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プログラミングは、現代のテクノロジー分野で不可欠なスキルです。しかし、プログラミングの学習やコーディング作業は初心者にとっては挑戦的なものです。そこで、ChatGPTのプログラミング学習への活用について簡単に紹介します。
ChatGPTはOpenAIによって開発され質問に対して応答を生成することで、まるで人間のように情報の提供やコミュニケーションができます。ChatGPTはLLM(Large Language Model)という大規模言語モデルを使用しておりLLMはニューラルネットワークで構成される自然言語モデルです。
2022年11月の登場からChatGPTは急速に世の中に浸透していき、様々な企業などで導入され、全国の自治体で初めてChatGPTを業務に試験導入した神奈川県横須賀市は、使用した職員の約8割が仕事の効率が上がるとの認識を示したとし最新版の導入を進めています。
ChatGPTの使用方法は非常にシンプルで、まず、プロンプトと呼ばれるテキストを入力して指示を出します。プロンプトは、ChatGPTにどのような情報を求めているのかを伝えるための言葉です。
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1.データ加工
データフレーム(行と列からなる表形式のデータ)を使って簡単な加工をChatGPTでしてみましょう。
以下のように指示を入力します。今回はPythonのPandasを使用したいのでPythonを指定します。具体的に指示を出すとより正確にChatGPTがコードを生成します。
ChatGPTの回答は以下のとおりです。
2.グラフの作成
csv形式のデータを読み込んで可視化するグラフのコードも生成できます。
ChatGPTの回答は以下のとおりです。
3.生成コードの修正
上記のコードで出来上がったグラフの日付が正しく表示されていません。
日付が正しく表示される修正コードを指示します。
ChatGPTの回答は以下のとおりです。
正しくグラフが描けました!
4.エラーの修正
自分で作成したコードでエラーが出た場合は以下のようにエラー箇所の修正を指示します。表示されているエラー内容もプロンプトに入力するとより正確にエラー修正が行われる可能性が高まります。
5.コードの解説
Pythonだけでなく他の言語も対応可能で以下はChatGPTがSQLの解説をしています。
ChatGPTによるプログラム作成の利点と課題
ChatGPTによるプログラム作成は、時間と労力を節約する手段として役立ちます。
ChatGPTが自動的にコードを生成するため、プログラミングのスピードと生産性を向上させることができます。
また、プログラミング教育においてもChatGPTは有用なツールとなります。学習者はChatGPTとの対話を通じて、プログラミングの基礎を習得することができます。
しかし、先ほどのグラフ作成のコードのようにChatGPTはまだ完璧ではありません。生成されたコードが正確であるかどうかを確認する必要があり、修正や調整をする必要があります。また2021年9月までのインターネット上のテキストデータで事前学習されているため、それ以降の情報を持っていないことも注意が必要です。
ChatGPTはプログラムの作成に関しては補助的なツールとして位置づけられるべきです。プログラミングの知識や経験は、依然として重要であり、ChatGPTが提供するアドバイスやサジェスチョンを適切に判断する必要があります。
この記事では、プログラミング学習へのChatGPTの活用について解説しました。ChatGPTは開発者だけでなくプログラミング初心者にとっても便利なツールであり、質問応答やコード生成、アイデアの支援など様々な機能を提供します。ただし、注意点や限界もありますので、適切に活用することが重要です。ChatGPTのサポートである程度プログラミングを習得したら、スクールなどでもう一歩踏み込んだ内容を学習することも考えてみましょう!