用可能です。登山靴も近郊の低山登山ならば履き慣れたスニーカーで十分です。他の装備は速乾性のあるインナーに肌の露出のないロングスリーブのTシャツ。ストレッチパンツにウィンドブレイカーのようなアウターがあると良いでしょう。直接肌に触れるインナーは速乾性のある化学繊維のモノを選びましょう。低山とは言えそれなりの汗はかきます。その時に綿のインナーを着ていると汗抜けが悪く、身体を冷やしてしまいます。綿のインナーは厳禁です。
もしあえて専門の道具を購入するのならば山専用のインナーを買うことをお勧めします。山専用のインナーは吸水速乾性に優れ登山をより快適なモノにしてくれます。今後登山をすることがなくても、ちょっとした運動や暑い夏の日のインナーとして活用することもできます。


ポイント4:命を守るための必携アイテム

近郊の低山登山でも万が一に備えて必ず持っていくアイテムが4つあります。それはヘッドライト、地図、行動食、水分です。

ヘッドライト
万が一下山が遅れ辺りが暗くなってもベッドライトが一つあれば安心です。実際に使用しなくても防災用品として自宅に常備することができます。

地図
コチラも必携です。地図を読むことが出来なくても周囲の人に現在地を確認するなど待っていれば得られる情報はたくさん有ります。スマートフォンのGPS機能を使用した地図アプリを使用すればより詳細に現在地を把握できます。その場合はモバイルバッテリーを必ず持って行きましょう。

行動食
登山にはシャリバテという言葉があります。シャリ…つまり食べたご飯から得られるエネルギーがつきてバテる状態を指します。登山中のダイエットは厳禁です。テンションの上がる大好きなお菓子やおにぎりなど、昼食をかねても構いませんので行動食は用意しましょう。

水分
こちらも不足すると身体への影響が生じます。足が攣りやすくなったり、脱水症状になったりと明らかな体調不良に直結するので水分は充分に用意し、小まめに補給します。

ポイント5:場所と曜日と天気と私

場所は自宅から遅くとも午前9時には登山口に行ける範囲。曜日は平日は避けましょう。他力本願になりますが休日であれば少なからず登山者はいるものです。有事の際は遠慮なく助けを求めましょう。また天気については少しでも雨の可能性があるならば避けましょう。明らかな晴れ予報であれば余程の高山でない限り雨対策も簡易的なもの(折り畳み傘や100均の雨がっぱ)で済みます。最後に少しでも体調に不安があるのならば無理して行く必要は有りません。登山口まで行ってみてやはり不安があるようならばそこまでの小旅行と割り切って登山口の周辺を散策するだけでも気分転換になるでしょう。


ワンランク上の登山体験:山頂で火を使おう

 

山頂で火が使えれば一人登山がワンランクあがります。途中で汲んだ湧水でコーヒーを淹れれば至福のひと時となるでしょう。山頂で食べる熱々のインスタントラーメンは、自然のエフェクトでそのジャンク感が消え、行列店の至高の一杯に変わります。火を使うためのバーナーと調理するための道具もやはり防災用品としてあって困るモノでは有りません。是非用意して山頂ライフをより豊かなものに変えましょう。


引用元:https://o-dan.net/ja/

登山のリラクゼーション効果

引用元:https://o-dan.net/ja/

一人で黙々と登山道を歩いていると疲労を感じつつも不思議と身も心もスッキリとして行きます。そこには山が持つ不思議なパワーなんてオカルトめいた理由ではなく科学的な根拠があるのです。
それはフィトンチッドのおかげです。フィトンチッドとは木々が発散する香りの成分で、植物に絶えず進入しようとする有害な微生物や昆虫から身を守るために植物自身が自己防衛のために作り上げてきた物質です。フィトンチッドには消臭効果や脱臭効果があり、空気を浄化する能力があります。さらにこのフィトンチッドには医学的に心身を深いリラクゼーションに導く効果があることが明らかになってきています。いわゆる森林浴は科学的に根拠のある癒しなのです。

最後に

一人で山に挑む方法と必要な準備について解説しました。経験や知識は一朝一夕に身につけられるものではありません。しかしそれらを理由に山に行かなければ一生登山に行くことは出来ないでしょう。低山登山を通じて経験や知識を積み重ねることが重要です。安全性を最優先に考えながら、適切な装備の選択や山岳安全の知識の獲得、時間の管理や自己評価などに取り組むことで、より深く登山の世界に足を踏み入れることが出来ます。一人で山に立ち向かう勇気と自信を持ち、素晴らしい冒険の旅に出かけましょう。

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