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引用元:photoAC
お子さんが急に「学校に行きたくない・・」と言いだしたら、あなたはどうしますか?
ここ数年、コロナ禍で生活環境が大きく変わったことも影響して、小中高校では不登校生徒の人数が年々増加しています。実際に不登校の問題に直面すると、どこに相談したら良いかわからない、解決策はあるのかととても不安になりますよね・・
筆者も我が子が中学3年間学校に行けなかったため、悩み苦しみました。
子どもが不登校になってしまった時、どのように対応したら良いのか、筆者の体験談も含めてご紹介します。
適切なサポートの必要性とアプローチ
不登校は、多くの家族にとって深刻な問題です。子供が学校へ行かなくなったり、行けなくなったりすると、保護者としての不安や焦燥感が募るのは当然です。しかし、子供をサポートするためには、まず保護者自身が心を落ち着け、適切なアプローチを知ることが重要です。ここでは、子供と保護者、両方のサポートの必要性とそのアプローチについて解説します。
不登校には段階がある
全ての不登校の子どもがこの段階表に当てはまるわけではありませんが、不登校発生から解決に向けて、以下のような段階を経ていくと言われています。
自分の子どもが今どの段階にいるのかを確認しながら、どのように対応したら良いのかを考えていく必要があります。
引用元:特定非営利活動法人 コミュニティ総合カウンセリング協会 「不登校の7段階」
https://www.aacc.jp/index.php?%E4%B8%8D%E7%99%BB%E6%A0%A1%E3%81%AE%EF%BC%97%E6%AE%B5%E9%9A%8E
子供へのサポート
不登校の子供は、さまざまな理由で学校に行けなくなっている可能性があります。原因としては、いじめ、学業のプレッシャー、友人関係の問題、家庭環境、精神的なストレスなどが考えられます。まずは、子供が抱える問題を理解し、寄り添う姿勢を持つことが大切です。
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共感と信頼(不登校の7段階の第一段階)
子供の気持ちに寄り添い、話を聞くことで、子供との信頼関係を築くことができます。保護者としての意見を押し付けるのではなく、子供の考えを尊重することが重要です。 つい「学校に行きなさい」と言いたくなってしまいますが、まずは子供の気持ちを優先しましょう。
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専門家のサポート(不登校の7段階の第二、第三段階)
不登校の原因や解決策を見つけるために、専門家のカウンセリングや心理療法士の助けを借りることは効果的です。専門家は、子供の心理的な状態を理解し、適切なアドバイスを提供します。また学校生活に原因がある場合は、学校の先生に協力を仰ぐことも必要です。多くの小中学校はスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが来校する日を設けています。子供に寄り添ったアドバイスをしてくださいますので、相談してみることもおすすめです。
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学びの継続(不登校の七段階の第四、第六段階)
学校に行かなくても、子供の学びを継続することは重要です。今はオンライン学習や家庭教師、フリースクールなど、さまざまな方法で学びを支援することができます。活動する意欲が湧いてきた時に、提案できると良いですね。我が子もフリースクールへ通い自分の新たな居場所を見つけたり、下記のオンライン学習の講座を活用した時期がありました。
引用元:photoAC
オンライン学習は子供が興味をあることに特化して探してみることも意欲につながります。
保護者へのサポート
子供の不登校に直面する保護者は、自分自身の心のケアとサポートを受けることも重要です。保護者自身が不安やストレスを抱えたままでは、子供を適切にサポートすることが難しくなります。
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同じ境遇の親との交流
不登校に悩む保護者同士で情報交換や交流を行うことで、心の負担を軽減することができます。他の保護者の経験談やアドバイスを聞くことで、心強さを感じることができるでしょう。各自治体の教育委員会主催で「不登校の親の会」を開催している地域もあります。悩んでいるのは一人だけではない、と感じられることも重要です。
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専門家のアドバイス
保護者自身もカウンセリングや専門家の助言を受けることで、不安やストレスを解消することができます。保護者が心を落ち着けることで、子供へのサポートもスムーズに行えます。
オンラインでのカウンセリングを活用することもおすすめです。不安な気持ちを抱え込まずに吐き出すことが重要です。
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リラックスとセルフケア
保護者自身の健康を保つことは、子供を支えるために不可欠です。適度な運動やリラックスできる時間を確保することで、ストレスを軽減しましょう。
まとめ
不登校の子供と保護者の両方に対するサポートは、共感と信頼、専門家の助言、そしてセルフケアが重要です。子供と保護者が共に心の負担を軽くし、不登校を乗り越えるための環境を整えることで、新たな道を切り拓くことができるでしょう。決して一人で抱え込まず、適切なサポートを受けながら、少しずつ前進していくことをお勧めします。