【初心者必見】押さえておきたい! Webマーケティング重要用語集

初心者向けWebマーケティング重要用語集
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Webマーケターとして働く上で、最初につまずきやすいのが「専門用語が多い」という点。この記事では、初心者マーケターがまずは最低限押さえておくべき「最重要語句」をサクッと解説!

言葉の意味と内容を正確に理解し、一人前のWebマーケターとして活躍できるよう、ぜひ最後までお読みください。

目次

基本のマーケティング用語

ペルソナ

「ある特定のサービスを使うであろう仮想的な人物像」のこと。ペルソナを用意する際は、たとえば「求職中の都内の20代前半の女性」といったざっくりした属性ではなく、「ITベンチャーに新卒入社して3年目の、渋谷区に住む年収400万円の〇〇さん。SNSで大学時代の同期が1月から転職したことを知り、自分のこれからのキャリアをどうするか迷い始めている」といった形で、具体的な人物像や生活スタイルがイメージできるようにしておくのがポイントとなります。

カスタマージャーニー

立てたペルソナが「特定のサービスを購入するまでに何を思い、どんな行動をとるか」を一連の流れにまとめたもの。抱えている悩みや課題を解決するために、ペルソナがどんな行動を経てサービスを認知し、内容に興味を持ち、比較検討し、利用に至るのかを可視化することで、マーケティング施策を具体的な形に落とし込みやすくなります。

コーポレートサイト

企業が顧客、取引先、投資家、求職者、メディア関係者といった様々なステークホルダー(利害関係者)に対して自社情報を紹介するために作られたホームページのこと。会社概要、ミッション・ビジョン・バリュー、事業内容、IR情報、採用情報などがまとめられており、企業の広報的な役割を果たしています。

LP(ランディングページ)

「Web上で訪問者が初めに着地(landing)するページ」のこと。 広義には、リンクやWeb広告、検索エンジンなどから流入してきたユーザーが最初に閲覧するWebページ全般を指します。LPを見に来たユーザーを確実に顧客として獲得するために、「ページの冒頭でユーザーを惹きつける」「アピール材料はすべて1ページに集約する」など、制作上気を付けるべきポイントがあります。

SEO

「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」と訳されます。あるキーワードをGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したとき、特定のWebサイトが検索結果の上位または検索結果の目立つ場所に表示されるようにするための施策を指します。SEO対策を行うことで、広告出稿に頼らず、自然検索によって顧客獲得を狙うことができます。

アクセス解析に関する用語

Googleアナリティクス

Googleが無料で提供しているWebサイトのアクセス解析ツール。「GA」と略されることが多いです。 ページを見に来たユーザーの性別や年齢、どこからページにやって来たか、ページを見ていた時間、リアルタイムの閲覧状況など、幅広いデータの計測や解析を行えます。数値をもとにサイト改善につなげることができるため、Webサイト運用には欠かせないツールと言えます。

PV(ページビュー)数

閲覧されたページの数のこと。1ページ閲覧するごとにカウントされ、3ページ見た場合は「3PV」となります。またページを更新した場合や「戻る」ボタンで前のページに戻った場合も「1PV」としてカウントされます。1日あたりのPV数、月間PV数、年間PV数など、Webサイト全体または特定のページが各期間でどれくらい閲覧されたのか(どれくらいのPV数だったのか)は、サイトの価値を測る上で重要な指標となります。

セッション数

Webサイトにアクセスされた回数のこと。「セッション」とは、ユーザーが特定のWebサイトにアクセスしてからサイトを離脱するまでを指し、「セッション数」は「アクセス数」「訪問数」とも呼ばれます。ユーザーが複数のページを閲覧した場合でも、それが1回のセッションの中で行われた場合は「セッション数は1」とカウントされます。「PV数」と混同しやすいため注意が必要です。

直帰率

直帰率とは、ユーザーがサイトにアクセス後、他のページをまったく見ずにそのサイトから離れた(直帰した)割合を指します。「離脱率」と混同しやすいため注意が必要です。

離脱率

離脱率とは、ユーザーがサイトにアクセス後、そのページを最後にセッションを終えた(Webブラウザを閉じた、別のサイトへ移動したなど)場合の割合を指します。

オーガニック検索

「自然検索」とも言います。検索結果ページに表示されるもののうち、広告を除いた通常の検索結果のこと。 オーガニック検索で表示されるサイトの掲載順序は、各検索エンジン独自のアルゴリズムによって決まるため、上位に表示させるにはサイトのSEO対策を行う必要があります。

検索クエリ

サイトにやってきたユーザーが、検索エンジン上で実際に入力した語句や文章のこと。検索クエリを分析することで、ユーザーが何を知りたくてサイトを見に来たのか、どんなニーズを持っているのかなどを読み解くことができ、より効果的に広告配信できたり、コンテンツのブラッシュアップができたりします。

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Web広告関連の用語

リスティング広告

ユーザーが検索したキーワードに連動し、検索結果のページ上部や下部にテキスト形式で表示させる広告のこと。どんなキーワードで検索されたときに広告を表示させるかを管理できるため、具体的にサービスや商品を探している人や、特定の悩みを抱えている人など、狙ったターゲット層へのアプローチがしやすいのが特徴です。

ディスプレイ広告

ニュースサイトや個人ブログなど各種Webサイトやアプリ上に、画像、動画、テキスト形式で表示させる広告のこと。 バナー形式で表示されることが多いため「バナー広告」と呼ばれる場合もあります。リスティング広告が検索結果に表示されるのに対し、ディスプレイ広告は表示される場所が多く視認性も高いため、「クリックされなくても表示されていれば一定の効果がある」とも考えられます。そのため、費用発生のタイミングも大きく分けて「クリックされた場合」と「表示された場合」の2パターンあります。

インプレッション

特定の広告がWeb上で表示された回数のこと。「IMP」と略されることも多いです。あくまでも「表示された回数」であるため、ユーザーがその広告を認識したとは限らない点には注意。

CPC(クリック単価)

「Cost Per Click」の略。「広告1クリックあたりにかかる平均コスト」を指し、「コスト÷クリック数」で算出できます。リスティング広告などの効果を測る重要な指標のひとつ。

CTR(クリック率)

「Click Through Rate」の略。「Web上に表示された広告が実際にクリックされた割合」を指し、「クリック数÷インプレッション数×100」で算出できます。ユーザーが広告内容に興味を持ったかどうかを判断する重要な指標のひとつ。

CV(コンバージョン)

Webサイトに来訪したユーザーの「売上や利益拡大など”成果”につながるアクション」のこと。ECサイトの場合は「資料請求」「会員登録」「購入」など。メディアサイトの場合は「一定数以上の記事の閲覧」「メールマガジンの登録」「SNSでのシェア数」などがあります。業態や企業の目的によって、Web広告のCVは様々に設定されます。

CVR(コンバージョン率)

「Conversion Rate」の略。あらかじめ設定したコンバージョンを「達成した率」を指し、「コンバージョン数÷アクセス数 or クリック数×100」で算出できます。

CPA(顧客獲得単価)

「Cost Per Acquisition(or Action)」の略。「コンバージョン単価」とも言います。1件のコンバージョンを獲得するためにかかった広告コスト(成果単価)を指し、「コスト÷コンバージョン数」で算出できます。Web広告の効果を判断する上では特に重要な指標。

まとめ

Webマーケティング初心者がまずは押さえておきたい重要用語について解説しました。
似たような単語や略語も多く、馴染むまでは大変かと思いますが、今回ご紹介したのはWebマーケティング業務を行う中では頻出の用語ばかりですので、しっかり押さえておきましょう。

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Web業界に転職したい、Webマーケターとして活躍したいという方は、ぜひ一度個別相談でお話を聞かせてください。

Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

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この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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