SEOの基本は理解している?SEOの本質とメリットデメリットについて説明します!
Webマーケティングの仕事をしているとクライアントからSEO対策について相談を受けること が多くあります。
その中でSEOについて基本的な知識がないと会話にならないと思ったので、今回はSEOについて基本的な事について説明していこうと思います。
SEOの本質とは?
①Googleからの評価の仕組みについて
検索エンジンの表示順はユーザーにとって価値があるもの=質がいいものが上位に表示される仕組みになっています。
【クローラー対策とは】
Googleは、インターネット上で「クローラー」と呼ばれるロボットを自動巡回させ、大量のページをデータベースに登録しています。
その中から検索キーワードと関連性が高く、かつ評価の高いページを検索結果の上位に表示させる仕組みを取っています。
その為、クローラーに早く自分の自分のページを見つけてもらう(=クローラビリティの向上)、高く評価してもらう、といった策をとらなくてはいけません。
クローラーは「テキスト」や「画像」「レイアウト」「リンク」など様々な情報を読み取りページを評価しています。(ページの質)
「有益な情報のアップデート(加筆)」、「不要な情報の削除」、「テキスト中心のコンテンツ」といった点に気をつけてブログやサイトの更新・運用をするだけでも、質を高めることができ、クローラビリティの向上に繋がります。
②ユーザー視点を考える
ユーザーからみて分かりやすいページにするということが重要になってきます。
問題解決に繋がっているか、誤った情報を伝えていない か、という細かい所に気を付けてページ作成する必要があります。
SEO対策をすることでのメリット
①広告以上の集客が見込めれる!
Google検索結果画面で上部に表示させるためには「リスティン広告」という方法もあります。
リスティング広告が表示される「広告エリア」、純粋なコンテンツが表示される「オーガニックエリア」を比較すると、ユーザーがクリックしてくれる率に大きな違いがあると言われています。
海外の調査では以下のデータが明らかになっています。
『検索結果に対してクリックされる割合はリスティングの広告エリアが13%に対して、SEOエリア
(オーガニック検索エリア)は52%と4倍も多くクリックされているという研究結果があります。』
引用元:【2022年版】SEOとは?初心者が上位表示を目指す14の対策 (hubspot.jp)
このような結果から、検索上位に掲載すると広告以上の集客効果が見込めれるという事です。
②手間はかかるが、月々の運用コストはかからない
例えばリスティング広告を出すとなると、どうしても広告費がかかってしまいます。
一方SEO対策は、コンテンツを企画立案したり、制作する手間はありますが運用費は基本的に必要ありません。
ですので、広告と比べると手間はかかりますが、費用はかからないといった点があります。
③特定のジャンルの情報発信力を高めることで、ブランディング効果に繋がる
特定のジャンル・テーマについて情報発信力が強くなるという事は一般の検索ユーザーに向けて広く影響力を及ぼしたり信頼度を高めます。
ひいては自社のブランディング効果にも繋がります。
SEO対策でのデメリット
①時間と手間がかかる
サイトやブログで効果を出すには、コンテンツを生み出したり制作をしたりと時間と手間がかかります。
サイトやブログを立ち上げた最初だとクローラーに見つけてもらえるまでに、ある程度時間がかかると理解しておいた方がいいです。
②長期的に効果を発揮するもの
SNSや広告といったものでは短期間でバズって集客・売り上げに繋がる場合もあります。
ただ、SEO効果を上げるという事は「地道に小さなことの積み重ねで長期的にサイトの信頼度を高め効果を発揮していくもの」であるため、効果がでるまで長い目で見ておくことが必要だと理解しておきましょう。
③広告施策のような明確な効果判定は難しい
SEOでは広告のように効果測定は難しいです。ただし、「Googleサーチコンソール」「Googleアナリティクス」といったツールを駆使することで、「検索から流入してきた数」や「検索KWに対する表示順」、「ユーザーがサイトに流入した経路」といったユーザーの動き等は確認できます。
まとめ
以上がSEOについてでした。今回は基本的な内容ですので、知っている人が殆どだと思います。また、改めて知識の再インプットができたのではないかと思います!
因みに私自身、SEO対策が長期的な物とは知らなかったので今回知れてよかったです。実際に自分でサイトを立ち上げて実践してみるのもいいかもしれませんね。
参考ferret SEOに強いブログにするためには?「王道」の視点を理解しよう