【 正直しんどい!? 】Webライティング副業、やってみました

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今回は、「Webライティングで副業したい!」という方に向けて、生まれてはじめての副業がWebライティングである筆者が実体験をレポートしたいと思います。

「仕事の受注方法」、「どんな人に向いているか」、「文字単価の相場」。
色々調べて、このあたりはわかった。

「でも、実際はどんなことが待ち受けているんだろう」

調べてわかることもありますが、やっぱりはじめの一歩を踏み出すまでは、勇気が要りますよね。そんな「慎重さん」の気持ちがビビリのわたしにはすごくわかります!

ひとつの案件の例にはなりますが、Webライティング副業で経験したわたしの失敗、学んだこと、感じたことが、少しでも参考になれば幸いです。

 

目次

案件獲得のきっかけ

わたしは現在Webライター歴5ヶ月です。
初の案件獲得のきっかけは、WebマーケティングスクールWannabe Academyのライター募集。マーケティングコースのカリキュラムをすべて終えたところで「早く何か副業したい!」と焦っていたので、珍しくあまり迷わずに応募しました。「ライティング」と聞いて、「なんとかなるかな」と思っていました。本業が紙媒体の広告制作会社の編集なので、見出しやキャプションなど、まあまあテキストを書くことがあるからです。

しかし、先に言ってしまうと、WebライティングにはWebライティングの型があります。本業が役に立った面もありますが、やっぱり特有のことは多い。詳しくはこのあと…!

 

 

請け負っている案件の概要

2022年5月、専用のチャットワークグループに招待され、複数人でやることがわかりました。今回採用されたのは、わたしを含めてライターは5名でした。

キックオフミーティングは、次の流れで開催されました。

・簡単に自己紹介(参加者8名全員)
・メディア作りの背景、メディア全体説明(編集長)
・メディアの目標(編集長)
・SEOの観点で気をつけてほしいこと(SEOご担当Wさん)
・記事テーマ一覧の見方、記入の仕方(運営サポーターMさん)
・記事提出の流れ(編集長)

仕事は、簡単にまとめると次のような内容です。

・Wannabeメディア※内の記事執筆
・Webマーケティングに携わって間もない初心者向け
・スクールに興味を持ってもらい、問い合わせに繋げる
・ひと月でひとり3記事アップ
・年内までの継続案件
・初月のテーマはクライアントが設定済み
・次月からはテーマ出しもライターが行う
・SEOを意識して執筆すること

※WebマーケティングスクールWannabe AcademyのWebメディア
https://shareway.jp/wannabe/

はじめての記事執筆の前に、応募時にテストライティングで書いた記事を、自分でWordPressに入稿することになりました。しかも、WordPressに入稿するためのマニュアルも用意されています。 わたしは、

「え~!そんなことも経験させてもらえるんだ!ラッキー!」
「WordPressってよく聞くもんねぇ。一石二鳥じゃない!」
「さすがスクールの用意してくれた副業!」

…という感想。

そう、Webライティングについて下調べが出来ているあなたならご存じの通り、WordPressに入稿するというのは、ライティングには付きものです。厚意で経験させてもらえることではなく、そもそも仕事の一部なのです。そして、クライアント側で執筆マニュアルが用意されていることも珍しいことではありません。しかし、本当に下調べなし、丸腰でライティングの案件に向き合った私は、そんなことも知りませんでした。(注:いつもそうというワケではなく、どこか「本業に近いし」と甘く見ていたところがありました…)そのことを知ったのは、つい最近です。

ただ、ミーティングで説明されたことはちゃんと聞いて書かなければ!と思っていたので、クライアントから指示された下記のポイントはしっかりと頭に入れました。

<気を付けること>
①    Googleと読み手を意識する
②    文字数に囚われすぎて間延びさせない
③    見出しに”興味を惹く内容”or”ユーザーが知りたい答え”を書く
④    あなただけにしか書けない内容を盛り込む!

「おおっ!ワクワクしてきたぞ!」(←④に過剰に反応しています)

 

 

初ライティングの取り組みと結果

最初の月は、すでにテーマや記事タイトルが設定されていました。
それだけではありません。
ターゲットやゴール、キーワード、記事の概要(内容)もシートに一覧で記されています。巷の案件では、ここまでセットされていないかも知れません。こればかりは、私はまだ他の案件を知らないのでわかりませんが、もし他の案件もやるようになった場合、このような項目をおさえて事にあたる(クライアントから聞き出す)のが基本だとわかったので、大変有り難い経験です。

さて、3記事のうち、「プロダクト思考とサービス思考」というテーマから取り掛かりました。

キックオフミーティングでいただいたアドバイスのうち、特に

・「Googleと読み手を意識する」→検索されやすいキーワード(と解釈)
・「あなただけにしか書けない内容を盛り込む」→実体験(と解釈)

が頭の中で大きくなっていたわたしは、「実体験ね!」と鼻息荒く、テーマにまつわるエピソードがないか思い出しては、後半でテーマにつながるように、前半に持ってきました。

タイトルは、「マーケティングで提案に磨きを!営業の成功確率を上げる大切な考え方とは?」。

記事を提出する際に、いっしょにアップした企画意図にはこう書いています。

<ポイント>
「プロダクト思考とサービス思考」をタイトルからそのまま詳しく解説するよりも、「提案」や「営業」という検索ボリュームのあるKWを間口・切り口したまとめ方。

<ねらい>
結果、Webマーケティング既知の人だけでなく、「営業」に悩んでいる人にも刺さるような。「マーケティングだよな~」ってワクワクしてもらえるような、記事。

シートに記載の概要を無視したわけではないのですが、自分なりに真剣に考えて、「いかに読者の課題解決になるか」「いかにメディアの記事に流入してもらえるか」を考えたうえでの企画・執筆でした。

たった2700文字を書いては消し、書いては消し…で10時間以上はかかったと思います。提出前に、経営者である友人にも読んでもらい、ベストを尽くしたつもりでした。

期待と不安。心待ちにしていたクライアントからのフィードバックは次の通り。

・企画意図は、ただあるテーマをそのまま書くのではなく、考えていただいたのが伝わってとても嬉しいです。

・ですが、「マーケティングで提案に磨きを!営業の成功確率を上げる大切な考え方とは?」の文章が、意味が伝わりづらいです。

・記事の方向性・概要は記載あるとおり、
1.前段
2.プロダクト思考とは
3.サービス思考とは
4.Webマーケターとして備えておくべき知識と注意点
5.プロダクト思考とサービス思考を理解するのにおすすめの本
で進めてほしいです。

・「『プロダクト思考とサービス思考』をタイトルからそのまま詳しく解説するよりも、『提案』や『営業』という検索ボリュームのあるKWを間口・切り口したまとめ方。」は、かえって記事としてタイトルやテーマの差別化がつけづらく、順位が上がらないと思います。ですので、結論としては、申し訳ないのですが、上記の概要の通り進め直していただけますでしょうか?

修正でも、書き直しでもなく、「やり直し」です。

企画意図を提出するのなら、せめて記事を書き出す前に出して確認をとっておけばよかったですよね。そしてなぜか、わたしはテーマ一覧に記載あるものを、「ここに書いてあるのは、目安(アバウト)だから、これ以上を考えて提案しなければ!」と思い、「よかれ」と思ってその通りではないものを書いてしまったのです

今から思えばおかしいし、失礼な話です。クライアントはメディア運営やSEOに長けた方。しかも、人に教える立場の現役講師!そんな無駄な指示をするわけがありません。

まったく見当違い、クライアントにも大変申し訳ない、大失敗の初回ライティングでした。

 

この段階で求められていたのは、

①スキル系ジャンルで、テーマ(用語)について読めば理解できるような、おまとめ記事
②類似記事を参考にしつつ、事実を淡々と解説する
③メディア内スキル系内での取り扱いテーマ数を増やす
④内部リンク増やす

で、よかったのです。

メディア内のひとつのジャンルで、

・たくさんの役立つ記事を書いて、ドメインパワーを上げる
・相互に記事をリンクさせ、閲覧数を増やす(回遊)

Webメディアならではの視点が抜けていました。

 

ー心得ー
・自己判断ダメ。ゼッタイ。
・まずはシンプルに要望に沿って進めること

とはいえ、頑張って工夫したこともあります!

・他記事のパクリにならないように、他記事で勉強、テーマを理解して自分の言葉で執筆
・難解なテーマも身近な例に置き換えて理解促進。ストーリーを創作
・創作したストーリーにあわせて図解(画像)も創作

 

 

5ヶ月経った現在

あれから、5ヶ月。紆余曲折ありました。

・初月 Webライティングの型を知らずに…

前述の「『やり直し』事件」以外にも、「文章のクセ」や、「誰の目線で書いている?」などたくさんのご指摘を受けました。それでもなんとか3記事を納期までにはアップ。
終わったころにようやく、クライアントの求めていることがわかってきました。(遅)
教訓と頑張った点は前述の通りです。

 

・2ヶ月目 失敗から学び、生かす

初月に反省すべきことばかりだった分、「何をすべきか」が急にピンと来た感があり、執筆前に承認いただいた概要に沿って、比較的スムーズに執筆できました。

この月から、テーマも自分で設定します。方針を理解できていたのと、自分自身、分からないままになっているテーマがあったので、こちらもスムーズに提出できました。

3ヶ月目に入る前のミーティングで、メディアのコンセプトがあらためて明文化されました。今後、注力していくテーマが方針転換され、具体的にどのようなコンテンツなのか、例を交えて説明をいただきました

具体的には、キャリア系やインタビュー系を増やしていくとのこと。

我々ライターも手探りなら、運営側のクライアントも手探り。そもそもマーケティング自体がやりながら改善を加えていくものです。さすが、現役マーケターのクライアント。判断が早くて、とても勉強になりました。

ー心得ー
・新規立ち上げのメディアには、変更はつきもの!柔軟に頭を切り替えよ

 

・3ヶ月目 あえて苦手を取り入れる

方針転換により振り出しに戻り、少し寂しく感じてしまったことは否めませんが、編集長の作成した「メディアの目指すもの」プレゼン資料が非常にわかりやすく、また腑に落ちたことで、わたしもまた頑張ろうと思えました。

この月の3本は、インタビューが1本、SNSについての記事が1本、副業系が1本です。

このあたりで気づいたのは、この仕事はリサーチや取材など苦労して書いても、ただまとめるだけでも、同じ報酬だということ。つまり、二次情報だけでも書けてしまうということです。

だからこそあえて、一次情報を得ること、何か意見を述べるときは根拠になる数値を組み込むことにしました。早々にラクを知るのは怖いこと。それ以上成長しないからです

話し下手で、インタビューが苦手なわたしですが、あえて3本ともインタビューを組み込みました。インタビューは準備が大変ですが、やっぱり生の声に勝るもの、人の体験に勝るものはありません。

ー心得ー
・あえて厳しい道を選べ

ー苦労した点ー
・よいインタビューにするためには、よい質問がいるため、結局は先に知識のインプット

 

・4ヶ月目 並行することの難しさと達成感

「メディアの目的」と、「記事を読んだ人にどうなって欲しいのか」を念頭に、構成案を作成することが定着してきました(最初はテーマ一覧に概要を記入する程度でした)。

スクールに特化した記事を執筆するには、クライアントに提供いただかなければいけない情報や、インタビューの依頼があります。なぜ、どんな情報が欲しいのか、インタビューでは、どのような質問をするのか。すべては、企画意図と構成案にまとめて、執筆前に編集長に提出します。3記事を執筆、WordPress入稿後は、ひと休みしたいところですが、踏ん張って、この最後と最初を同時並行で行っておくことで、執筆期間に余裕を作る事ができます

このころわたしは、スクールの別の講座(LP制作講座)で、卒業課題という佳境を迎えていました。構成案出し→承認待ち、記事のアップ→レビュー待ちといった、何かを出してはそのフィードバックを待っている間に卒業課題に取り組めるように、週単位でメインを入れ替えて取り組んでいました。もちろん、本業のスケジュールのオンオフも考慮です。

無事計画どおり締め切りまでに完了したときは、それが自信にもつながります。

 

5ヶ月目 人を知るためのマーケティングスキル

テーマ出しに苦労し始めました。初月~2ヶ月目までのようにスキル系であれば、マーケティングの用語、手法はたくさんあるので起案しやすいですが、キャリア系ともなると、人の人生や考え方になるため、そう簡単ではありません。今以上に、人に関心を持ち、人がどんなことを知りたいと思っているのか、リサーチが重要になっていくと感じていますいよいよ今後は、先に学んだ「マーケティング」のやり方を生かして行きます。

 

 

これからの目標


・記事のアクセス解析

「テーマを考え、書き上げる」いままでは、これで精一杯でした。しかし、記事を読んだ人がWebマーケティングやスクールに興味を持って、「個別面談に申し込み」してもらえているのか?ここのチェックができていません。せっかくGoogleアナリティクスなど分析するツールの使い方を学んだので、どのような人が、いつ、どこから見に来ているのか分析して、今後のテーマ設定に生かしたいと思います。

・SEOの基本習得
SEOについても後回しになっていました。最低限、検索ボリュームやサジェストくらいはチェックしていましたが、やるからには本腰を入れて勉強します。

・Webマーケティング×ライティングを強みに
Webライティングとマーケティング、両方のスキルがあると相乗効果はすごいな、と感じていますクラウドソーシングなどには、テーマが設定済みの案件も多いでしょうが、テーマの起案からできるライターは重宝されるに違いありません。マーケターであれば、なぜそのテーマを提案したのか、根拠で示してきます。逆も然り。ライティングスキルのあるマーケターなら、例えば提案書の場合、構成案から、導入、まとめまで、文章で説得力のあるものが作れるでしょう

このことを意識して、両方のスキルを磨いて、今後も案件獲得するのが目標です。

 

 

役立つ本の紹介

Webライティングのメソッドが取り組むべき順に、具体例をもって示されています。
「はじめに」から「おわりに」まで、すべて大変参考になる一冊です。特に途中のコラムは共感できて面白い!SEOや取材など、網羅性もありますのでおススメです。

デジタル時代の実践スキル Webライティング

佐々木ゴウ 著

 

Webマーケティング学習は実践が大事!

Wannabe Academyでは、Webマーケターに必要なスキルを知識ゼロからでも丁寧に教えていきます。
「Webマーケティングで副業したい!」
「何か強みになるスキルを身に付けたい!」

そんな方は、ぜひ一度、Wannabe Academyの個別相談会に参加してみてください。

 

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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy16期生。紙媒体の広告制作会社で編集として20年働く中で、数値で根拠が示せるWebマーケに憧れる。学習と実務の経験を経て、年内10万円を目指し副業にトライ中!

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