書類選考通過率100%でWebマーケターに転身

書類選考通過率100%でWebマーケターに転身
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商社からWeb業界への転職を果たしたWannabe Academy(ワナビーアカデミー)30期生のS.A.さんにインタビュー!

新卒で商社に就職し、ルート営業と商品開発で実績を出す中でマーケティングに興味を持ち始めたというS.A.さん。応募先企業すべてで書類選考を通過できたポイント、これまでのキャリアをどうWebマーケティングにつなげていくのか、女性ならではのライフイベントも見据えた上でどんな活躍をしていきたいかなどについて伺いました。

Wannabe Academy30期生。商社勤務からWebマーケターへの転身を果たしたS.A.さん

Wannabe Academy30期生。商社勤務からWebマーケターへの転身を果たしたS.A.さん

〈S.A.さんプロフィール〉
学生時代は4年間、コンビニエンスストアのアルバイトを継続。卒業後は商社に就職し、ドラッグストアの店舗裏で使用する備品・消耗品を中心に提案するルート営業と、客先の課題解決につながる商品の開発を手掛ける。「良いものを、より多くの人たちに届けたい」との思いからWebマーケティングに興味を持ち、2022年11月、Wannabe Academyに入学。2023年5月から始めた転職活動では、応募先の10社すべてで書類選考を通過。2023年8月よりWebマーケターとして新たなキャリアをスタートさせる25歳。

目次

書類通過率100%で未経験転職に成功

――今回、S.A.さんは完全未経験での転職活動にもかからわず、応募した企業のすべてで書類選考を通過したそうですね。

S.A.さん:はい。Wannabe Career(ワナビーキャリア)の転職サポートもあり、10社応募して10社とも面接に進むことができました。無事、Web業界への転職を果たせて、本当にうれしいです。

――書類選考通過率100%は素晴らしいですね。

S.A.さん:ありがとうございます。転職活動を始める際には、Wannabe Careerキャリアアドバイザーの清宮さんに丁寧に面談を行っていただきました。何でも話せるし、選考中も、結果にかかわらず良かった点と悪かった点の両方をはっきり伝えてもらえて、とても良かったです。応募書類を見てもらった際も、私の経験のどの部分をアピールすればより魅力が伝わるか、親身に考えていただきました。私自身の思いや考えを踏まえてアドバイスいただけたので、良い転職ができたと感謝しています。

ルート営業と商品開発の実績が書類選考通過のポイントに

――頼れるパートナーという感じだったのですね。とはいえS.A.さんご自身の転職前の実績もかなりのものだったと伺っています。どんなお仕事をされていたのですか。

S.A.さん:備品や消耗品類を扱う商社で、ルート営業と商品開発をしていました。私は学生時代にコンビニエンスストアでアルバイトをしていたのですが、備品の質が改良されたおかげで、驚くほど働きやすくなった経験があります。お客様にもそんな体験をしていただきたいと思い、店舗を回りながら、消耗品類の確認に加えて、どんな備品があったら便利になるか、どんなことに困っているかも聞くように心がけていました。ヒアリングを重ねる中で、「ニーズに合致する商品を探すよりも、自分で開発するほうが効率的かも」と思うようになり、ゼロから商品開発に携わる機会をいただきました。

――ルート営業で吸い上げた現場の声を、商品開発につなげたのですね。ちなみに、アルバイト時代に「この備品のおかげで助かった」と感じたのは、どんなものについてでしたか。

S.A.さん:「コーヒー豆の袋」です。私がシフトで入っていた朝6時から9時の時間帯は、コーヒーがよく売れます。忙しいレジ打ちの合間にコーヒー豆を補充しなくてはならないことも多かったのですが、袋の口が開き過ぎて、よく焦ってこぼしてしまっていました。

それがある日、袋の口の開き具合が、コーヒーマシンに入れやすい形に改良されていたのです。些細なことかもしれませんが、その少しの違いで私のストレスがぐっと減って、働きやすさが向上したのです。

――日々何気なく使うものだからこそ、負担なく使えることが大事なのですね。現職では、どんな商品開発に携わったのでしょうか。

S.A.さん:薬局で使われる「薬袋」です。ルート営業ではドラッグストアを担当していたのですが、備品担当の方から「物価が上がってコストが厳しくなってきた」との声を頻繁に聞くようになりました。コストは抑えたい。でも作業効率は下げたくない。それなら、既製品を別の業者から卸す代わりに自社で商品開発すれば、マージン分のコストを抑えつつ、使いやすいものを提供できると考え、チャレンジさせていただきました。

――商品開発には工程管理や予算管理なども必要かと思います。そこもS.A.さんが行っていたのですか。

S.A.さん:はい。製造は海外の工場にお願いしていましたが、現地の営業所の担当者と連携して工場と交渉したり、出来上がった試作品を実際に店舗業務で使ってもらったりなども含め、全体的に任せてもらいました。社風として、チャレンジしたいことが会社の方針と合っていれば任せてもらえる方針でしたので、ありがたかったです。とはいえ配属から半年後の話なので、今思うと怖いもの知らずで生意気だったなとも思うのですが…(笑)。

――アルバイト時代からつながるS.A.さんの営業スタンスが認められたからこそ、任せてもらえたのだと思います! その時の実績が、転職成功のポイントのひとつだったのでしょうか。

S.A.さん:そうですね。Wannabe Careerでの個人面談を経て自分の経験や今後の希望をお話しした際に、営業実績の数値が良かったのでそこはぜひ推していこうと勧められました。ただ私としては、営業だけでなく商品開発にも力を入れてきた自負があったので、「営業活動を商品開発につなげていた」というストーリーが見えるように意識して書きました。アドバイスを経て、応募書類の書き方もかなり変えましたね。

S.A.さんの職務経歴書の「自己PR」欄抜粋

職務経歴書の自己PRの部分は、営業と商品開発をひとつのストーリーにまとめ、マーケティングの仕事につながるようにブラッシュアップした。

――S.A.さんとしては、商品開発のほうを頑張った意識のほうが強かったのでしょうか。

S.A.さん:はい。ただ、商品開発の実績は「〇種類開発した」といった形でしかアピールしづらいのです。そこを営業実績と結び付けて書いたことで、面接の際にも興味を持って聞いていただけました。企業側としても、営業経験者には高いニーズがあるようで、「経験をセットで見せる」という方法は有効でした。採用側の視点を踏まえたアドバイスはとても役立ちましたね。

――選考中、Wannabe Academyで学んだことが評価された場面はありましたか。

S.A.さん:ありました。書類選考に通過したあと、メール広告やバナー広告を作るような実践的な課題の提出を求められた企業がありました。ボリュームもあって、未経験者にはかなり難しかったのですが、Wannabe Academyで学んだ知識やクリエイティブ制作の経験のおかげで、何を求められているのかが瞬時に判断できましたね。その後の面接で「どうやって課題に取り組んだの?」と聞かれ、Wannabe Academyで学んだことをお話ししたら、思った以上に良い反応をいただけましたね。私自身も、ちゃんと力がついていたことを改めて実感できました。

また、「スクールに通っている人は、まずは話を聞いてみたいから書類選考は必ず通す」という企業もありました。スクールに通ったことが有利に働く場面は思ったより多かったです。

Webマーケティングスクールのオンライン個別相談会

Webマーケティングを活かした課題解決にチャレンジ

Webマーケターへのキャリアチェンジについて語るS.A.さん

――今回、S.A.さんがWebマーケターに転職したのは「お客様の課題をWebマーケティングで解決したい」という思いがあったからなのでしょうか。

S.A.さん:そうですね。自分でゼロから開発した商品を使ったお客様から「おかげで働きやすくなったよ」という声をいただけたことで、「もっといろんな人にこの商品を知ってほしい」「より多くの人の課題を解決したい」という思いが高まりました。

マーケティングらしいマーケティングもできていなかったし、数値的な情報もヒアリングできた範囲でしか把握できず、次第に物足りなさを感じるようになりました。もっと幅広いお客様に対してアプローチしたい、もっと数値的に見える結果が欲しいと思うようになったのです。

――確かに、オフラインのマーケティングは数値で見づらい部分もありますね。

S.A.さん:そうなんです。私はどちらかというと何でも「全部網羅したい」という気持ちが強いタイプみたいで、「オフラインはできるようになったから、オンラインにもチャレンジしたい」と、新しい分野に飛び込もうと思いました。勤務先のグループ会社にはマーケティングを扱っている方もいましたが、どうせやるなら知らない世界を見てみたいと思い、Webマーケティングを学んで転職しようと考えました。

もうひとつ、女性ならではの観点もありました。将来、子育てしながら働くことを考えると、自分でお金を稼げる、フリーランスのような仕事にもチャレンジできる余地がある仕事をしたいと思ったのです。Webマーケターはそれが叶うと思いました。

――柔軟な働き方ができるのは魅力ですよね。Webマーケティングを学ぶには、スクールに通う以外の選択肢もあると思います。なぜWannabe Academyを利用したのですか。

S.A.さん:私、独学で上手くいったことがあまりないんです。以前、統計学を勉強しようと思った時も、一人で本を読むだけではなかなか勉強を習慣化できずにフェードアウトしてしまいました。今回は中途半端にしたくなかったので、自分を制御する意味で、受講料も自分で払うし、課題提出もある、スクールを利用することにしました。

スクール選びに際しては、課題の有無、受講料、授業のスケジュールなどのポイントを比較して決めました。Wannabe Academyは他のスクールより新しい学校でしたが、口コミも良いし、受講料も手が届く範囲だし、カリキュラムも無理ないボリュームでした。すぐフリーランスになると決めていたなら、もっとがっつり学べるスクールでも良かったかもしれません。でも私は、まずは転職して経験を積みたいと思っていたので、Wannabe Academyがちょうどよかったです。

――仕事との両立はいかがでしたか。

S.A.さん:100%出勤するスタイルの会社で、通勤も移動も車を使っていたので、勤務時間は一切勉強できません。繁忙期も特になく日々残業があったのですが、月曜日だけは21時からのオンラインクラスに間に合うように、絶対20時には退勤していました。復習や課題は、平日夜と週末を使って取り組みました。疑問点はクラスのチャットで質問したり、授業後の時間に補講してもらったりしました。クラスメイトの方の質問が参考になる場面も多かったですね。

――そこは双方向型の授業ならではのメリットですね。ちなみにS.A.さんは卒業後のクライアントワークには参加されていないとのことですが、何か事情があったのでしょうか。

S.A.さん:実は、2種類あった卒業課題のうち1種類しか提出できなかったのです。本業が忙しくて、諦めてしまいました。とはいえ授業の中でも広告入稿や計測タグの設定、管理画面の使い方など手を動かしながら実践的な内容を学べたので、実務に就いた時にどういうことをやるのか、大まかなイメージはつかめました。

実務経験が積める点に惹かれてWannabe Academyを選ぶ方は多いと思いますが、その頃の私は「本業で忙しい中、無理してクライアントワークに参加するより、早く転職したい」という気持ちのほうが大きかったですね。1月に卒業して、Wannabe Careerの個別相談で本格的に転職活動を始めたのが5月。その間は、情報収集のために大手転職サイトに登録して、どんな求人があるのかをざっくり見ていました。

――クライアントワークの経験がなくても未経験転職できたのはすごいですね。転職先の会社は事業会社ではなく支援会社だそうですが、内定を受諾したポイントはありますか。

S.A.さん:「事業会社か、支援会社か」という点はあまり気にしていませんでした。人柄や社風が魅力的だと感じたのが、今回の転職先を決めた理由です。私は面接の逆質問ではいつも、なぜ前回の選考を通してもらえたのかを聞くようにしています。転職先企業の面接官の方は、私が力を入れて頑張ってきた部分をきちんと見た上で評価してくれている感じがしてましたね。仕事内容も大事ではありますが、同じような仕事をするなら「一緒に働きたいな」と思った人と働くほうが幸せだし、やりがいも感じられると思います。

作る、広める、手に取ってもらう。川上から川下まで手掛けたい

将来的なキャリアビジョンについて語るS.A.さん

――2023年8月からWebマーケターとして新たなキャリアをスタートされますが、これからの目標を教えてください。

S.A.さん:まずは少しでも早く一人前のWebマーケターになれるよう、任された仕事をしっかり実行して会社やクライアントに貢献したいです。そしていつか機会があったら、どこかのタイミングで自分のサイトを作って、自分で商品を調達したり、その商品を販売したり、広告を打ったりしてみたいなという夢もあります。

結婚や妊娠・出産、子育てなどのライフイベントに左右されずに働ける点がWebマーケターの魅力だと思うので、チャンスがあったら、自分で商材を用意するところからWebマーケティングでの販促、販売まで、一連のフローを手掛けていくのも楽しそうだなと思っています。

――S.A.さんのこれまでの経験や実績と新しい仕事が1本の軸でつながる、とても素敵な働き方ですね! 最後に、これからWebマーケティングを勉強しようと思っている方へのメッセージをお願いします。

S.A.さん:スクールに入ると周りの受講生が頑張っている姿に刺激をもらえるので、「自分も頑張らなきゃ」というモチベーションにつながります。興味があるなら「とりあえずやってみる」というのもアリです。無理だったらやめればいいし、できそうだったら転職したり副業したり、視野を広げてチャレンジしてみると良いと思います。受講料はかかりますが、自己投資としてお金を使うのは気持ち的にも悪いものではないですし、違う世界を知る意味でも、挑戦してみて得られることのほうがきっと多いと思います。ぜひ一歩踏み出してみてください!

ワナビーキャリア

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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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