【後編】37歳で未経験転職に成功！ ロケーションコーディネーターからWeb業界へのキャリアチェンジ
Webマーケティングスクール「Wannabe Academy（ワナビーアカデミー）」の卒業生が転職した企業様へインタビュー！ 今回お話を伺うのは、11期生の千原さんが Wannabe Academyを卒業後に転職された、株式会社インサイト様です。
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【前編】37歳で未経験転職に成功！ ロケーションコーディネーターからWeb業界へのキャリアチェンジ
目次
メンバーのご紹介
株式会社インサイト 執行役員・人事責任者 藤本さん
インサイトのメンバーからスカウトを受け、2009年、株式会社インサイト入社。前職の広告代理店営業の経験を活かし、広告事業部の責任者、アフィリエイト事業部の責任者を経て、2022年9月より人事マーケティング部門の責任者に。
Wannabe Academy11期生（2021年4月入学） 千原さん（37歳）
新卒から8年間、北海道の金融機関で渉外係の営業を担当。その後、都内のテレビCM制作会社でのフリー制作や、ロケーションコーディネーターとして勤務したのち、仲間とともに会社の立ち上げにも携わる。2022年10月、株式会社インサイトに入社。
Wannabe Academy（ワナビーアカデミー）に入学したきっかけ
――ここからは、未経験からWeb業界への転職に成功された千原さんにお伺いします。前職ではロケーションコーディネーターというまったくの異業種で働いていたそうですが、なぜWebマーケティングを学ぼうと思ったのでしょうか。
千原さん：市場価値のあるスキルを身に付けて、キャリアチェンジしたかったからです。私は金融機関での仕事を経てロケーションコーディネーターの仕事をしていましたが、勤務時間が不規則なこともあり、将来を見据えて転職したいと考えていました。ただ、これまでの経験だけでは転職市場でなかなか評価してもらいにくい。
そこで、キャリアチェンジに役立ちそうなスキルを調べていたときに、Web系・テック系スキルに興味を持ちました。中でもWebマーケティングは、Web広告の伸び率には将来性しかないと思いましたし、マーケティングの考え方そのものに面白さも感じましたね。やりがいを持って働けそうな分野だと思い、学ぶことにしました。
――もともとキャリアチェンジを考えていたのですね。転職活動はいつ頃からしていたのですか。
千原さん：3年前くらいです。なかなか上手くいかないまま2年ほど経って、その後Wannabe Academyに入学し、1年後に今回の転職成功という流れです。Wannabe Academyでは3ヶ月のカリキュラムで学び、クライアントワークにも参加しました。Webマーケターとして即戦力になれるという確固たる自信はなかったですが、ロケーションコーディネーターとして日々働きながらもスキルアップへの意識は常に絶やさず、Webマーケティングについて自分でも書籍を読んだり調べたりと、情報収集は欠かさないようにしていました。
書類選考が通らない転職活動
――転職活動で苦労したことについて教えてください。
千原さん：30代半ばからの転職活動だったので、やはり年齢の部分で苦労しました。数十社に応募しても、書類選考が通らず、面接までたどり着けないことが大半でした。
――まずは書類選考の突破が第一関門ですよね。年齢で採否を判断されてしまうのはつらいですが、応募書類を用意する際に心がけていたことはありましたか。
千原さん：自分の経験の中で、数値化できる部分はしっかり数値で表すようにしていました。一方で、パーソナリティなど数値化できないものについては、具体的なエピソードや事例を書いて、分かりやすくアピールするよう心がけました。あとはロジックが成り立っているかどうかも意識しましたね。いったん書いてみて、矛盾点はないか、どんな言葉使いがベストかなど、いろんな角度からチェックしました。
――Wannabe Academyに入学後は、何か変化はありましたか。
千原さん：マーケティングの「考え方」や「概念」が身に付いた点は、自分を差別化するのに役立ちました。ロケーションコーディネーターというちょっと珍しい職歴なので、そこでの経験とマーケティング思考をかけ合わせて、自分の強みをうまく表現できたのが良かったです。「仮説」「実践」「数値分析」「考察」はWebマーケティングに必要なことですし、転職活動にも生かせると感じました。
「チャレンジできること」「自己成長が見込めること」がインサイトに入社した決め手になった
ーーインサイト様に入社を決めた理由をお聞きしたいです。
千原さん：藤本さんをはじめ、社内の方々の雰囲気が良かったことが最終的な決め手ですね。また、転職先を選ぶ際には「さまざまなチャレンジができること」「仕事を通じて自己成長が見込めること」を重視していたのですが、その点が見事に当てはまっていたので入社を決めました。
――入社後はどんな業務をしていますか。
千原さん：経営企画室の配属になり、既存の各事業の成長をサポートする役割を担っています。現状の組織の良さを活かしながら、事業の改善ポイントを見つけて社内のリソースをどう使うか戦略を立てたり、人材育成計画を立てたり、実行のプランを考えて実践のサポートをしたりという仕事です。
――前職とは仕事内容がガラッと変わりましたね。
千原さん：そうですね。ロケーションコーディネーター時代は社外の人たちとの調整や交渉がほとんどだったので、社内調整やバックオフィスならではの仕事の進め方を意識することはありませんでした。ここは経験不足な部分なので、大変さとやりがいを感じながら、経験値を上げていきたいです。
――頑張ってください！ 千原さんの今後の目標を教えてください。
千原さん：視座が高い人たちとのやりとりが多いので、ビジネスマンとしてレベルアップしていけるよう、日々成長したいです。未経験転職のため、働き出して初めて気づいたこともあり、「こんなことも勉強しておけばよかった」と思うことは多々ありますが、成長の機会と捉えています。
Webマーケティングを学びたい方へのアドバイス
ーー最後に、これからWebマーケティングを学ぼうと思っている方や、Web業界に転職しようと考えている方にメッセージをお願いします。
千原さん：30代半ばを過ぎてからの異業種転職という難しい条件だったので、最初はなかなか結果が出ずにくじけそうなこともありました。それでも今は、必要な情報はいくらでも手に入れられる時代なので、とにかく「情報収集と実行」を意識することが大事です。
スクールに通う、何か情報を得たら実践してみる、自分で調べて勉強する、ワークショップに参加してみるなど、学習と実行を積み重ねるようにしてみてください。どんなささいな一歩でも、無駄にはなりません。いつか成功するはずと信じて、チャレンジを続けてみてください。
――ありがとうございます。藤本さんからもメッセージをお願いします。
藤本さん：「成功したい」と思うなら、何よりもまず目の前にある課題に愚直に取り組み続けることが大事です。私自身、1つ壁を乗り越えただけで満足せずに、また新たな壁を乗り越えようとチャレンジする姿勢を今も変わらず貫いています。
インサイトも、私が入社した当初はまだ10人もいない会社でした。でも、一歩一歩目標をクリアし続けていたら、当時は予想していなかった売上規模にまで成長できました。「そんな目標、達成できるわけない」と感じても「従来とは違う手法を試したらいいのでは？」などと視点を柔軟に持って、小さな一歩からでも動いてみる。そんな愚直さと熱い想いを持つことが大事です。
いい人生を歩みたいなら、壁を乗り越え続けるしかありません。ぜひ、一緒に高みを目指していきましょう！
――藤本さん、千原さん、たくさんのお話をありがとうございました。転職でも仕事でも、壁にぶつかったときに逃げるのではなく、小さなアクションでもいいからとにかく動くことが成功の秘訣ですね。皆さんもぜひ意識してみてください！
