上位表示するSEO記事の作り方

上位表示するSEO記事の作り方
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「頑張って書いた記事にアクセスがない」
「上位表示どころか、何ページ見ても出てこない」

Webライティングに携わっていて、このようにお悩みの方、多いのではないでしょうか。メディア自体のドメインパワーが発展途上であるなど、記事以外の要因もあるのかもしれませんが、せっかく記事にするのであれば、少しでも上位を狙っていきたいですよね。

副業でWebライティングをしている私もそう思っていたところ、仕事仲間に「SEO的に上位表示を狙うのに、『記事の構成』も大事」と教えてもらいました。

大きなヒントを得て、早速リサーチ! 今回は、その学びを記事にしましたので、参考になればうれしいです。

目次

記事構成とは? 構成を考える目的と重要性

構成は設計図

SEO施策以前に、記事としての構成がしっかりしていないと、読み物としての質が低くなってしまいます。まずは、「構成とは何か?」から、おさらいです。記事構成とは、記事の「設計図」であり、全体像と手順を把握するものです。

まさに建築における「設計図」のように、もしもそれが無いとしたら、いったい「どのような」建築物が出来上がるのか、また、本当に完成するのかも分からなくなります。設計図があれば、ひとまず完成させることができますね。
記事の構成は、ざっくり、3つの要素で成り立っています。

  1. 導入文
  2. 本文
  3. まとめ

導入文は、記事を見にきてくれた人に「知りたいことが書いてありそうだ」と期待させる、フックになる部分ですので最も重要です。「どのような人に向けて書いているのか」を伝える書き出し、そして、「このあと何が読めるのか」、内容を紹介します。

本文は、いくつかの章で成り立っており、読み進めるほどに説得力が増すようにつなげていきます。ひと言でいえば、「ユーザーが知って得する情報群」です。

まとめでは、全体が振り返れるようにポイントを列挙したり、それまでの内容を踏まえたうえで、結局何が必要かを提示したりします。

これら3要素に、まずは「見出し」を付けてみて、流れを見ることで、全体像としてまとまっていれば中身の執筆へと進むことができます。

記事構成の目的と重要性

記事を書くにあたって、その執筆目的があると思います。たとえば、その記事を読むことで「Webマーケティングに興味を持ってほしい」や「相談がしやすそうなスクールだと思ってもらう」などです。

構成を考えずに書き始めると、いつのまにか、本来のゴールからズレた内容になることがあります。先に見出しを設定して、手順をプロットしておくことで、「何のための記事だったか?」が迷子にならずに済みます。また、情報収集の見込み時間や、取材など予定を入れるのにも効率的です。

記事のテーマ(検索キーワード)で流入してきたユーザーに、どんな情報を、どんな順番で、どんな形で伝えていけば、理解してもらえるのか。これをあらかじめ考えるのが構成であり、ユーザーにとっての分かりやすさが最も重要です。

理解こそが、目的の達成へとつながります。

SEO上位表示とは?

さて、ここまでは一般的な記事の構成についてお伝えしてきましたが、ここからは、SEOについて触れていきたいと思います。上位表示のしくみと、SEOで上位表示するために行うことを解説します。

上位表示のメリット

検索エンジンにおいて記事が上位表示されることのメリットは、安定的に長期間の流入が見込めることです。もし、その記事がメディアの中のものであれば、メディア自体の認知や他の記事への遷移も期待できます。さらに、「有益な記事」として被リンクもされやすいなど、そのメリットは絶大です。

上位表示のしくみ

検索結果の順位がどのように決められているのか。

SEOで上位表示を狙うのならば、検索エンジン(サーチエンジン)の仕組みを理解しておきましょう。検索エンジンはGoogleが多くのシェアを占めているため、以下、Googleを例にお伝えします。検索結果の順位決定には、主に「クロール」「インデックス」「アルゴリズム」が関係します。

クロール

クローラーと呼ばれるロボットがインターネット上を巡回し、情報(主にhtml)をリンクを辿って収集すること

インデックス

クローラーが収集した情報をGoogleのデータベースに分類・登録すること。記事がインデックスされているかどうかは、記事URLをダブルクォーテーションマーク「“ ”」で囲って見ることで分かります。表示されれば、OKです。

アルゴリズム

ユーザーの検索したキーワードに対し、関連性の高さなど、適切な順番に並べる機能。「ランキングシグナル」という順番を決定するための200以上の評価要素があり、評価は総合的に判断されています

SEO上位表示のために行うこと

SEOで上位表示される記事とは、先述のアルゴリズムの通り、Google検索エンジンに評価された記事になります。評価基準はいくつもあり、また日々調整やアップデートされているためすべては公開されていませんが、Googleが第一に評価するのは、「ユーザーの検索意図に対して答えられているか?」ということです。加えて、主な要因としては下記となります。

検索クエリの意味

ユーザーの検索意図を把握します。Googleは、ユーザーが検索したキーワードに対して、より高い精度で答えようと、情報の「特定さ」「幅広さ」「地域」などを加味して分析していますが、「情報の鮮度」が重要視されているといわれています。

コンテンツの関連性

ユーザーの検索キーワードと、そのページの関連性です。具体的には、キーワードの出現率や、タイトル・見出しなど、「どこに使われているのか」も関係します。

コンテンツの質

数あるコンテンツの中でも質が高いほど上位表示されます。質とはすなわち、「鮮度、網羅性、信頼性、権威性」そして、「ユーザーにとって良い体験になるか」の観点です。

ユーザビリティ

PC、スマホのレスポンシブ対応になっているか、表示速度に問題はないかといった基本的な部分です。特に現代はスマートフォンで見る人が多いため、スマートフォンでの最適化が重視されています。

コンテキストと設定

実は、同じキーワードで検索しても、人によって表示されるコンテンツが調整されています。ユーザーの住んでいる地域や検索履歴が考慮されているためです。

アルゴリズムにアップデートが入ると評価の基準が変わるので、検索順位もガラッと変わったりします。上位表示を目指すなら、最新情報のチェックも都度必要です。

SEOで上位表示される記事構成とは?

ここまで、記事構成、SEO上位表示のしくみ、それぞれについて解説してきました。ここからはいよいよ、これらを融合した具体的な記事作成の手法についてお話ししていきます。

SEO対策キーワードを選ぶ

やはり、キーワード選びが最重要です。感覚だけで決めてしまうと、上位表示も流入もできなくなります。次の3つは最低実行して、はじめからコケないようにしましょう。

1. 検索ボリュームを確認する

書きたいキーワードがあっても、検索する人がいなければ流入は見込めません。また、検索数は多すぎても、競合も狙ってくるのでSEO難易度が高くなります。すると、上位表示しにくくなるので、ある程度の検索数が理想です。キーワードプランナーやラッコキーワードのようなツールを使って事前にリサーチして決めましょう。

▼こちらも参考!
【3分で解説】検索ボリュームの調べ方って?手軽な調査方法から活用ノウハウまで解説

2. 関連キーワードを確認する

たとえば、「Webライティング」でも、「Webライティング 副業」と「Webライティング 文字単価」では、ユーザーの知りたいことは異なります。前者は、動画編集など他のスキルと比較しつつWebライティングで検討中なのかもしれませんが、後者は一歩進んでWebライティングの仕事に絞って調べているようです。すると、ちょっと記事の内容も変わってきますよね。関連キーワードも含めての選定が必要です。

3. 選定したキーワードで実際に検索

実際にキーワードを検索窓に入力してみて、どのような記事が上位にくるか、検索結果を確認します。これは、「どのような記事が評価されているのか」「上位記事に共通することは?」をリサーチする意味でもありますが、「思っていたような記事がない」場合は、キーワードの持つユーザーの検索意図を読み違えている可能性もあるので、再検討できます。

タイトルと記事内容の一致

ユーザー視点で考えたときに、検索行動で一番がっかりするのは、期待した情報が見つからないこと。その次に残念なのが、意図に近いタイトルを見つけてクリックしてみたら、内容が思っていたのと全然違うこと…。流入してすぐ離脱されるようなページはGoogleにも評価されにくいので、タイトルと本文がズレていないか、注意したい点です。

見出しの設定

SEO、そしてユーザビリティの両方の観点で、タイトルと大見出しが大事であることは私も理解していました。しかし、中見出し(いわゆるh3)の設定もそうだったとは…。実は、最近知りました。

通常、記事の構成は次の通り。

h1……記事タイトル
h2……大見出し
h3……中見出し
h4……小見出し

これはユーザーにとっての読みやすさだけでなく、Googleのクローラーにとってもこの構造が理解されやすい、つまり、収集しやすい、とのことなのです。

検索意図とオリジナリティで満たす

上位表示を狙うあまり、競合と似た記事、寄せ集めになってしまっていては、検索エンジンに評価してもらえなくなります。上位表示されている記事を参考にしつつも、より一層検索意図に応えられるタイトルや見出し、構成を考えましょう。また、体験談やインタビューなどオリジナルを交えてユーザーの理解促進に努め、読んだ後、ユーザーが満足感を得られる記事を目指しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
上位表示を狙う方法の基本は、

  • ユーザーとGoogleにとって分かりやすくすること
  • そのためにやることは、「構成案を作る」「検索エンジンのしくみを意識する」
  • キーワード選びは最重要。「検索ボリュームと難易度」「関連キーワード」「検索結果」は必ず確認

反響のある記事を作るには、本来、たくさんの知識と手順が必要であることが、今さらながら分かりました。

今からでも遅くはない!
先に学んだWebマーケティングの学習や実践がライティングに生かされていることは確かです。今回の学びとあわせてより良い記事を作っていきたいと思います。
皆さんもぜひ、WebマーケティングとWebライティングの「シナジー」を体験してみませんか?

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この記事を書いた人

Wannabe Academy16期生。紙媒体の広告制作会社で編集として20年働く中で、数値で根拠が示せるWebマーケに憧れる。学習と実務の経験を経て、年内10万円を目指し副業にトライ中!

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