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【ECサイトのSEO】考え方や重要なポイントを解説!

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※この記事は広告です。

はじめに

ECサイトへの流入を増やすためにSEO施策はしていますか?ECサイトのSEOは、他のサイトとひと味違います。
今回は、ECサイトの運営者の方に向けて、ECサイトにおけるSEOについて解説したいと思います。

ECサイトにおけるSEOの考え方

ECサイトはデータベース型サイトに分類されます。データベース型サイトでは、「サイト内フリーワード検索」や「条件絞り込み」といった機能があり、ページが自動で生成されることが特徴です。自動で生成されるページがあることによって、意図せずとも重複判定を受けてしまったり、流入キーワードでカニバリズムが発生しやすいといった、SEO的にはマイナス評価が発生しやすい構造になっています。
また、ショッピング枠や人気商品枠、といった検索結果画面上での露出機会を増やしていくことも重要です。
本記事では、ECサイトならではの問題が発生するケースとその対処法を紹介いたします。


ECサイトのSEO施策について

重複ページの解消

冒頭でお伝えしたように、ECサイトでは「サイト内フリーワード検索」や「条件絞り込み」といった機能で自動生成されたページは、既存ページと重複ページであると判定されやすいです。例えば、下記のようなケースで重複ページであると判定されやすいです。

  • 既存ページ:「ジーパン」の商品一覧ページ
  • サイト内フリーワード検索:「ジーパン」の検索結果ページ

このような重複ページを解消することで、マイナス評価を防ぐことやクロールバジェットの確保にもつながります。商品数にもよりますが、ECサイトはURL数が膨大になる傾向があるので、クロールバジェットを確保することは重要です。
重複ページを特定するにはGoogle Search Consoleの「ページがインデックスに登録されなかった理由」で確認することができ、下記が対象となります。

  • 「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」
  • 「重複しています。Googleにより、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」

上記のような重複ページの場合は、基本的にはcanonicalによる正規化をすることで対策しましょう。

低品質コンテンツの解消

ECサイトでは、意図せずとも低品質コンテンツの判定がされてしまうケースがあります。
例えば、サイト内フリーワード検索の結果でヒット件数が0件のページや、商品の在庫がなくなったといった要因で商品一覧ページに掲載する商品がない状態になるようなケースです。
こういったメインコンテンツがないページに対して、Googleは低品質コンテンツと判定をしてインデックス登録をしてくれません。(検索結果にメインコンテンツがないページを表示してもユーザーの検索意図を満たすことができないため)
低品質コンテンツと判定されたページが多いと、サイト全体としてマイナス評価を受ける恐れもあります。

低品質コンテンツと判定されたページは、Google Search Consoleの「ページがインデックスに登録されなかった理由」で確認することができ、下記が対象となります。

  • 「ソフト404」
  • 「クロール済み-インデックス未登録」

低品質コンテンツと判定されたページに対しては、ページの用途に応じて、noindexを設定するか、もしくは不要なページであれば削除をするといった対応をしましょう。

Google Merchant Centerの活用

Google Merchant Centerとは、ECサイトなどで販売する商品情報をGoogleに提供するためのツールです。具体的には、商品画像や価格、在庫状況などの情報を提供します。 その後、Googleが収集した商品情報を元に、下記のような箇所に商品を掲載してくれるようになります。

  • ショッピング広告への掲載
  • 動的リマーケティング広告への掲載
  • ショッピングタブの無料リスティング枠への掲載

また、商品スニペット・人気商品枠・ショッピングナレッジパネル・画像検索などへの掲載も可能になります。
これらは、商品構造化データでも掲載が可能になる箇所です。しかし、商品構造化データは、クローラーが認識するまでに時間がかかることもあるため、まずはGoogle Merchant Centerで商品を登録することをおすすめします。

参考:Google Merchant Center – 商品を広く知ってもらうためのサービス
参考:Google で無料リスティングが掲載される場所 – Google Merchant Center ヘルプ

まとめ

本記事では、ECサイトにおけるSEOの考え方や対応のポイントについて紹介しました。どういうケースでどういう問題が発生するのかを整理していただいた上で、Google Search Consoleで問題を特定することを実践していただければと思います。
また、ECサイトを運営する上で、Google Merchant Centerは欠かせないので、ぜひ実践してみてください。


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