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はじめに
「無農薬の野菜を食べたいけど、買うと高い…」「できれば安心・安全なものを家で育ててみたい」
そう思ったこと、ありませんか?
実は、特別な道具や広い畑がなくても、身近な物を使って無農薬の家庭菜園を楽しむことができるんです。この記事では、初心者でも手軽に始められる、お金をかけない無農薬栽培の方法を、実例とともに詳しくご紹介します。

引用元:https://o-dan.net/ja/
家庭菜園の魅力とは?
健康にやさしい食生活が叶う
自分で育てた野菜なら、どんな肥料を使ったか、農薬を使っていないか、すべて把握できます。スーパーでは手に入らない「安心感」は、家庭菜園の大きな魅力です。
子どもと一緒に楽しめる食育体験に!
土を触り、芽が出て育つ過程を観察することは、子どもにとって貴重な体験になります。野菜が苦手な子でも、「自分で育てた」ことで食べてみようという気持ちになることも!
家庭菜園のつまずきポイント:農薬
家庭菜園をいざ始めてみると、思っていた以上に虫や病気が湧き出てきます。かわいい野菜ちゃん達がやられるのを防ぐべく農薬を撒こうにも、どれを使ってよいかわからない。費用も掛かる。こんな悩みをよく聞きます。
あなたの周りの身近なもの!農薬代わりになるんです!
しかし、農薬以外にも病気や害虫を予防・退治してくれる身近な資材があるんです。
黄色いバケツ

引用元:https://unsplash.com/ja
百円ショップなどで売っている何の変哲もない黄色いバケツ。これでナスやきゅうり、トマトなどに危害を与えるアブラムシやスリップスという害虫を退治できるんです。
使い方は簡単。黄色いバケツに水をはって、ごま油:1滴、ハチミツ:1滴、ヨーグルト:スプーン1杯を入れて、野菜の周りに置くだけ。
すると、虫はバケツの色と匂いにおびき寄せられて、バケツの中の水に飛び込み、中から出られなくなるのです。
アブラムシやスリップスは黄色に集まる習性があり、実際に施設園芸の農家もハウスの中に黄色の粘着シートを使って、虫退治をしているのです。黄色いバケツならどこでも手に入るので家庭菜園にも使いやすいですね!
みかんの皮

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冬はやっぱりコタツにみかん。でも、もしみかんを食べたらその皮、捨てないで取っておいてください。みかんの皮はトマトやネギを病気から守ってくれるのです。
使い方は以下の通りです。①一冬、捨てないで取っておいたみかんの皮をドライヤーや日干しで乾燥させます。②乾燥させたみかんの皮を袋に入れてから踏んで粉々にします。③トマトの場合は、定植時に粉々にしたみかんの皮を根本の土と混ぜておく。ネギの場合は、土寄せのタイミングで株もとに肥料と一緒に入れるだけ。
すると、みかんの皮の中のクエン酸が効くのか??トマトの立枯れ病、ネギの赤さび病が出なくなるんです。
詳細な仕組みは研究解析が必要ですが、現場の農家は効果を実感しています。この冬はいっぱいみかんを食べるしかないですね。
スギナ(雑草)

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春といえば桜。そして、つくし。つくしが大きくなった雑草。それがスギナです。イガイガしていて根が深い。除草剤をかけても枯れにくいので嫌いな方も多いあのスギナ。イチゴやきゅうり、なすによくでるうどんこ病。ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜につきやすいアオムシに効果があるのです。
使い方は本当に簡単。掘り出してきたスギナを水に入れて半月ほど待ち、このスギナをつけた汁を育てている野菜にかけるだけなんです。
すると、スギナからにじみ出たケイ酸成分を野菜が吸ってうどんこ病に強くなったり、お汁の匂いでチョウチョが寄らなくなってアオムシ予防にもなるんです。
嫌われ者の雑草スギナがこんなにも役に立つなんて驚きですね。
まとめ:無理なく、楽しく、自然に寄り添う暮らし
いかがでしたか?
家庭菜園に身近なものを使って、野菜の病気や害虫を防げたら、お金もかからないし、健康に良い無農薬野菜を食べられて、一石二鳥ですね。
もちろん、今回紹介したものは、畑でもプランターでも使用できるのでぜひ試してみてください。
また、無農薬野菜を作るための畑をお探しの方は、手ぶらで行けて、サポートもついたシェア畑がおすすめです。
ぜひ、今日から「ちょっとした一歩」を踏み出してみませんか?
※出典:一般社団法人農山漁村文化協会 発行 / 現代農業2025年6月号、現代農業2008年11月号、現代農業2017年6月号