「将来お金に困らない職業」10選|安定した生活=大企業や公務員?

「将来お金に困らない職業」10選|安定した生活=大企業や公務員?
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「今の仕事を続けていて、将来食いっぱぐれないか不安」
「就職・転職を考えているが、今後も必要とされる職業って何?」

といったことをお考えの方は多いのではないでしょうか。

過去は、大企業に入社できれば、一生安泰と考えられていましたし、終身雇用、年功序列といった日本の雇用制度が社員を守ってくれていましたが、現在は、大企業でも倒産してしまいますし、リストラも一般的に行われるようになりました。

このような労働環境の中、私たちは、仕事を「会社」で選ぶのではなく、将来的に需要もあり自身のスキルでお金を稼げる仕事を「職業」で選んでいくことが必要となってくるでしょう。

本記事では、数ある職業の中で、「将来お金に困らず安定した生活ができる職業」についてご紹介します。

目次

将来性のある仕事の条件


将来性のある仕事には以下のような条件があります。

AI(人工知能)に取って代わられない仕事

「AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10~20年以内になくなる」と、2015年に野村総合研究所とオックスフォード大学が実施した共同研究で発表されました。AIは予測や異常検知、画像・音声認識など、人間にしかできないと思われていたことを代替できるようになり、業務や商品・サービスにAIが適用されるのが当たり前になってきました。

一方で、AIが苦手な分野もあります。AIはデータに基づいて何かを生み出すことは得意ですが、ゼロから何かを作り出すことは苦手です。また、人間の心情や感情に合わせた臨機応変な対応や、リーダーシップ、マネジメント、リレーションシップなど高いコミュニケーション能力を用いた関係性の構築などは当面は人間が得意とする分野です。このような分野が中心の仕事は、今後もAIに置き換えられない仕事と考えられます。

右肩上がりの市場・業界の仕事

今後も成長し続ける市場や業界では、当然、需要が高く、また、その需要に対応する人材も不足します。そのような市場・業界で必要とされるスキルや経験を積むことで、自身の市場価値が高まり、あらゆる企業から引く手あまたとなるため、将来的にもお金に困ることはないでしょう。

社会インフラ維持に必要な仕事

私たちが生活や企業活動をするうえで不可欠な基盤となるのが社会インフラです。社会インフラは公共性が高く、市場も安定しており、需要がゼロになることもありませんのできわめて安定的な業界です。従来の電気・ガス・水道・交通といった公共インフラに加え、インターネット、ネットワークなどの情報・通信インフラや、医療、介護といった生命や身体の安全を担う生活インフラも社会インフラの一つであり、これらに関連する仕事は将来的にも安定した仕事といえます。

将来性のある仕事10選

では、具体的に将来性のある仕事とはどういう職業か、見ていきましょう。

介護士

高齢化社会において、介護の充実は社会課題であり、その役割を担う介護士の需要は引き続き大きくなると想定されます。仕事がきついわりに給料が良くないといった問題が言われていますが、2019年に「介護職員等特定処遇改善加算」が創設されるなど、人材確保のための処遇改善が進められています。

保育士

出生率が低下し、子供の人数が減っているとはいえ、保育士はAIなど機械に代替されることがなく、今後も引き続き必要な職業の一つでしょう。共働き世代の増加や、認定子ども園・ベビーホテル・時間制のベビーシッターサービスなど保育園以外での働く場所が増えていることからも、将来的にニーズがある職業といえます。また、保育士も介護士同様、国の施策により処遇改善が進められています。

医療従事者(医師、看護師、薬剤師など)

コロナ禍を経験し、私たちは改めて、命の大事さ、健康に生活できることの大切さを認識したとともにそれを支える医療従事者の方々に感謝する機会も多かったと思います。パンデミックのような緊急時だけでなく、高齢化社会の日本においては、医療に関する需要は引き続き高く、また、ヘルスケアサービスによる予防や早期診断・早期治療などの需要も高まっていくことから、医療関係の職業は将来性のある仕事と考えられます。

心理カウンセラー

ストレス社会と言われて久しい現代において、メンタルヘルスケアの必要性、重要性は高まっており、心に不調を訴えた方の相談相手をしたりサポートする心理カウンセラーの存在は今後、大きくなっていくと考えられます。

日本では他の先進国に比べて心理カウンセリングに関する取り組みは遅れていましたが、近年、ウェルビーイングといった考え方が一般的になり、企業も従業員の幸福度を高めて生産性を向上させる施策を実施していることからも、企業における心理カウンセラーの需要は今後伸びていくでしょう。

ITエンジニア

私たちの生活においてITはなくてはならないものとなり、電気、ガス、水道といったインフラの一つとして考えてもよいでしよう。それだけ重要なインフラを支えるITエンジニアは今後も将来性の高い職業ですし、今後も続く技術革新に伴ってさらに重要な役割を担うでしょう。特にAI、ネットワーク、セキュリティ、IoTなどは将来的にも需要の高い分野です。

クリエイター

世の中にないものを自分のスキルで価値として提供するのがクリエイターの仕事です。クリエイターと一言で言ってもWebデザイナー、CGクリエイター、ゲームクリエイター、動画製作など業界や職種は多岐にわたります。

これからの商品・サービスは機能的価値だけでなく情緒的/感情的価値が重視され、カスタマーエクスペリエンス(CX)やユーザーエクスペリエンス(UX)といった考え方も一般的になっていることから、それらの価値を高めるクリエイターの役割はさらに重要になるでしょう。

営業

モノが世の中に溢れて簡単にモノが売れない時代に営業の役割は重要になっています。以前は、飛び込みや押し売り、ノルマといった厳しい印象が強いのが営業でしたが、これからは買い手の課題やニーズを引き出すコミュニケーション力や相手の理解を深めて問題を解決する能力など高度なスキルと経験が必要になってきており、今後も需要の高い職業と考えられます。

農業

農業は昔からある業態ですが、近年は大企業からベンチャーまで多くの企業が進出しており、Googleも農業ビジネスに進出しています。

私たちは食べないと生きていけないので、食に関する需要はなくなることはありません。また、食の安全や健康志向に関する意識の高まりや、ITを駆使した「スマート農業」といった分野の発展も農業が将来性のある職業として位置付けられる背景にあります。

データサイエンティスト

データは「21世紀の石油」と言われるように、データが私たちの生活やビジネスに大きく影響を及ぼす重要な資源であることは言うまでもないでしょう。大量かつ多様なデータを分析して、社会課題や企業の問題解決のサポートや、意思決定の支援を行うのが、データサイエンティストの主な役割です。

ビッグデータを経営に活かすニーズはどの企業でもあり、またそれができる人材が不足しているのが現状です。政府もデータサイエンス分野の教育に力を入れて人材を増やそうとしていることからも今後も将来性のある職種であるといえます。データの集計や分析はAIが得意とするところなので、将来データサイエンティストは不要になると言われることがありますが、問題や課題の仮説立案や、分析結果に基づく考察や提案はAIではできないので、完全になくなることはないでしよう。

Webマーケター

最後にWebマーケターです。商品やサービスの品質や機能だけで他社との差別化を図るのは難しい中、マーケティングの強化は企業の重要課題です。また、私たちの購買行動の中でWeb(インターネット)はなくてはならないものになっており、ECなどWEB上で買い物するのも当たり前になっています。このような背景のもと、Webを通じたマーケティング活動を行うWebマーケターは今後も需要が高くまた将来的にも有望な職業であるといえます。

今後需要が減っていく職業とは

逆に今後需要が減っていく職業の特徴とは何でしょうか。
それは、技術革新によりAIやロボットなどに代替されることで、人が行う仕事としての需要が減っていく職業です。では、そのような機械に代替される仕事の特徴とは何でしょうか。

定型・定常的な作業

データの入力や集計作業及びそれに付随するチェック作業などは基本的にマニュアルに沿って行う作業ですので、最も機械化がしやすい作業の特徴となります。

ビッグデータの活用により自動化される作業

自動車や電車の自動運転やロボット警備員などが該当します。過去の大量データを活用して自動化技術は日々進化しています。安全性を伴う分野なので、完全にゼロになることはないですが、大半が自動化される可能性はあり需要は今後減っていくと想定されます。

デジタル化により人手が不要となる作業

行政や銀行の窓口業務などが該当します。これまでは、窓口に出向いて、届け出や申請書を記載し、それを担当者が受け付けて処理する運用でしたが、窓口対応そのものがデジタルで完結するようになってきているので、このような仕事はどんどんなくなっていくと想定されます。

【食いっぱぐれない仕事】男女ともおすすめはWebマーケター

では、「ぶっちゃけ、将来性もあって食いっぱぐれない仕事ってなんですか?」と聞かれれば、以下、3つの理由で「Webマーケターです」とお答えします。

資格が必要ない

医療系や士業は、国家資格など一定の資格がないとそもそも就職・転職できない場合が多いですが、Webマーケターは、勉強や実務経験が必要ではあるものの、資格が必須ではありません。また、ブログやSNS運用などは基本的に無料でできるので、やる気になればすぐに実践できて、スキルを高めることができます。

市場が拡大している

Webマーケティングの市場は右肩上がりで成長しています。なかでもインターネット広告は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオといった4媒体の合計広告費と同等の規模の市場になっています。
市場の拡大に合わせて需要も高まり、人材不足になることは確実でしょう。

リモートワーク可能なことが多い

基本的にパソコンがあれば仕事ができるのがWebマーケティングの特徴で、在宅勤務などワークライフバランスがとりやすい職業の一つです。Webマーケティングをフリーランスや副業でお客様を支援する場合でも、お客様とはZoomなどでリモート会議ができればコミュニケーションがとれますので、遠方のお客様から発注いただくことも可能となります。

将来お金に困らない職業につける人 or つけない人の違いとは

将来お金に困らない職業につける人とは、以下3点のような、いわゆる「仕事ができる人」と共通的な特徴があると考えられます。

リサーチ力(情報収集能力)が高い

効率的かつ効果的に物事を進めたり、何らかの成果を上げるためには、質の高い情報のインプットが必要であり、そのような情報を適切かつ迅速に収集できる人はどういう職業に就いたとしても成功する可能性が高いと考えます。逆に質の低い情報しか集められない人は、上げられる成果も高くなく、転職しても苦労するかもしれません。

フットワークが軽い

フットワークは行動力とも言い換えることができますが、目的を達成するために自ら考えたことを実行に移せる人は、どのような状況においてもリーダーシップを発揮して、着実に物事を進めることができるため、どの企業でも欲しい人材として重宝がられるでしょう。フットワークがない人は、常に受け身で対応が後手になってしまい、期待する成果にたどり着けなかったり、たどり着くのに時間がかかったりするでしょう。

学習意欲が高い

より良い仕事をするためには自身のスキルや能力を常に向上させる必要があり、その意識を常に持つ必要があります。学習意欲が高い人はどんな仕事や業務に従事してもそこから何かを吸収し、能力アップにつなげたり、仕事の改善を推進できたりします。学習意欲が低い人は、どんなことにもやらされ感が出てしまい、自己の学習につながらず恒常的なスキルアップをすることはできないでしょう。

将来性のある仕事に早めに転職しよう

ここまで本記事を読んで、

「今の仕事を続けても将来がない」
「今の仕事も悪くないがもっと良い仕事に就きたい」

と思われた方は、転職活動の準備を早々に開始することをおススメめします。

人材市場は流動的であり、企業の業績や景気に影響を受けやすい環境です。どんなに優秀な人でも、そもそも採用が停止されていたら転職機会を失ってしまいます。そのような状況になる前に転職できるように、思い立ったら即行動に移すことが得策です。

また、転職活動においては転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントでは専属のキャリアアドバイザーが様々なサポートをしてくれます。求人情報を紹介してくれるだけでなく、将来のキャリア相談や面談、応募書類に関するアドバイスなどもしてくれます。

なお、特にWeb系で未経験からの転職をお考えの場合は、「Wannabe Career(ワナビーキャリア)」がおすすめです。Wannabe CareerはWeb/広告業界専門の転職エージェントとして、ご希望に合った条件であらゆる職種の求人をご紹介できます。また、専任のメンターが転職に限らずキャリア全般に関する相談にも対応します。

まとめ

将来お金に困らない将来性のある職業の特徴やその特徴を踏まえた具体的な職業をご紹介させていただき、その中でも資格が不要でライフワークバランスもとりやすく、市場も右肩上がりの「Webマーケター」をおススメさせていただきました。

また、転職をお考えの場合は、転職エージェントを活用することで、より成功確率の高い転職活動ができること、加えて、Web系の転職の際には、「Wannabe Career」の活用をおススメしました。

将来性のある職業に就くことがゴールではなく、その職業に就いてからがスタートであり、そこで、将来お金に困らないように安定的に活躍することが重要であることを本記事のまとめとして記させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの今後のキャリア形成や不安を取り除く一助となれば幸いです。

ワナビーキャリア

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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy29期生。ビジネスコンサルタントとして働きながらWebマーケターとの2足のわらじを履くべくマーケティングについて勉強中。3男児の父。ワン子(ミニピン)もいます。

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