手に職をつけたい女性におすすめの仕事24選! 在宅可・高収入を狙えるなど、今が旬なお仕事も紹介
結婚や子育てなど、ライフイベントの影響を強く受けがちな女性のキャリア。
「もし出産、育児、介護などでキャリアが中断してしまったら? 」
「スキルがあれば仕事復帰もしやすいはず」
そんな思いから「手に職をつけたい」と考える女性も多いのではないでしょうか。この記事では、女性が手に職をつけることで得られるメリットや、手に職がないことのリスク、手に職をつけて活躍しやすい業界などについて解説します。
女性こそ手に職! メリットを解説
まずは女性が手に職をつけるメリットについて、4つの側面から解説します。
仕事復帰しやすい
手に職があるということは、働く場所が変わっても、即戦力として発揮できるスキルを持っているということです。日本でも「ジョブ型採用」という採用方針が広がってきましたが、労働力不足で人材確保に苦戦している企業も多い中、「私にはこれができる」というスキルや専門性があれば、再就職もしやすくなります。
働き方を調整しやすい
コロナ禍以降、多くの業界で様々な働き方が取り入れられるようになりました。正社員としてリモートワークや短時間勤務で働く以外に、副業・兼業、業務委託などの働き方もあります。スキルを活かしてフリーランスや起業という方法もあるでしょう。手に職があれば、「フルタイム勤務の正社員」という形にとらわれず、様々な働き方で活躍することができます。
キャリアアップを目指せる
手に職をつけると、キャリアアップにも効果があります。企業に勤めながら手に職につながる専門知識を高めれば、なくてはならない人材としてキャリアアップのチャンスをもらえる可能性も高まります。
また転職活動では、これまでの経験でどんなことをしてきたか、その経験を別の会社でどう活かせるか、という点が重要なポイントになります。手に職があれば、自分の経験、実績、今後の活躍の可能性などを採用側にも認識してもらいやすく、キャリアアップ転職も叶いやすくなります。
長く働ける
年齢問わず働けるメリットもあります。手に職を持って実績を出し続ければ、定年後も再雇用や業務委託などで仕事を依頼してもらえるでしょう。ニーズがある限り、「定年」という概念に捉われることなく働き続けられます。
「長生きリスク」という言葉もありますが、長く働けることで安定した収入源を得るだけでなく、家庭以外のコミュニティに属していることが息抜きになったり、安心材料になったり、いい刺激になったりもします。手に職を持って長く働くことで「収入を得る」以外の良い影響がある点も大きなメリットです。
手に職がない女性が抱えるリスク
「手に職がなくても、今の仕事をこのまま現状維持できるなら問題ない」と考える方もいるかもしれません。けれども、手に職を持たずに働くことにはリスクも伴います。
AIに仕事を奪われる可能性がある
手に職を持たないということは、言い換えれば誰にでも仕事を代わってもらえるということです。「AIに取って代わられる仕事ランキング」といったテーマの記事を読んだことがある方も多いでしょう。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)という、事務作業を機械に覚えさせることで業務を自動化できるソフトウェアの活用も進んでいます。ChatGPTなどをはじめとした「生成系AI」のクオリティも、月単位で変化していると感じる方も多いかもしれません。手に職がなくてもできる仕事は、業務効率化によって、数年後、数十年後になくなってしまうおそれがあるのです。
不測の事態に対応できないおそれがある
年齢を重ねていく中では、様々なライフイベントや予期せぬ事態が起こることもあります。夫の転勤やリストラ、子どもの不登校、親の介護などによって自分の働き方を変える必要が出てきたとき、手に職がないと柔軟な対応が難しくなります。「これまで以上に稼ぐ必要がある」「勤務時間を減らさなくてはいけない」といった状況で手に職がないと、「とにかく長時間働くしかない」「仕事をやめるしかない」など、とれる選択肢が限られてしまいます。
【分野別】手に職をつけて働けるおすすめの資格や仕事24選
ここからは、「手に職をつけて働きたい」と考える女性におすすめの資格や仕事を4つのジャンル別にご紹介します。
医療・ヘルスケア関連で手に職をつけて働ける仕事
- 医師
医学の専門知識を活かし、診察や治療を行う仕事です。内科医、小児科医、産婦人科医など、様々な専門分野があります。開業医、勤務医など、働き方も選べます。
- 看護師
医師の診察にもとづいて、診療や治療の補助を行う仕事です。患者のケアや医師の補佐を行う医療の専門家として、病院やクリニックで働くのが一般的です。
- 薬剤師
医師の処方箋にもとづいて医療用医薬品を調剤したり、市販されている一般用医薬品(OTC医薬品)の服薬指導や情報提供を行ったりする仕事です。薬局、病院、クリニックなどが主な就職先です。
- 理学療法士
運動療法や物理療法などを用いてリハビリテーションを支援する仕事です。病院以外に、福祉施設やスポーツ・フィットネス関連施設で働く道もあります。
- 歯科衛生士
人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする専門職です。活躍の場は、歯科診療所や病院に限らず、学校、保健センター、企業、介護老人保健施設などにも広がっています。
- 医療事務
医療機関での診療報酬を請求するための書類作成や、窓口での外来受付、入退院手続きなどを行う仕事です。正確性やスピード感だけでなく、コミュニケーションスキルも求められます。
教育・保育関連で手に職をつけて働ける仕事
- ベビーシッター
小さな子どもの身の回りのお世話や、保育園や習い事への送迎などを行う仕事です。子どもを安全に保育する能力はもちろん、子どもの成長段階に関する知識や、親とのコミュニケーションスキルなども求められます。
- 幼稚園教諭
満3歳から小学校に上がる前の幼児を対象に、幼稚園での生活を通して子どもたちの心身の発達を促す仕事です。義務教育やその後の教育の基礎を培うため、幼児教育プログラムの実施や子どもたちのケアを担当します。
- 小学校教師
小学生児童を対象に、大人になるために必要な基礎的な学力、体力、人格を育む仕事です。学級担任として各教科の学習指導を行うだけでなく、集団生活をするための生活面の指導など、子どもたちに寄り添う姿勢が大切です。
- 学習塾講師
小学生、中学生、高校生などを主な対象に、生徒に各教科の個別指導やグループレッスンを行う仕事です。私学志向や公教育を補完したいという親や児童・生徒は年々増えているため、塾講師のニーズも高まっています。
- 音楽教室講師
ピアノ、バイオリン、ギター、ドラムなど、各種楽器の演奏方法や表現方法を指導する仕事です。自宅の一角やスタジオを使って個人で教室を開く、大手音楽教室に籍を置いて活躍するなどの働き方があります。
- スポーツインストラクター
フィットネスクラブやスポーツクラブなどで各種スポーツの指導を行う仕事です。集団で指導を行う以外に、少人数でプライベートレッスンを行う働き方もあります。技術面だけでなく、トレーニングプログラムを組んだり、メンタル面をサポートをしたりといったスキルも必要です。
デザイン・ものづくり関連で手に職をつけて働ける仕事
- ライター
本や雑誌、Webコンテンツ、ブログ、広告、パンフレットなどの執筆を担当します。広告代理店に勤務する以外にも、フリーランスとして個人で活動する働き方や、事業会社でインハウスライターとして活躍する働き方もあります。
- イラストレーター
本や雑誌の挿絵、広告などに掲載するイラストなどを描く仕事です。WebコンテンツやWeb広告にもイラスト要素が求められる今、活躍の場は数多くあると言えます。画力だけでなく、トレンドに敏感であることや、クライアントニーズを察知するスキルや提案力なども求められます
- フォトグラファー
ポートレート写真、風景写真、商品などの写真を撮影する仕事です。結婚式や子どもの行事の撮影など個人からスポット依頼を受ける場合や、特定の企業などと専属契約を結んで定期的に依頼を受ける場合などもあります。
- インテリアデザイナー
住宅やオフィス、店舗などのインテリアデザインを考える仕事です。建築家と共同して大規模商業施設の環境設計を行ったり、鉄道車両などの客室の環境設計を行ったりすることもあります。仕事内容は、空間や室内の環境をデザインする仕事と、家具やカーテン、照明器具といったインテリア用品をデザインする仕事に分けられます。
- Webデザイナー
Webサイトやアプリのデザインやユーザーインターフェースの開発を行う仕事です。ページ単位でのデザインだけでなく、サイトやアプリ内での導線をどう作るか、ユーザーのニーズを踏まえてデザインします。コピーライターやプログラマーなどとチームを組んで仕事をする場合も多くあります。
- グラフィックデザイナー
商品のロゴ、広告やパンフレットなどのデザインをする仕事です。人間が受け取る情報は約8割が視覚情報とも言われるため、ビジュアル面から企業や商品のブランディングに大きく貢献することができます。
オフィス・ビジネス関連で手に職をつけて働ける仕事
- 秘書
経営者や組織の幹部などが職務に専念できるよう、周辺業務をサポートする仕事です。スケジュール管理やミーティング日時の調整、電話の取次や会議資料の作成など、マルチタスクを処理する能力が求められます。最近はオンライン秘書などフリーランスとして活躍する働き方も広まっています。
- 人事
人の採用や労務管理などを行う仕事です。経営計画に基づいた採用活動や、本人の希望や適性を考慮した配属先の決定、人材育成計画の立案・実行などを行います。人材戦略に悩む企業は多いため、外部人事コンサルタントとして活躍する道もあります。
- 営業
モノやサービスなどの商材を企業や個人に対して売る仕事です。業種によって、商談から契約、アフターサポートまで一人の営業担当者がワンストップで対応するケースや、各フェーズによって営業担当が異なるケースなどがあります。近年は営業代行サービスも利用されるようになってきました。売上に直接貢献できる仕事のため、実績次第で高収入も狙えます。
- 財務
経理担当者が作成した帳簿や決算資料をもとに、財務戦略の立案や予算管理、資金調達などを行う仕事です。金融機関との折衝や、資産運用のために投資やM&Aなどを行うこともあります。会計に関する専門知識だけでなく交渉力や企画力なども重要です。
- エンジニア
電気、機械などに関する技術者をエンジニアと呼びます。コンピュータシステムの開発・運用・保守などを行うシステムエンジニア、WebサイトやWebサービスのシステム設計・構築・運用を行うWebエンジニアなど、様々な専門分野があります。
- マーケター
世の中のニーズをリサーチし、商材の販売促進につなげる施策を行う仕事です。メディアへの広告出稿、販促イベントの開催、コンテンツを使った集客など様々な方法がありますが、中でもWebに特化したWebマーケティングは、低コストでターゲットを絞った施策を行いやすく、効果検証もしやすいため、急速に伸びている分野です。
「在宅ワーク」「副業可」「高収入可」「将来性あり」など、今が旬な注目職業とは?
せっかく手に職をつけるなら、目的に合った仕事を選びましょう。ここからは「どんな働き方をしたいか」という目的別に注目の仕事をご紹介します。
手に職をつけて場所に縛られない生活を! 在宅ワーク可能な女性におすすめの仕事
初心者にも始めやすく、在宅で働ける仕事としておすすめなのは「Web関連」の仕事です。
「在庫を抱える必要がない」「インターネット環境があれば場所を問わず働ける」「Web市場の拡大によって常に人材が不足している」などの理由から、未経験でもスタートしやすい点がおすすめです。まずは自分の適性を見極める意味で、副業からチャレンジしてみるのも良いでしょう。
実際にどうやってWeb関連の仕事を始めればいいのかというフローが気になる方は、「【Webマーケティング副業の始め方】未経験から稼ぐ方法や収入目安まで」の記事が参考になります。
【Webマーケティング副業の始め方】未経験から稼ぐ方法や収入目安まで
手に職をつけて副収入を得よう! 女性が副業するのにおすすめの仕事
今の仕事は続けながら、副業で稼ぎたいという方は、資金なしで始められる仕事がおすすめです。
「ブロガー」「動画編集」「コーチング」「コンサルティング」などは、資金が手元にない場合でもチャレンジしやすく、実績が形に残せたり、スキルの積み上げもできたりというメリットもあるため、「小さく始めて大きく育てる」が叶う、女性の副業におすすめの仕事です。
「【資金なしで始められる仕事10選】1人でも副業からでもOK、稼ぐコツや成功例まで」の記事では、資金なしでできる仕事や役立つスキルをさらに詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
▼「副収入」がほしい方におすすめの記事
【資金なしで始められる仕事10選】1人でも副業からでもOK、稼ぐコツや成功例まで
手に職をつけて高収入を狙おう! 女性でも稼ぎやすいおすすめの仕事
手に職をつけて高収入を得たいという方には、「実績が数値で見えやすい仕事」「売上に直接つながる仕事」「成長業界で活躍できる仕事」をおすすめします。
マーケティング職は全般的にこれらの条件をよく満たしている職種と言えますが、中でもWebマーケターは、近年急速にニーズが高まっている仕事です。
「平均はどれくらい? Webマーケターの年収調査|副業とのかけ合わせで1000万も夢じゃない!?」の記事では、Webマーケターの平均年収や、さらに高年収を目指すためのポイントなどをご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
▼「高収入」を狙いたい方におすすめの記事
平均はどれくらい? Webマーケターの年収調査|副業とのかけ合わせで1000万も夢じゃない!?
手に職をつけて将来性のある仕事に就こう! これから需要の増えそうな女性におすすめの仕事
手に職をつけて長く働き続けたい方は、「人間にしかできない仕事」「私たちの生活のベースを支える仕事」など、世の中が変化しても欠かすことのできない分野の仕事がおすすめです。
労働力不足や、それに伴う業務効率化やDX、AIの活用は、今後もさらに進んでいくと思われます。そうした流れを踏まえ、「『将来お金に困らない職業』10選|安定した生活=大企業や公務員?」では、将来性のある仕事に共通する条件や、今後需要が減りそうな仕事の特徴などを解説しています。これからの世の中がどう変わっていくか、自分なりに予想しながら読んでみてください。
▼「将来性のある仕事」に就きたい方におすすめの記事
『将来お金に困らない職業』10選|安定した生活=大企業や公務員?
年代別に紹介! 手に職をつけたい女性の仕事選びのポイント
手に職をつけたいと思ったら、1日でも早くアクションを起こしてみることが大切です。手に職の仕事を選ぶポイントについて、年代別に解説します。
手に職をつけたい20代女性の仕事選びのポイント
20代は、社会人のスタート時期かつ今後のキャリア形成の土台となる時期です。第二新卒採用やポテンシャル採用も積極的に行われていますので、チャレンジしたい業界があるのならまずは躊躇せずに飛び込んでみましょう。様々な経験を積むことで、手に職につながる専門性を見つけ、次のステップへの足がかりを作れるはずです。
手に職をつけたい30代女性の仕事選びのポイント
30代は、結婚や出産・育児などプライベートでの変化が起きやすい時期です。働ける時間が限られる場合も多いかもしれませんが、手に職をつけるなら、フリーランスや業務委託といった柔軟な働き方がしやすい仕事を選び、少しずつでも実績を積み上げていくことが大切です。一つひとつは小さな実績でも、数を重ねることで信頼を築くことができます。
手に職をつけたい40代女性の仕事選びのポイント
40代は、ライフイベントもいったん落ち着いてくる時期です。一方で、完全未経験の分野へのチャレンジは難易度が高まる年代でもあります。手に職をつけるなら、まずはこれまでの経験を活かせる仕事を選ぶのが良いでしょう。その際は「職種」だけに捉われず、「コミュニケーション能力」「情報収集能力」「課題設定力」といった「ポータブルスキル(業種や職種が変わっても活かせる、職務を遂行する際に発揮される能力)」にも注目すると、新たな活躍の場所も見つけやすいはずです。
どの年齢からでもチャレンジしやすい手に職の仕事
年齢を問わず、いつからでもチャレンジしやすい「手に職」の仕事もあります。共通するポイントは、次の3つです。
- 低コストで始められること
- 過去の経験やスキルが活かせること
- 実績が形に残しやすいこと
手に職をつけて働く仕事の中には、資格の取得が必要なものもあります。資格があることで独占業務に携われる、何ができる人か認識してもらいやすいなどのメリットがある場合も多いですが、時間的・金銭的コストもそれなりにかかってしまいます。資格がなくても、経験やスキルが活かせる仕事であれば、初心者や未経験でもチャレンジしやすいでしょう。また、経験を積んで実績を残しやすい仕事を選べば、一段階上の仕事に携わりたいと思った際のアピール材料にもなり、活躍の場を広げることもできます。
【実例】アラフォーライターの筆者が考える「手に職」のポイント
最後に、フルタイム会社員として働きながら副業ライターを始めて2年目の私が考える「手に職」の「見つけ方」「続け方」について、経験談をもとにご紹介します。
「手に職をつけたいけど何から始めたらいいか分からない」
「上手くいくか自信がなくて一歩が踏み出せない」
という方の後押しになれば幸いです。
自分の得意分野を把握しておく
「手に職」の仕事を始める最も簡単で確実な方法は、やはり自分の「好き」や「得意」を把握しておくことだと思います。
私がライターという「手に職」をつけたのは、たまたまWannabe Academy(ワナビーアカデミー)でライター募集の案内を見たのがきっかけでした。そして、次のようなベースがあったから、「やってみよう!」と一歩踏み出せたと思っています。
- 本業でフリーマガジンの編集職をしていた
- 言葉や文章で伝える仕事にやりがいを感じていた
- プライベートでも、文章を褒められる機会は比較的多かった
ざっくりでも良いので、普段から自分がやってきた仕事、興味関心、第三者からの評価などを振り返って強みや特性を把握する習慣を作っておくと、チャンスの種に出会ったときにアクションを起こしやすいと感じます。
世の中のニーズを調べてみる
自分の得意分野をそのまま活かせる場所がないか、リサーチすることも大切です。転職サイトの求人票やクラウドソーシングサイトの募集案件を見れば、今、世の中でどんなスキルのニーズがあるかざっくり知ることができます。
チャレンジできそうな案件があったら、まずは応募してみましょう。スポットの副業案件を1つ受注するだけでも、気づくことはたくさんあります。クライアントのニーズを把握するのが難しかった、思わぬところを喜んでもらえた、スケジュールの見積もりが甘かったなど、予想外のこともあるかもしれません。その経験が、「本業として活躍するにはこんなスキルを足す必要がありそうだ」「関連するサービスにも今あるスキルが通用しそうだ」など、「手に職」を実践するうえでの次なるアクションに活きていると感じます。
「手に職」で得られるメリットを知る
本業と並行して「手に職」を続けるのは、正直大変です! それでも、この仕事でしか得られないメリットがあるから、1年以上続けられています。私が感じているメリットは、主に次の3つです。
- スキルを測る指標になる
本業で与えられる仕事やミッションは、自分の得意分野に合致しないものも多々あります。でも副業ライターという「手に職」の場合は、自分のスキルをストレートに発揮できます。そして、成果物そのものが評価の対象になるので、仕事の成果がどれくらい良かったか・悪かったか、リアルな反応が得られます。ある意味怖さもありますが、スキルレベルを測るにはぴったりだと感じています。 - 時間の使い方が上手くなる
本業と副業を両立するには、スケジュール管理が非常に大切です。私は子育て中でもあるため、平日もあまり残業ができません。限られた時間内で本業のToDo、副業のToDo、家族関連のToDoを完了させなくてはいけないので、常に優先順位を意識して、ジャグリングのように仕事を進めていくのが本当に上手くなったな、と感じています。以前のようについボーっと過ごしてしまったり、特に目的もなく暇つぶしをしてしまったりすることも減り、大変な中にもやりがいを感じる日々を過ごせています。 - チャレンジへの抵抗感が低くなる
やりたいと思ったら行動しないと、チャンスはもらえない。そう実感できたのも副業のおかげです。迷っているうちにチャンスが他の人の手に渡ってしまう、募集自体がなくなってしまうということもありますし、「これができるならこんな仕事もお願いできない?」と声をかけていただく機会もあります。引っ込み思案の権化のような私でしたが、手を挙げ続けてきたことで以前より自信もつき、「自分にもきっとできる」「チャレンジしたい」と、アクションまでのスピードがかなり短くなったと感じます。
まとめ:手に職がほしい女性の方へのメッセージ
手に職があると、働き方の選択肢が増えるだけでなく、不測の事態にも柔軟な対応がしやすくなりますし、メンタル面でも良い変化が期待できます。今すぐ手に職をつけて働く姿はイメージできなくても、一歩踏み出してみることで気づかなかった自分の適性を発見したり、意外なニーズがあったり、仕事以外にも思わぬメリットがあるかも知れません。
「何かやってみたいけど、具体的な目標が描けない」とモヤモヤしている場合は、「とりあえず将来性のありそうな業界について学んでみよう」というのもいいでしょう。Webマーケティングスクール「Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)」には、Webマーケティングの全体像、広告運用の実践経験といった学びの場だけでなく、転職・副業サポートや、受講生・卒業生のコミュニティもあるため、「何か新しいことにチャレンジしてみたい」という方の背中を押す仕組みが整っています。私もここからスタートし、チャレンジを続けています。少しでも現状を変えたいという思いがある方は、ぜひ一度個別相談を利用してみてください。