「広告代理店は忙しい」は本当?《激務ポイントと確認方法を紹介!》
「Webマーケターとしてどんどん経験を積み重ねていきたい!」
「一つの商品やサービスだけでなく、いろいろなジャンルで運用の仕事がしたい!」
こんな仕事の希望をお持ちの方に人気な転職先候補が「広告代理店」です。
最近はWeb広告専門広告代理店や、HPやSNS運用を担う広告代理店も増えており、採用にも積極的に取り組んでいることから注目を集めています。
そこで業種未経験の方が気になるポイントが「広告代理店は超激務なブラック企業」という噂…
働きやすさは仕事のしやすさに直結するだけあって、入社前にしっかり把握しておきたいところです。
「なぜ広告代理店は忙しい」と言われるのか?
激務になる理由と、自分に対応できるか判断する方法を紹介します!
広告代理店って、やっぱり激務系ブラックですか…?
業界1位の総合広告代理店で、激務が原因の一つになって新入社員が自殺してしまった悲しい出来事を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
広告代理店の仕事に興味のない方にも、「激務」「ブラック企業」というイメージがあるかと思います。
実際、交代制度がしっかり決まっている工場や、開店・閉店時間がしっかり決まっている店舗などと違って
「時間をかけること=成果物」
につながりにくいのが広告代理店の仕事の特徴のひとつです。
クリエイティブなものを生み出すために時間がかかる場合とかからない場合の差が大きいこと、仕事が一人で完結せず、チームで取り組むことが多いため待機時間がかかりがちなことなど、広告代理店という業態ならではの「時間の読めなさ」が、業務時間が長くなりがちな原因のひとつです。
しかし、先ほどもご紹介したとおり、最近どんどん増えている「Web系専業広告代理店」の場合、在宅でできる仕事、分業できる仕事が多く、いわゆる「締切」に追われるような商品も少なくなるため、「働きやすさ」をPRする企業も増えています。
なぜ広告代理店は忙しい?職種でも違うその理由
ひとくちに広告代理店といっても、そのなかの職種によって忙しさの理由が変わります。
広告代理店での「バックオフィス部門以外の主要な職種」について、どんな忙しさがあるのか?その理由をまとめました。
▼営業職
営業職は、会社によって任されている仕事の範囲が大きく異なります。
・新規顧客開発の比重
(ほぼ継続顧客のみ~常に新規顧客開発にあたる)
・新規顧客開発のルート
(問い合わせ対応のみ~アポイント取得から担う)
・商談成立後のフロー
(次の担当に引き継ぎ~サービスのアテンドから請求まで営業が担当)
・商品のサイクル
(締切なく常時販売可能~掲載締切が短い周期で発生する)
・担当顧客の数やエリア
・商品知識のアップデートの必要性
このようないくつかの条件の組み合わせによって、忙しさが変わります。
同じ会社であっても部署によって商材が異なったり、入社年次によって顧客の担当の仕方が変化したりすることで「忙しさ」が変わることもあります。
▼クリエイティブ職
ホームページやパンフレット、「ランディングページ(LP)」と言われるWeb広告やサイト上のバナー広告、動画広告など、いわゆる「デザイン」に関わる制作物をつくるクリエイティブ職。
最終クライアントだけでなく、自社の営業担当や間に入る紹介会社などとも調整しながら仕事をすすめなくてはなりません。
自分の都合だけでスケジュールが管理できない点で「忙しさ」を強く感じることがあるかもしれません。
▼メディア関連職
「媒体担当」などともいわれ、Web広告の専業広告代理店ではあまりおかれない職種です。
主に、「マスメディア」と言われるテレビ・新聞・ラジオなどの広告の出稿枠を管理します。
ほとんどの媒体で「締切」があり、間違いなく進行管理しなければなりません。
トラブルが発生したり、イレギュラーな進行の時期になったりすると一気に忙しさが変わります。
▼Webマーケティング職
最近人気が高まっているWebマーケティング職。
比較的新しい職種のため、会社によって業務範囲が大きく異なります。
営業と兼務しているパターン、特定の媒体の運用管理のみを担当するパターン、データから今後の戦略まで担うパターンなど、仕事の範囲はさまざまです。
もちろん、それによって忙しさは大きく変わります。
設定や運用などに業務範囲が絞られている場合、在宅ワークがしやすく、時間の調整もできるというケースもあります。
「忙しい=辛い」にならない環境を考えよう!
ひとくちに「忙しい」と言っても、そのパターンはさまざまです。
そして、人によって「忙しさ」がストレスになるかならないか、その理由もまったく異なります。
・長時間拘束されること
・休みが不定期で前もって予定が立たないこと
・朝が早いこと/夜が遅いこと
・自分の都合でスケジュールが決められないこと
・常にだれかと一緒に行動しないといけないこと
・1日中PC作業に追われること
・電話やメールの問い合わせ対応のため、たびたび作業の手を止めなくてはならないこと
・長期間の休暇がまったく取得できないこと
「忙しさ」を具体的に分解してみると、ひとそれぞれ「我慢できないこと・気にならないこと」が異なるはずです。
今までの経験から、できるだけ具体的に「私が辛くない忙しさ」を考えてみましょう。
ほかにどんなパターンがあるのかな?どうやって考えたらいいんだろう……
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