ペルソナとは?Webマーケティングにどれだけ必要な考え方かかみ砕いて徹底解説!


皆さんはペルソナという言葉を知っていますか?一般的なターゲット層を実際の人物像としてまとめることを「ペルソナ設定」と言います。この記事ではペルソナの説明から、設定方法とメリットについてお伝えします。
ペルソナとは?
ペルソナ(persona)とは、商品やサービスにおいてアプローチを行うために、ユーザー像の設定をすることを意味します。
実際にその人物が実在しているかのように、名前、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、休日の過ごし方、ライフスタイルなどリアリティある詳細な情報を設定していきます。
どのように人物を決めればいいの?
ユーザー像の決め方は大きくは3つにわけられます。
1.ペルソナに関する情報を集める。
2.集めた情報を分類分けし、まとめる。
3.ペルソナ像を元にストーリーを作る。
■ペルソナに関する情報を集める。
まずは既存のユーザーにインタビューをして情報を収集するのが一般的です。
情報収集をしたら、一人の人物をイメージし、「名前、性別、年齢、住んでいるエリア、職業」などを具体的に設定して、実際の顧客や理想の顧客像に、近づけていきます。

■集めた情報を分類分けし、まとめる。
集めた情報を分類分けして箇条書き等でまとめます。
上記のインタビューを参考に共通項を探して、書き出してみましょう。
・世代、家族構成、趣味、収入、休日の過ごし方・・・など。
■ペルソナ像を元にストーリーを作る。
ペルソナの特徴を箇条書きにまとめたものを、より具体的にするためにストーリーを作って仕上げます。
その人は何を求めているのか、どんな仕事に関する悩みを抱えているのか、自分自身の趣味や家族に関する事など、どんな事を考えているかを想像します。そして、対象に近い人物画像を添えることで、ユーザー像がより具体的にイメージしやすくなります。

箇条書きした内容を1つのシートにまとめることで、ユーザー像の全体を把握しやすくなります。
ペルソナシート参考例
※第1回授業カリキュラムより抜粋
ペルソナを設定するメリット
ペルソナ設定をするメリットは複数あります。
・ユーザー像を共有することが出来る。
例えば、20代の働く女性をターゲットに設定した場合、独身なのか既婚者か、その人がキャリアアップを目指しているのか、休日は何をして過ごしているか、を書き出すことで、マーケティング対象者の相違がないように、クライアントを共通認識を持つことが可能です。また、ペルソナを設定することで、見落としていたターゲティングの特徴を知ることにも繋がります。
・商品開発の基軸にすることが出来る
「プロダクトアウト」(プロダクト思考)から「マーケットイン」(ユーザー思考)に転換することで、ユーザーの悩みや、何が欲しいか、どういった解決方法なら喜んでもらえるかなど、顧客起点での商品開発ができます。現在のマーケティング手法において、カスタマーボイスを理解することはとても重要な要素になっています。
まとめ
ペルソナ設定はマーケティングをする上で、ユーザーの、行動心理を知るための必要な要素となります。 具体的な人物像を考え、行動パターンを考えることで、適切なアプローチができるようになります。マーケティングを始める際は、まずペルソナ設定から考えるようにしましょう。
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