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ヘンプ・CBD製品を安全に選ぶために!購入時に気を付けるポイントを解説

ヘンプ・CBD製品を安全に選ぶために!購入時に気を付けるポイントを解説

※この記事はPRです。

心の健康維持を通してウェルネスの実現に役立つと注目の「CBD」。サプリメントや食べ物、ドリンク、ボディケアまで、幅広い分野に進出していて、ファッションブランドのBEAMSや、大手ホットヨガスタジオLAVAなど数々の有名ブランドが関連商品を展開したり、最近では伊勢丹新宿店でもCBD製品を取り扱っているほど!このように日本国内でも簡単に入手できるようになりました。
ですが簡単に手に入れられてしまうからこそ、危険性は知っておかなければなりませんよね。それに「大麻製品」と聞くと抵抗感があるのも事実です。わたしたちが日本で入手できるCBD製品に危険性はないのでしょうか?

 

|ヘンプの成分「CBD」と「THC」って一体なに?

 

そもそもCBDというのは大麻(ヘンプ)に120種類含まれていると言われるカンナビノイド成分のひとつ「Cannabidiol(カンナビジオール)」の略称です。
そして同じく大麻に含まれているカンナビノイド成分にTHC(テトラヒドロカンナビノール)というものがあります。
このTHCこそが日本の麻薬取締法で規制されている「気分の高揚」「幻覚作用」「依存性」といった精神作用を促す成分なんです!そのためTHCを含むヘンプ製品は日本国内の流通は認められていません

ちなみに麻薬取締法の対象となっている大麻は『マリファナ』と呼ばれ、逆に『ヘンプ』と呼ばれているものは危険性が認められない産業用の大麻を指して呼ばれています。

そしてヘンプから抽出されたCBDは、こうした悪い精神作用を引き起こす危険性がないと判断されているため日本でも合法的に流通しているというわけです!

 

|医療の分野でも活躍するCBD

 

実は医療にこそCBDの効果が注目されていることはご存じでしたか?
2020年には日本において難治性てんかんの発作の解消が確認されたという研究成果*1が発表されているんです。簡単に言えば、てんかん治療に使われる薬剤に耐性を持ってしまっている患者に対して市販のCBD製品を投与したところ、発作の回数が劇的に減ったそうなんです!
でもなぜ医療用のCBDではなく、市販のCBD製品を使ったのでしょう?

実は欧米ではCBDを使った難治性てんかん治療薬である「エピディレックス(Epidiolex)」がすでに広く流通しているんですが、日本では大麻から製造された医薬品の輸入を禁止しているため入手はできないんです。

そのため、日本でも合法として認められているTHCを含まない市販のCBD製品ではどうなのだろうかと検証された背景があります。

この結果だけでも難治性てんかんの患者さんやそのご家族にとっては明るいニュース違いありませんが、さらには昨年の2023年に大麻取締法の改正案が可決されたため、今後一年の間でCBDを使った医薬品を国内で処方することが可能になります!
難治性てんかんに関わる方々は待ちに待った朗報だったことでしょうね。

 

|日本で入手できるCBD製品は安全?

日本国内での大麻製品の製造や販売には特に厳しい制限が設けられています。そのため海外からじわじわと話題が上ってきた2020年頃は日本のCBD市場をほとんど輸入品が占めていました。
そうした状況に合わせて、厚生労働省の麻薬取締部ではCBDの輸入について厳しい条件を設けています。*2

ただし厚生労働省や税関が抜き打ち調査をしてはいても、全ての製品がチェックされるわけではありません。
THC含有量の規定値が日本よりも高い海外製のCBD製品を輸入しようと思うと、THCの混入がまれにあるケースも…

 

若者に人気の大麻由来成分“CBD”の利用急拡大 ただし違法成分が混入の危険も… | 2022年9月16日.TBS NEWS DIG /2024年2月14日アクセス

 

事実わたしも海外輸入品と聞くと怪しさや危険性を感じてしまっていました。
しかし最近ではCBD市場が拡大する中で、「国内生産」の商品をよく目にするようになりましたね!輸入物のCBDより安心感を感じますが、はたして国内生産のCBDは本当に安全なのでしょうか?

 

|現状「純国産」のCBDはない!

 

現在の日本においては、国内の大麻の栽培は法律上制限されているため、CBDの原料は海外から輸入されていることがほとんどです。
なので”純国産品”のCBD製品を手に入れることはほとんど不可能なのです。市場に出回っている「国産」表記のCBDとは、海外から輸入したCBDの最終製造を日本で行っている製品を意味しています。
ただ製造の最終段階だけだとしても、日本の国内基準で検査・検品された製品の方が安全性ははるかに高いため、購入するならば国産のCBDがお勧めです!

さらにCBD製品の「安全性の高さ」を証明する『JIHA(一般社団法人日本ヘンプ協会)適正取扱認定』や『米国ヘンプ・オーソリティ(US Hemp Authority)認証』マーク付き製品や、日本国内で第三者機関の検査を通した製品であるかもチェックして、信頼できる製品か見極めましょう。



|今後は本物の国産CBDが増えていく?

 

先でも触れた通り、日本の大麻取締法の改正法が2023年12月6日に可決されました。
そしてこの改正法の内容に「国内でのCBD製品を製造するための大麻草の栽培」を可能とする趣旨が盛り込まれているため、「完全国内製造」のCBD製品を手に入れることはそう遠くないことかもしれません!

改正法の趣旨は「医療及び産業の分野における大麻の適正な利用」と「濫用による保健衛生上の危害の発生を防止するため」としています。
簡単に言えば「日本人の手にわたるヘンプ・CBD製品をすべて安全かつ適切なものにしていく」ための法改正ですね。
現行法だと「大麻栽培者」とひとまとめにしていましたが、改正後はこれを「第一種大麻草採取栽培者」と「第二種大麻草採取栽培者」明確に区分します。

 

第一種大麻草採取栽培者」…大麻草製品の原材料採取目的で大麻を栽培。都道府県知事からの免許が必要

第二種大麻草採取栽培者」…医薬品の原料目的で大麻を栽培。厚生労働省からの免許が必要。

 

CBD製品の製造を目的とする場合は、この第一種大麻草採取栽培者の免許が該当します。
そして、第一種大麻草採取栽培者については、THCが基準値以下の大麻草から採取した種子等を利用して栽培する必要があるとされています。(改正法第12条の3第1項参照)

この法改正に伴って、THCを含まない安全な国産CBD製品が増えていくことが予想されますね!

 

|簡単に手に入れられるこそ、安全なCBD製品を選ぼう

最近でも「大麻グミ」によって健康被害を与えたことがニュースになるなど、大麻関連の問題が世間を騒がすことは少なくないため、CBD製品に対しても警戒心はいまだ残っています。
ただその警戒心はCBDの入手が容易になってきたいま、自身を守るために必要なことです。
CDB製品を購入する際には、信頼性のあるメーカーやブランドから選ぶことが重要です。
心と体の健康をサポートしてくれるウェルネスアイテムとして注目されるCBD製品。適切な製品選びと正しい使い方を身につけて、安全に活用していきましょう!

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*1)正高佑志、太組一朗、Edward Maa、山本仁.Report of a 6-month-old Asian infant with early infantile epileptic encephalopathy whose seizures were eliminated by cannabidiol.Epilepsy and Behavior Reports.Volume14(2020).100373

URl:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589986420300216?via%3Dihub

 

*2)CBDオイル等のCBD製品の輸入を検討されている方へ(2022年4月版)

CBD(カンナビジオール)を含有する製品について.厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部. https://www.ncd.mhlw.go.jp/cbd.html/2024年2月14日アクセス

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