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9年ぶりに離職率が入職率上回った!?あなたの業界は大丈夫?【コロナ禍転職の実態】

9年ぶりに離職率が入職率上回った!?あなたの業界は大丈夫?【コロナ禍転職の実態】

 

新型コロナウイルスが世界で猛威を振るっていた期間、世の中で状況が変わったことにつれて転職を余儀なくされたり、環境の変化とともに転職を考えた人も多いのではないでしょうか。

実は2020年は労働者全体に占める離職者の割合が、採用された人の割合を9年ぶりに上回ったことが、厚生労働省の調査によって判明しました。この事実から様々な業界においてコロナ禍により働きづらくなっていることが改めて裏付けられました。

今回はそんな【コロナ禍】においての転職率の増減と転職の傾向などを徹底解説いたします! 

 

全体の転職率の推移

※(20代~50代男女)

2016~2022の転職率の推移

国勢調査における正規雇用者全体の業種を問わない調査をしたのち、1年間で転職した人数の割合です。

 

【参考資料】「転職動向調査2021年版」を発表、コロナ禍で「転職に積極的になった」は約4割

上記の結果からコロナ禍により、転職率は減少傾向にあったことがわかりますね。

ではどういった理由から転職しようと思う人が減ったのでしょうか?

 

理由としては

「会社の将来や業績が不安」、「入社後リモートでなじめるかどうか不安」と「オンライン面接ではマッチしているかわからない」。という声が挙げられました。

さて一方で求人の推移はどう変化したのでしょう?

求人の数も減少傾向にあり、2020年の転職求人倍率は、新型コロナウイルスの影響で大きく下降し、同年10月時点で 1.65 倍という結果に。2014年以降、右肩上がりで増加し続けていた求人数は、2020年4月から一気に減少することとなりました。一方、転職希望者数においては4月と5月で下落に転じるものの、その後落ち着きを取り戻し、6月からは前年を上回る増加傾向へと転じました。

では、そんなコロナ禍においても転職をしたい!と考えていた人はどんな業種に多く応募していたのでしょうか?

コロナ前と比較してみると応募の数にも違いが出てくるかもしれませんよね。

そこでコロナ禍においても需要があり、応募数が減ることのない業種を調査してみました!

 

コロナ禍で応募が多かった業種TOP3

応募数が減ってない上位3業種

1位 医療・福祉・介護

2位 流通・小売

3位 IT・通信・インターネット

 

コロナ危機によってひっ迫していた介護や医療業界の求人の需要が急速に増えたことから、

多くの人が応募に至ったというケースが多いということが言えそうですね。

また、お家時間やオンラインショッピングをする人が増えたことから、IT業界や流通・小売業界の需要も増えたのではないでしょうか。

【参考資料】新型コロナウイルスが転職市場に及ぼす影響

まとめ

いかがでしたでしょうか?

2020年度の転職率は減少しているものの、転職に対する考え方について、「転職は前向きな行動である」という回答が過去3年間と比較しても増加傾向にあり、「転職は必要である」という意見も半数を超えていたことから、転職に対してポジティブに考えている転職者が多いということがわかりました!

一方で数値から判断すると、情勢などが不安でなかなか行動に移せない人も多いということが言えますね。新しいことに挑戦することは誰にとっても簡単ではないことと言えるでしょう。

どのような業界に転職するとしてもまずは自分の「なりたい」を見つけることから。そんなお手伝いをワナビーキャリアでは行っております。

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