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計画は早いほど吉!大学受験への親の心得三つ。

計画は早いほど吉!大学受験への親の心得三つ。

※この記事はPRです。

高校受験を無事に終えて、「これで二年間は受験からは解放される」と思ったあなた。私たちが大学受験を体験した頃(1990年代)とは、少子化、大学進学率、私立大定員割れなどなど色々なことが様変わりしています。高校に入った時から勝負は始まってる!といっても過言ではありません。

本記事では、「計画は早いほど吉!」として、大学受験に際して親が心得ておくべきことを三つ解説します。

 それぞれの心得について個別に解説していきます。

大学受験に際しての親の心得三つ

1.現在の大学受験の仕組み・動向を知る

まずは現行の受験システムの理解が必要となります。「大学受験には内申点関係ないからとにかく実力をつけるんだ」と筆者も吠えておりましたが、前述通り時代が変わっています。

総合選抜型。私立大のみの話ではなく、国公立大においても総合選抜型に力を入れており共通テストなし(昔でいう共通一次、センター試験)で合格することも可能なのです。自己推薦で受ける総合型選抜、高校からの推薦で受ける学校推薦型選抜、付属・系列校からの内部推薦などがあり、通称「年内入試」と呼ばれています。年内入試は学生の早期確保の観点からも各校注力しており、今後も増えていくことが予想されます(難関校である関西学院大学でさえ約半数が年内入試)。 

そして、メインルートとなる一般選抜型。国公立大の共通テスト、二次試験。私立大の共通テスト利用方式、個別学力試験がそれとなります。こちらは従来通りと捉えることも可能ですが、後期日程を実施しない国立大・学部の増加など知るべきことはあります。

上述は、あくまで大きな外枠であり、各々に細かい留意点が存在しています。仕組みを知らずして、その領域で戦うことは不可能なのです。

また、近年の大学受験動向として大きな影響を持つもののひとつ、それは少子化です。以下がその数値となります。

  18歳人口 大学入学者数 短大入学者数 専門入学者数 進学者合計
平成4年(1992年) 205万 54万 25万 36万 115万

(56%)

令和元年(2019年) 117万 63万 5万 28万 96万

(82%)

 

 

合わせて浪人率も近年の動向を知る重要な数値であり、2000年(平成12年)頃では20%ほどとなっていたが、近年では12%程度(難関校の浪人率は全体より高くなります)となっており、少子化により大学全入時代が到来しようとしています(浪人率の低下は昨今の家計の状況も影響しているが)。

全入時代を迎えたことで学生の獲得競争は熾烈化しており、人気は都市部設置校、難関校に集まる一方で地方国公立大の難度の下落、地方私立大の定員割れなど二極化が進んでいます。

 受験制度の多様化、少子化による大学受験の動向、まずはこれをしっかり知ることが肝要となります。

 

2. 大学受験の準備は高校入学とともに開始すべき

前項でも指摘した通り現代の大学入試制度は多様化かつ複雑化しています。特に記載した年内入試においては、小論文対策、飛び抜けた実績・能力(英検一級は当たり前、世界大会出場など)、将来性が求められるが、評定平均の高さが非常に重要です。つまり、俗にいう受験生となる高校三年生になってから年内入試を目標としても遅きに失する可能性が非常に高いのです。

 従って、高校入学とともに大学受験の仕組みと動向を知り、何といっても目標設定をすることが非常に重要となります。目標とその目標に到達するためのルートを決めることでやるべき準備が異なるからです。

準備の結論としては進学塾に通うことを強くお薦めします。誤解を恐れず言えば、特に公立高校に進学した高校生諸君は特に!近年の塾のカリキュラムでは、親に向けた説明会、定期的な三者面談などで現在位置の確認、到達すべき指標、目標設定の修正などきめ細かい指導を受けることができます。昨今の進学塾ではAI開発も激化しており、模試の結果から以降の学習計画、強化ポイント等をアドバイスしてくれます。

そして、一般選抜を前提とした場合、入学とともに大学受験に取り組むべき最大の理由は、ライバルに差をつけるには一・二年生時における貯金が重要となるからです。三年生になって難関校を目指すライバルに勉強時間で大きな差をつけることは困難なのです(要はみんな勉強するということ)。

目標に向けた逆線表をしっかりと描き、それに向かって計画的に前進していく。準備が早ければ路線変更にも柔軟に対応する余裕を持つことも可能となります。

 

3.親にできること

親にできることは、環境面、精神面など色々考えられますが、まず取り組むべきは子供と一緒に現状の大学受験の仕組み・動向をよく知り、できるだけ早い段階で第一歩を踏み出すことです。前述通り三年生になってからでは絶対にアプローチできないルートも存在します。

その上でとにかく我慢!自分の会社などの経営者・上司を想像してみてください。「金は出すけど口は出さん(部下を信用して任せるが、結果に対しては責任を持つ)」が望ましいはずです(いませんが。。)。迷っているとき、助言を求められた時だけ、そっと手を貸してあげる。後は丸投げでなくプロである学校・塾と本人に任せるのがベターだと感じます。 

もう一つの我慢。それは安易に総合型選抜、学校推薦型選抜に逃げないこと。親が浪人を避け、早期に進路確定の安堵を得たいため年内入試に誘導する傾向も見て取れます。総合型選抜は狭き門であるが、とりわけ実力より劣る学校推薦型選抜に逃げないこと。子供を信じ、王道ともいえる一般選抜を戦い抜くことも大きな財産となります。

まとめ

以上、「計画は早いほど吉!大学受験への親の心得三つ」として進めてまいりました。

  1. 現在の大学受験の仕組み・動向を知る
  2. 大学受験の準備は高校入学とともに開始すべき
  3. 親にできることは何か

大学に行く意味、社会に出た時に大学が果たす役割などについて高校入学を機にご家族で話し合ってみるのもとても有意義かと思います。

また昨今では多様化の一端として脱学歴社会も叫ばれておりますが、勉強をがんばって結果に大きな喜びを感じ、「正しい努力は報われる」という成功体験を得ることは大切な人生経験とも考えられます。

すべての受験生と受験生を持つ親を応援しています!

 

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