TikTokは本当になくなるのか?生き残るTikTokerとは?

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どうして最近TikTokがそんなに危険視されているの?

中国のIT企業「バイトダンス・テクノロジー株式会社」が運営する動画投稿アプリTikTok(ティックトック)、そのユーザー数は今や、全世界で20億人を越えるほどの人気アプリ。

しかしそのTikTok、現在アメリカが規制をかけようと動いています。



なぜか。



TikTokアプリを利用する米国ユーザー情報(約1億人の個人情報)などが中国政府に流されているのではないか?という可能性が出ているからです。


1億人ってすごいですよね…日本なら国民全員分(汗)


もしこの疑惑が事実であればアメリカの人口は現在およそ3億人なので、1/3の人の何かしらの個人情報が中国に掴まれているということになります。



もちろん日本も他人事ではありません。



他国で情報が漏洩している可能性があるということは、日本だけ漏洩していないという可能性は低いと考えられます。


そして今月上旬には、TikTokが昨年末までMACアドレスを追跡していたことも判明しました。どうやら昨年末までAndroidユーザーのMACアドレスを取得していたらしいのです。



MACアドレスはデバイスごとに割り当てられており、IPアドレスのように変更されたりしないため、デバイスを特定する固有の識別番号として使用できます。Googleポリシーの抜け道を利用しデータ収集を行っていたと見られます。


参考: TikTokが昨年末までAndroidユーザーのMACアドレスを追跡していた | TechCrunch Japan

https://jp.techcrunch.com/2020/08/12/2020-08-12-tiktok-found-to-have-tracked-android-users-mac-addresses-until-late-last-year/


どこまでの範囲の情報が抜けているのか、未だハッキリとした真相は分かりませんが、米中関係は日に日に悪化しているというのが現状です。

アメリカが規制をするということは、同盟国である日本も何かしらの対応をする可能性もある。ということで


じゃあ今TikTokで活躍している、いわば「TikToker」は今後どうしたらいいのか、どういう対策をすればいいのか?そう思いますよね。


しかし空いた隙間ができれば、そこに新たな産業が生まれるのがこの世の中。


「ん?大手アプリが揺らいでるな?これはユーザー獲得のチャンスだ」…こう思いつく企業が出てくるわけです。


そこで真っ先に動いたのがFacebook社。



これに対し既に動いているInstagram

【Instagram、15秒の短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表】

〈 Instagramは2020年8月5日(米国時間)、Instagram上で15秒の短尺動画を作成したり発見できる新機能「リール(Reels)」を発表しました。〉

〈リールでは、音源やARカメラエフェクト、その他の新しいクリエイティブツールを使って動画を撮影・編集し、最大15秒の短尺動画を作成可能です。〉

〈流行のダンスに挑戦する、興味を持っているテーマについて伝えるなど、動画を通じて他の利用者を楽しませながら、新しい方法で自分を表現することができます。〉

参考:Instagram、15秒の短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表 – Facebookについて https://about.fb.com/ja/news/2020/08/reels/



あら!説明見る限り、ほとんどTikTokと同じじゃない!!!

さすがFacebook社…やりますね。

InstagramもTikTokと同じく世界規模で展開しているSNSのため、もし本当にTikTokが閉鎖することになれば、同じような動画を作り続けたい多くのユーザーはInstagramに流れるでしょう。(この機能の精密さや詳しい内容にもよりますが…)


生き残るTikTokerの特徴

もちろんこれを機にYouTuberへと転身する方もいるでしょう。

2017年に、6秒動画のvineがサービスを終了した時も、そこからYouTuberに転身した方が多かったですよね。

TikTokはどちらかと言うとVineと似たようなもので、YouTubeような広告収入を得られる稼げるもの!…と言うよりかは、趣味で始めた何気ない動画やおもしろ動画、可愛い振り付け自撮り動画などをバズらせて楽しんだり、既にTikTokではないSNSで人気のYouTuberやインフルエンサーが、ユーザーとコミュニケーションを取ってファンを増やすために活用されたり、動画版SNSや動画版Twitterのようなイメージが強いです。


これを機に、今TikTokでしか活動していないユーザーは、今のうちにInstagramやYouTubeのアカウントを開設して、いつでも拠点を移せるように備えて、自然な流れで人気を収益化できる媒体に移行していくのもありかもしれません。


今からYouTubeを1から始めるとなると認知度を高めたり、登録者数を伸ばすのは簡単ではないと言われていますが、TikTokで掴んだファンの方がいる状態から始めたら1から始めるよりもやりやすいのではないかなと思います。



今後広告はどうなる

 【ネット上での人気は今や侮れない】インフルエンサーマーケティングのメリット

SNSで人気のユーザーや、フォロワー数の多い人物を現代では「インフルエンサー」と呼びます。その人たちに「案件」「PR」「商品紹介」として、商品と費用を提供する企業も増えています。


YouTube広告であれだけ出てくる、漫画で不安を煽りながら売り込んでくるあの怪しいダイエットサプリも、自分が好きな憧れの素敵なインフルエンサーがセンス良く宣伝していると、つい気になって買ってしまったり…

今の時代、魅力的な広告もそうですが、特に若い世代は自分の好きなインスタグラマーやYouTuberが紹介したものに好印象を抱くことが多い傾向にあります


特に美容に関する商品等はその要素が強い傾向にあり「鬱陶しい、邪魔、要らない」…というマイナスな印象から入りやすい通常の広告よりも「好き、憧れ、こうなりたい」…などというプラスの感情で見ている、多少なりとも親近感を抱いているインフルエンサーからのPRの方が、若い世代には響きやすい、イメージアップに繋がりやすい、というメリットもあります。

2000年になったばかりの頃は、所謂「読モ」や「雑誌モデル」がこの役割を果たしていたかと思いますが、今はインスタグラマーやYouTuberがそのような役目を担っているというイメージです。

筆者のように日々ナチュラルネット廃人として過ごし、Twitter、Instagram、YouTube、その他様々な配信アプリ…を常に見漁っていれば、どの人が有名で、最近はこの人が伸びてきていて、どんな世代に人気があって、この人は昔こういうことしてたけど今はこうしてて、今のネット情勢はこんな感じで……などと感覚的にわかるかと思いますが、だいたいの方はSNSについてそこまで詳しくない、案件を投げるのにもどの人に案件を投げればいいのか分からない、そういった人物の見つけ方すら分からないという方も多いかと思います。

そこで活躍するのが、インフルエンサー検索ツール。

【インフルエンサー検索・管理ツール「REECH DATABASE」がリリース】

インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「REECH CASTING(リーチキャスティング)」を運営する株式会社REECHは、国内の著名なインスタグラマー、YouTuberを対象としたインフルエンサーの検索・分析・管理ツール「REECH DATABASE」を8月7日(金)にリリース。


フォロワー数、エンゲージメント率、性別、フォロワー男女比、関連キーワード、関連エリア、関連ジャンル、PR率(特定期間中の投稿に占めるPR投稿の比率)など多くの項目で検索・ソートが可能となっているので、条件に合うインフルエンサーを効率的に素早く発見することができます。


参考:REECH DATABASE | あらゆるインフルエンサーを検索可能なインフルエンサー検索・管理ツール https://reech.co.jp/database/


これまた世の中の流れに沿ったいいツールですね。

広告配信ももちろん、的確なインフルエンサーマーケティングができる人物は今後重宝されるかもしれません。



【インフルエンサーマーケティングのデメリット】

しかし、あまりにも適当に数打てば当たる方式でインフルエンサーに案件投げを行うと、それはそれでリスクがあります。

例えば筆者がTwitterなどでよく見かけるのが


「この企業最近どこにでも案件投げすぎ(笑)今みんなやってるじゃん胡散臭い(笑)」

「私に紹介してほしいって連絡きたけど、これ愚痴裏垢で美容のアカウントじゃないし………フォロワー多い人に適当に投げてるよね?みんな気をつけて」

…などと、実際に案件交渉をした時のDMのスクショ画像付きで暴露されてしまう危険性もあるので(インフルエンサーを相手にするということは、そういった時の情報の拡散力も非常に強い)


もしインフルエンサーに案件を交渉する際には、無闇矢鱈に勧誘せず、プロフィールや投稿内容で雰囲気が合うかどうかをしっかりと見て、もし合いそうな人物であると感じたら声をかけることが大切です。

「報酬いくら渡すからどうですか??」という条件提示も大切な話ではありますが、「実際に使ってみていいと思っていただけたら、PRにご協力いただけませんか?」という相手を考えたスタンスも忘れないことが大切です。



おわりに

 

さて、今回の内容は主にTikTokの今後を予測するニュースと、インフルエンサーについての話題でした。

いかがでしたでしょうか?


20年前はインターネットにいる人は、ドラマの電車男のようなヲタクだ、陰キャだ、…なんてディープなイメージがあったかと思いますが、今はライトなイメージが強いです。


インターネットが身近にあり、気軽に深く生活の一部として関わってきた世代がこれからどんどん出てきます。

以前は若者に人気の読者モデルや芸能人を知っておくのが大切だったように、今後は人気インフルエンサーの情報も追うことができると更に活躍できるのではないでしょうか。


いつか日本からもInstagramやTikTokくらいの規模の新しいSNSが誕生したら面白いですね。

 

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