Googleアナリティクス「セグメント機能」を使いこなそう

2023 6/29

2023年6月29日

はじめに、セグメントという言葉を知っていますか？セグメントとは、集団やまとまりを区切った区分の事です。
マーケティングでのセグメントとは、ユーザーの年齢や性別、言語や購買傾向、その他、興味関心や購買に至る、傾向に合わせた区分の事を言います。
セグメントを利用することで、ターゲットを絞ってサービスをアピールすることが出来ます。また機能を使うことで、特定の顧客にアプローチがしやすくなります。

ここではGoogleアナリティクスのセグメントの基本的な解説から使用ステップについて詳しく説明致します。

1.セグメントのフィルタについて

セグメントのフィルタ機能は、特定の広告媒体から流入してきたユーザーがコンバージョンに至ったのか、至らなかったかを区分ごとに把握するのにとても便利です。また、ユーザーのウェブサイトの閲覧実績を観察する際に、サイトの訪問数をカウントする事に有効的です。

セグメントの具体例について

特定の国や都市のユーザー
同じ商品閲覧者や購買したユーザー
同年代や職業のユーザー
サイトの特定のページにアクセスしたユーザー

などを含めることが出来ます。
ここからは、セグメント機能を使用する際に、使用する設定方法を説明します。

まずはじめに、コンバージョンに至ったユーザー数の推移を表したグラフであり、このセグメント機能を利用してユーザーの動きを参照します。

GAの「コンバージョン」から概要を選択します。

次に「セグメントを追加」を選択します。

「コンバージョンに至ったユーザー」を選択し、適用を選択します。

コンバージョンに至ったユーザーの結果が表示されます。

コンバージョン率は33.55%、その内のリピーター率は12.37%と確認する事が出来ます。

2.GAセグメント機能の使い方～応用編

GAにはデフォルトで22種類のセグメント項目があります。

たとえば

コンバージョンに至ったユーザー/コンバージョンに至らなかったユーザー
サイト内検索を実行したユーザー
新規ユーザー
リピーター
シングルセッションユーザー/マルチセッションユーザー

などがあり、そこから最大4つまで選択する事が可能でグラフにすることが出来ます。

応用編

次に応用的なセグメントの使用方法についてです。セグメントは自分でカスタムをして使用することが出来ます。

ユーザー属性を元に抽出する事で具体的なユーザー像を確認することが出来ます。上記では年齢や性別を抽出していますが、購買意向の強いユーザーなどをセグメントする事で、購入した商品のユーザー層を調べる事も可能です。

3.GAおすすめの使い方

セグメント機能はターゲットを絞って抽出する事が出来ますので、オススメの使い方を3つご紹介します。

見込み客の発見

応用編でも記載した通り、ユーザー属性の対象に、年代や性別だけを抽出することが可能です。事前に仮説立てをしたターゲットの対象や、想定していなかったユーザー像を見つけ出す事が出来るので、新たな見込み客を発見する事が可能になります。情報発信をするなら、世代に特化した内容を組み込む事で、リピート率や回遊率も上がるでしょう。