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・2023年ペナントレースを制したのは阪神タイガース!38年ぶりの頂点
2023年世界をパンデミックに苦しませたコロナウイルスによる行動制限も解除され徐々に普段の日常生活に戻りつつある。思い返せばコロナウイルスの感染が拡大した2020年~2022年にプロ野球では無観客試合や観戦客を減らしながらの運営を余儀なくさせた。
コロナ対策等行い感染者数も激減し2023年には飛沫等で禁止されていた鳴り物応援も復活しかつての盛り上がりもみせている。そんな中昨シーズンの頂点を制したのは阪神タイガースで38年ぶりの悲願達成である。2012年オリックスの監督を務めて以来11年ぶりの指揮官となったが見事な采配でチームを優勝へと導いた。連覇のかかったオリックスとの関西ダービーとなった日本シリーズでは7戦までもつれ4勝3敗と激闘を演じました。
(引用:https://www.asahi.com/articles/ASR9G72L9R9GUQIP02T.html)
・厚い投手層と固定された1、2番上位打線
今回は先発投手陣をみていきたい。
伊藤、青柳、才木、西(勇)この4人は開幕前からある程度勝ち星を稼いでくれると予想は出来ており結果的にも4人で34勝している。あとは少なくとももう2人程勝ち柱がほしいところにソフトバンクから移籍した大竹がチームトップの12勝、ドラフトで獲得した村上が10勝をあげた。予想を超えてきた2人の活躍が他の投手陣にも火をつけたことはいうまでもないだろう。
打線に関しては近本、中野の1、2番と4番大山は年間通じてほぼ固定されており高い出塁率を誇っている。また一時期怪我で離脱した近本の代わりに森下や島田が入ったり代わりもきく所にも争いの激しさによる選手層の厚さを感じる。
・今年のライオンズと比較して
では今のライオンズに持っているもの持っていないものを考えてみる。
まずは投手陣。ここでも先発投手のみでみていく。先発投手陣は6人で回すのが理想だと考える。
まずは開幕投手の今井、隅田、松本、平良、高橋で40勝~50勝はしたいところだ。
またドラフトで入団した武内もどこまでなげれるか希望をこめて7、8勝はあげてほしいところである。あとは個人的には與座にも期待している。10勝あげたら万々歳である。
打線に関して阪神は固定出来ているのに対しライオンズは出来ていないのが現状。
特に1番打者の不在は大きな問題だと考える。今シーズンも既に源田、外崎、金子等色んな選手を起用し試みているが中々定着までには至らない。かつて所属していた秋山(~2019年まで。現広島)を最後に5年ほど解決しない課題である。
また打線全体の攻撃力が落ちているのは言うまでもないだろう。最後にリーグ優勝した時のメンバーを振り返ろう。
※下記表
1 | 8 | 秋山(現広島) |
2 | 6 | 源田 |
3 | 4 | 外崎 |
4 | 3 | 山川(現ソフトバンク) |
5 | 2 | 森(現オリックス) |
6 | 5 | 中村 |
7 | DH | 栗山orメヒア(引退) |
8 | 9 | 木村(引退) |
9 | 7 | 金子 |
当時の主要オーダーを書いてみたが見て分かるように半分以上が既にチームを去っている。
また既に5年も経っているので栗山や中村の両選手は今や日替わりで指名打者としてベテランとしてチームを支えている。
その他源田、外崎は中堅選手としてチームを引っ張り欠かせないニ遊菅コンビを組んでいる。金子は足の速さはピカイチだが打撃で一定の成績が残せないので打撃に力を入れてほしい。打撃さえ良くなれば外崎、源田より金子の方がリードオフマンの適正はあると思っている。その他のポジションは今はレギュラーとして固定されているポジションは少ないが若手が汗水たらし一生懸命頑張っているので応援しながら見守りたいと思う。
(引用:https://mrs.living.jp/saitama/a_feature/topics/5532931)
・帰ってきたベテラン捕手チームにもたらす影響とは?
2023年12月7日炭谷銀仁朗が入団会見を行い帰ってきた。2018年オフFA権を行使し読売ジャイアンツ(以下ジャイアンツ)へ移籍当時のライオンズでは森、岡田、炭谷の3人体制でシーズンを戦っていた。
しかし森の成長とともに炭谷の出場機会も激減し出場機会を求めFA権を行使しジャイアンツへ移籍しました。当時のジャイアンツは阿部(現ジャイアンツ監督)の後継者として小林、大城、岸田の3人が争いをしており炭谷はそこの争奪戦に介入しつつ3人へのアドバイス等も行いとても重要な存在でした。しかし2021年シーズン途中でまさかの金銭トレードで楽天へ移籍新天地でも若手投手を引っ張り昨シーズンはチームトップの46試合でマスクを被りチームを支えて来ましたが監督の交代により若手中心のチーム作りを進める事になり戦力外通告を受けました。すぐさま古巣の西武がラブコールを送り見事ライオンズ復帰をはたしました。
今のチームには正捕手がおらず柘植、古賀、古市等の若手捕手の手本になる様にチームを引っ張てもらいた。
・最後に
戦力を考えた時にまだまだ足りないピースが沢山あるが若手主体のチーム状況になりつつある。実践を積み名だたる選手になってもらいたい。
ベテラン陣は若手の面倒や苦しいチーム事情の助け舟になってくれることを願う。
チーム一丸で頑張ってほしい。