※この記事は広告です。
『好きなことで生きていく』
YouTuberという仕事が一般的になり、自分の好きなことでお金を稼ぎたいと考える人は多いと思います。
ですが実際には、
・仕事は必要最低限、言われたことだけやる
・休日は何もやる気が起きずスマホを眺めて終わる
・何に対してもわくわくしない(やる前から諦めてしまう)
上記のように行動したいと思っても動けず、モヤモヤした毎日を過ごしている人が大半だと思います。
これは好奇心が死んだ状態です。
私たちは好きなことを見つける以前の大変危険な精神状態にあるのです。
今回は現代人の多くが好奇心を失っている理由、そして普段の生活で簡単にできる好奇心を取り戻す方法をお話します。
自我の芽を摘まれた現代人
「自分が何をしたいのかわからない…」
実際にこのような悩みで精神科を訪れる人が最近増えているそうです。
精神科医の泉谷閑示先生は著書の中でその理由についてこう語っています。
“幼少期から親が用意した習い事や「お受験」に埋め尽くされて、自身の「好き/嫌い」を表明することもできないまま、受動的に育ってきた歴史を持っています。
出典:仕事なんか生きがいにするな 泉谷閑示著”
良い学校に入り、良い会社に入れば幸せ。
そんな価値観を押し付けられ、自分の好きなことを無視し続けた結果、私たちは自分のやりたいことを感知するセンサーを失っているのです。
そうして自我の芽を摘まれて育ってきた人たちにとってのささやかな希望は、
・もうこれ以上、何かを強制されたくない
・面倒なことは最小限にして、少しでも楽な生活を送りたい
というように、わくわくする夢とは程遠いものとなるのです。
社会人が好奇心を取り戻す一番簡単な方法
好奇心を取り戻すために、泉谷先生はとにかく「遊ぶ」ことを推奨しています。
ですが忙しい社会人が遊ぶ時間を確保するのは難しいと思います。
あるいはわざわざ遊びの時間を設けるのが億劫だという人もいるでしょう。
自我の芽を摘まれた状態なので仕方のないことです。
そこで日々の生活に無理なく「遊び」を取り入れる方法をご提案します。
それはずばり『料理』です。
たかが料理とあなどることなかれ。
次項で忙しい社会人にとって料理が最高の遊びになることを説明します。
日常生活の中で最も身近で簡単な遊び
第一にどんな人間でも必ずお腹は空きます。
そのため食欲を満たすための料理をする時間は、他の趣味より時間を無駄にしている感覚が少ないです。
そして今の時代、簡単に作れるレシピが無料でネット上に大量に公開されています。
私のおすすめレシピを1品ご紹介します。食材を切って炒めるだけ、10分もあれば完成します。
https://rocketnews24.com/2021/08/15/1523996/
そして何より重要なのが、自分に作ったものに対して「美味しい!」という反応が即座に得られることです。
ブログやYouTubeといった創作活動をしたことがある人ならわかると思いますが、最初は作品を公開しても何の反応も得られません。
面白さを感じられるまで時間がかかると挫折の原因になります。
料理は創作に対する報酬(美味しい!)が早いため、挫折しにくいのです。
美味しい料理を作れた私たちはちょっとだけ自信をつけ、今度はより美味しいものを作ろうとします。
上記のレシピで言えば、食材を追加したり、味付けを変えてみたり。
「こうやったらもっと美味しくなるんじゃないか?」
自ら試行錯誤し、応用していくこの姿勢こそが「好奇心の芽」となるのです。
【まとめ】大人でも好奇心を取り戻せる!
料理をする→美味しい→応用(新たな料理)のサイクルを繰り返す。
これが無理なく好奇心を取り戻す最適な方法だと私は考えます。
料理を続けることで他の遊びに対する心理的ハードルも下がり、いつの日かきっとあなたの好きなこと・やりたいことにたどり着けるはずです。
最後に料理を継続するためのちょっとしたテクニックを教えます。
自分のお気に入りの調理器具を使うことで、毎日の料理がより楽しみになります。
また料理以外の遊びについて知りたい人は、本記事でもご紹介した「仕事なんか生きがいにするな」を是非読んでみてください。
現代人が抱える「生きる目的」への深い理解が得られるおすすめの一冊です。
最後までお読みいただきありがとうございました。