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スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエＡ、ドイツのブンデスリーガ、フランスのリーグ・アンとともに「ヨーロッパ５大リーグ」の一つで、その中でも人気、実力ともにトップと言われるイングランド・プレミアリーグ。
近年では日本人選手の活躍もあり、ネットやテレビで目にする機会もあるかと思います。
本記事では、世界中にたくさんのファンを持つプレミアリーグの概要、魅力や人気の理由、見どころをこれから海外サッカーを見てみようと思っている方にもわかりやすく解説していきます。
はじめに
プレミアリーグの概要について簡単に解説します。
例年８月に開幕して翌年５月に閉幕するまで、プレミアリーグに所属する２０クラブによるホームアンドアウェイの２回総当たりのリーグ戦で、１チームあたり３８試合を行います。
ポイントは勝ち３P、引き分け１P、負け０Pとなり、最終的に１番多くの勝ち点を獲得したチームの優勝となります。
また、上位４チームには翌シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の出場権が与えられ、５位チームとそれ以下のチームでも、国内カップ戦の成績などにより別のヨーロッパカップ戦の出場権を得る可能性があります。
逆に下位３クラブは自動的に２部リーグへの降格となり、２部リーグで勝ち上がった３チームが翌シーズンのプレミアリーグへと加わることになります。
プレミアリーグの魅力と人気の理由
１．優勝を争う強豪クラブが多い
２．豊富な資金力によるチーム強化
３．上位クラブと下位クラブの実力差が小さい
４．スピーディーな試合展開
１．優勝を争う強豪クラブが多い
画像引用元：https://o-dan.net/ja/
プレミアリーグには現在ビッグ６（リバプール、マンチェスターシティ、アーセナル、トッテナム、マンチェスターユナイテッド、チェルシー）と呼ばれる人気も実力も高いチームが６チームあります。
そこにその年に好調な１〜２チームが加わり、毎シーズン熾烈な優勝争いや上位争いが行われています。スペイン、ドイツなど他国のリーグと比較しても、これほど多くのクラブが上位を争っているリーグは存在しません。
国内リーグだけでなく、ヨーロッパ最強のクラブを決めるチャンピオンズリーグにもイングランドのクラブが過去５年間で４度の決勝進出。３チームが優勝しています。プレミアリーグのクラブ同士の決勝戦も２度ありました。
２．豊富な資金力によるチーム強化
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プレミアリーグの資金力は他国リーグと比較しても圧倒的に豊富です。
その理由の１つが莫大な放映権料にあります。
2022年に発表された各国リーグ放映権料収入ではイングランドが2000億円越えで、2位のスペインに倍近い差をつけています。
また、この放映権料の分配方法に関しても、プレミアリーグでは上位と下位のクラブの差が１.５倍程とほぼ均等に割り振られており、３倍以上の差があった他国リーグと比較してもはるかに公平に行われてきたため、各クラブ単位ではなくリーグ全体として成長しました。
それによって各クラブは贅沢な資金力を持ち、世界中からスター選手や有能な監督を招き入れてチーム力を強化し、クラブ間の競争力を高めて魅力的なリーグへとなっているのです。
３．上位クラブと下位クラブの実力差が小さい
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下位クラブであっても他国上位クラブに近い資金力で各国代表クラスの選手を多数擁しているため、上位クラブとの試合で勝ち点を奪うなんてことも珍しくありません。
２０１５ー１６シーズンには元日本代表の岡崎選手が当時所属していたレスターシティがリーグ優勝するなんてこともありました。前年１４位だったチームが優勝するなんてなかなか予想できないですよね。
上位チームであってもプレミアリーグに簡単な試合なんて１つもありません。ほぼ全てのチームが毎試合その時のベストチームを組んで試合に臨んでいるんです。そのため現在では世界で最も優勝するのが難しいリーグと言われています。
４．スピーディーな試合展開
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プレミアリーグは選手同士の激しい体のぶつけ合いが多くあり、多少のボディコンタクトでは簡単にファウルを取ってもらえません。また相手ボールを奪ってからゴールに迫るスピード感は迫力があって、攻守の入れ替わりの速さも魅力です。
カウンター時には、味方ゴールキーパーがボールをキャッチしてからわずか１０数秒の内に相手ゴールに決まるなんてことも見られます。
見どころ
優勝や上位を争うチーム同士の試合や、同じ都市を拠点にしたクラブ同士のダービーマッチはサポーターの熱気あふれる応援を含めて見どころ満載です！
・リバプール対マンチェスターユナイテッドの「ノースウエストダービー」
・リバプール対エバートンの「マージーサイドダービー」
・マンチェスターユナイテッド対マンチェスターシティの「マンチェスターダービー」
・アーセナル対チェルシーの「ビッグロンドンダービー」などなど。
その他、三苫選手が所属するブライトン、遠藤選手が所属するリバプール、冨安選手が所属するアーセナルなど、日本代表選手が所属しているクラブの試合から観戦しても親近感があって楽しめるのではないでしょうか。
みなさんもぜひイングランドプレミアリーグを堪能してください！！
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