未経験で広告代理店に転職成功! 小売業界からのキャリアチェンジ

未経験で広告代理店に転職成功!小売業界からのキャリアチェンジ
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小売業界から広告代理店への転職を果たしたWannabe Academy(ワナビーアカデミー)30期生のH.S.さんにインタビュー!

紙媒体の広告ディレクションを担当する中で、より効果測定がしやすいWebマーケティングに興味を持ち、転職を決意。完全未経験から広告代理店のDXプロデュース職へのキャリアチェンジを成功させるまでの道のりについて伺いました。

Wannabe Academy30期生。小売業界から広告代理店への未経験転職を成功させたH.S.さん

Wannabe Academy30期生。小売業界から広告代理店への未経験転職を成功させたH.S.さん

〈H.S.さんプロフィール〉
学生時代に店舗での販売職のアルバイトをしていたのをきっかけに、大学卒業後は全国でホームセンター事業を展開する小売企業に就職。5年間で規模の異なる3店舗を経験したのち、本社の広告宣伝部門へ異動し紙媒体の広告ディレクションを中心に担当。広告の効果測定やデータ分析に興味を持ったことから2022年11月、Wannabe Academyに入学。2023年9月より広告代理店で新たなキャリアをスタートさせた28歳。

目次

20代後半、初めての未経験転職で苦戦

――Wannabe Academyでの経験を活かして、広告代理店への転職を成功させたH.S.さん。学生時代のアルバイト先も新卒入社した会社も小売業界で、広告業界は完全に未経験だったそうですね。

H.S.さん:はい。当初は広告にもWebマーケティングにも、特に興味は持っていませんでした。接客が好きでしたし、小売業は身近な存在で働き方もイメージしやすかったので、大学卒業後はホームセンター事業を手掛ける会社に就職しました。いくつかの店舗で約5年、品出しなどの現場業務に携わっていたのがちょうどコロナ禍前後のことです。マスクや消毒液、パーテーションなどの需要が急激に高まったことで、2020年当時は来店数も売上もすごく伸びた一方、その反動で2021年は伸び悩むという経験をしました。でも店舗にいる限り、集客を増やしたいと思ってもできることはそう多くなかったので、本社に異動希望を出しました。

――そこで自社広告に関わる仕事をされたのですね。Webマーケティングに興味を持ったのはその頃でしょうか。

H.S.さん:そうです。少しでも集客につながる仕事がしたいと考えて異動した広告企画課では、新聞の折込チラシなどの制作ディレクションを担当しました。ただ、紙媒体は効果測定が難しいなと感じたのです。その日の折込チラシに載せた商品が売れやすいという程度の分析はできても、チラシを見たことをきっかけに来店した方がどれくらいいるのかといったデータは取れません。また、値付けや掲載する商品のセレクトなどは別の部署が担当していたので、できる工夫にも限りがありました。

でもWeb広告なら、様々なデータを元に次の施策を考えられます。売上分析の仕事は好きだったので、社内のWebマーケティング部門への異動希望を出したのですがなかなか通らず、転職することにしました。

――当時の転職活動はいかがでしたか。

H.S.さん:書類選考が通らないことも多くて、経験不足を痛感しましたね。Webマーケティングの仕事をしたいと思っていても、実際にはGoogleアナリティクスも触ったことがない状態だったので、なかなか厳しかったです。

応募書類に「経験あり」と書くためにWannabe Academyを選択

Webマーケターへのキャリアチェンジについて語るH.S.さん

――経験不足を補うためにWannabe Academyに入学されたのですね。学習を始めるにあたっては、独学や他のスクールも検討しましたか。

H.S.さん:検討はしました。ただWebマーケティングを学ぶのは初めてだったのと、働きながらの学習になるので、他の受講生と学べるほうがモチベーションが続くと考えました。Wannabe Academyはオンラインのスクールですが授業は双方向型なので、リアルタイムで一緒に学ぶ仲間がいますし、その場で直接先生に質問もできます。疑問をすぐ解消できるのはいいなと思いました。受講料がそこまで高額でない点も後押しになりました(笑)。

――実際学んでみて、実務経験が積めるという点についてはいかがでしたか。

H.S.さん:授業の中で、Webマーケターが実務で扱う各種ツールの使い方をゼロから教えてもらえたのが良かったです。特に、紙媒体の分析しかしたことのない自分にとってGoogleアナリティクスの管理画面は衝撃的でした。ユーザーのアクセス状況がリアルタイムで見られたり、アクセスの多い曜日や時間帯、どんなページがよく読まれているかなどもグラフで見られたりしたことで、Webマーケティングに関わる仕事をしたいという気持ちがさらに高まりました。

また、実際に予算を使って広告出稿できたのも良かったです。テキスト広告用の文面を考えたりディスプレイ広告用の画像を作ったりという初めての経験ができましたし、予算配分の調整も勉強になりました。意外だったのが、数値系の仕事は得意なつもりだったのに予算の調整に思ったより苦戦した点です。実務に就いたらお客様の予算を預かって運用することになるので、スクールで事前にシミュレーションしておけたのは良かったです。

Googleアナリティクスでは様々なデータを見ることができる。

初めてGoogleアナリティクスの管理画面を見た際、紙媒体の広告とは比較にならないくらい多くのデータが見られることに衝撃を受けた。

Webマーケティングスクールの無料体験授業

Wannabe Academyでの学びを活かして未経験から3社に内定

――卒業課題合格後のクライアントワークにも参加されましたか。

H.S.さん:しました。メディア運営をしているクライアントに対し、PV数を増やして広告収益を上げるための施策を提案するという案件です。クライアントが実際に感じている課題のヒアリングや、Googleアナリティクスの数値から他の課題がないかの分析、それらを踏まえた施策についてのプレゼンテーションまで、一連の流れを経験させてもらえました。

――ここでも在職中には経験できないことを実践できたのですね。

H.S.さん:そうですね。純粋に仕事の流れがつかめたことも勉強になりましたし、実在する企業の方とやりとりする中ではただ「いい提案」をするだけでは実行に移してもらえないんだという難しさも感じました。先方のリソースや優先順位も加味した提案が大切だと気づけたのは、クライアントワークに参加したからこそですね。

――Wannabe Academyに通ってからの転職活動はどのように進めましたか。

H.S.さん:受講期間中に一度Wannabe Career(ワナビーキャリア)に相談をした際、「クライアントワークは絶対にやったほうがいい」と言われたので、クライアントワークがひと段落つく少し前から応募書類の添削や面接練習をお願いし始めました。実際に応募を始めたのは5月頃からです。

Wannabe Academyに通う前と後とでは、応募先企業に対する本気度のアピール力が違うなと感じました。「未経験OK」という求人の場合でも、「受講料を払ってまでスクールに通った」という姿勢は、意欲や覚悟を測る指標になっているように思いました。「スクールで実際どんなことを学んだの?」と聞かれることも多く、広告配信から数値分析、配信内容の改善までしたことを自分の言葉で話せたのは面接でプラスになったと思います。

――ということは転職活動は比較的スムーズに進んだのでしょうか。

H.S.さん:応募を始めた当初は、自分のやりたいことをうまく言語化できず、少し苦戦しました。Wannabe Careerの面接練習や個別相談の中で自分が目指したい方向性などについて相談はしていましたが、「Webマーケティング」というカテゴリの中のどこに軸足を置きたいのか、今ひとつ定まっていなかったのです。そのため実際の面接で突っ込まれた質問をされた時にもうまく話せなかったのですが、そのことをWannabe Careerに相談すると「それなら、あえていろいろな求人に応募してみたら?」と、一気に15社ほど様々な職種を紹介してもらい、これが突破口になりました。

好きな分析を中心にした職種以外に、営業職や広告運用のみに限定した職種などにも応募していろいろな面接官の方と話をする中で、本当にやりたいことが何なのかが見えてきました。幅広く提案をしてもらえたおかげで、枠を狭めずたくさんの企業の面接を受けられて、やりたいことが明確化できましたし、最終的に3社から内定をもらうことができて感謝しています。

完全未経験でも転職できる! 得意分野を伸ばしてさらにスキルアップしたい

将来的なキャリアビジョンについて語るH.S.さん

――経験不足をWannabe Academyに通うことで補い、最終的に3社の内定を手にしたのは素晴らしいですね。最終的に転職先を決めたポイントを教えてください。

H.S.さん:好きな分析の仕事ができる職種という点と、扱う商材に馴染みがあるかどうかという点を重視しました。職種も扱う商材も、両方とも初めてだと辛いかもしれないと思い、飲料メーカーをクライアントに持つ広告代理店のDXプロデュース職に決めました。数値を見ながらPDCAを回して、新しい広告プランの提案を行う仕事です。

――H.S.さんの得意分野と広告ディレクションの職務経験が活かせそうな職種ですね。

H.S.さん:そうですね。もともと集客や売上アップにつながる仕事がしたいという思いから転職活動を始めたので、ベストな職種に出会えて嬉しいです。やりたいことがはっきりせず悩んだ時期もありましたが、最終的にやっぱり分析の仕事が好きだと気づけたのも良かったです。まずは新しい職場で実績を出して、ゆくゆくは分析をメインにするポジションにも就きたいと思っています。また将来的には、数値分析力を活かして他の職種にもチャレンジしたいとも考えています。得意分野に軸足を置きつつも、そこだけにとらわれずキャリアの幅を広げていきたいですね。

――これからのキャリアが楽しみですね。最後に、Webマーケティングの仕事をしたいと考えている方に向けてメッセージをお願いします。

H.S.さん:私は「広告」という枠での経験はありましたが、Web媒体は完全未経験でしたし、Web広告の分析をした経験ももちろんありませんでした。でも、スクールに通って授業やクライアントワークをしたことが、今回の未経験転職成功につながったと思います。もちろん「スクールに通うだけで転職できる」というわけではなくて、スクールで得た経験や知識に加えて自分がどれくらい本腰を入れて転職活動に取り組めるかが大切です。一人で踏ん張るのが難しいときも、Wannabe CareerのアドバイザーやWannabe Academyの先生に相談できたのは心強かったです。「スクールに通った」という姿勢はきっとプラスに働くはずなので、その強みを活かすためにも、周りのサポートをうまく利用して、転職成功につなげていただけたらと思います。がんばってください!

ワナビーキャリア

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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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