最近、私の周囲で耳にすることが多い『キャリアコンサルタント』
比較的まだ若い国家資格とのことだが、一体どんな資格なのだろうか。
引用元:zaitaku.sal.ne.jp
気になったので、ざっくりと色々調べてみました。
◇キャリアコンサルタントって、どんな資格?
学生・求職者・在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職。
<参考>2016年4月に職業能力開発促進法にキャリアコンサルタントが規定され、
国家資格となる。
<参考>この資格を所得しない者は「キャリアコンサルタント」又は、これに類似
した紛らわしい名称を用いることができない
◇受検資格要件
①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
②労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談
に関し3年以上の経験(要件有り)を有する方
③技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
この中で一番早く受験資格を取得する方法は「厚生労働大臣認定の講習を受講」となります。厚生労働大臣が認定している学校や講座で、カリキュラムに基づいた140時間以上の講習を受講し、修了すれば実務経験がない方でも受験資格取得可能です。
※国家資格キャリアコンサルタント試験はキャリアコンサルタント協議会(CC協議会)と
特定非営利法人・日本キャリア開発協会(JCDA)の2つから好きな方を選んで受験。
◇試験内容
学科(50問/マークシート/四肢択一)
実技(論述試験+面接試験)
学科の筆記試験と実技の論述試験、面接試験を受験。 面接試験では実際のキャリアコンサルティング場面を想定して行い、実務に即した試験になるようです。
◇難易度
キャリアコンサルタントの合格率は40〜60%で推移しており、40〜60%の国家資格で言うと、ファイナンシャルプランナー2級と同レベルのようです。
ただ、試験自体の難易度は年々上がっている模様。理由として一番に挙げられるのは「働き方改革に関する法律改正が頻繁に行われている」という点になり、様々な要因が絡み合って私たちの働き方は多種多様に変化しているため、その影響を受けるキャリア系職種やその他職種に関しても資格取得難易度が上がってしまうのは仕方がないかも知れません。
◇キャリアコンサルタントの活躍の場
教育機関/企業/行政機関(公的職業紹介機関)/フリーランス/各種団体、ボランティアなど
◇収入期待
どの様な場で働くかによっても異なりますが、平均年収は約450万と推定されているデータがあるようです。
今回は、気になっているキャリアコンサルタントのあれこれをざっくり調べてみました。
人生100年時代。リカレント教育という言葉も聞かれるようになり、職業選択や能力開発について相談を行うキャリアコンサルタントのような役割を担うポジションの需要が高まるのは自然かもしれません。
それにしても、、、『キャリアコンサルタント』って、なんかカッコいい響きですよね。
ますます興味が出てきたので、もっと調べてみたいと思います!