未経験からWebデザイナーになるには? 実際の転職事例から年齢別のポイント等を詳しく解説

無料体験授業

ウェブサイトやSNSは企業にとって情報提供やビジネス展開の手段として当たり前の時代になりました。Webデザイナーの人気や需要は今後も継続すると思われます。

未経験からWebデザイナーを目指したいけど、どのように知識を身に付ければよいのか分からない、転職を成功させるには何をアピールしたらよいのか、などのお悩みがある方は多いのではないでしょうか。

この記事では、年代別に実例を交えながらWebデザイナーになるためのポイントをご紹介します。

目次

どの年代でも、未経験からWebデザイナーになることは可能。その理由は?

Webデザイナーは20代での転職が多いイメージですが、スキルさえ持っていれば年齢に関係なく、30代、40代でもWebデザインの道に進むことができるといえます。その理由をご説明します。

独学が可能

Webデザインについて、オンライン学習プラットフォームやYouTubeなどの動画チュートリアル、ブログ記事などを活用して知識を習得することが可能です。

独学での学習は自己管理が求められますが、努力次第では年齢に関係なく高いレベルのスキルを身に付けることができます。

スクールが豊富

Webデザインを学べるスクールは豊富にあり、インターネットで検索するとズラリと並ぶ様子を目にすると思います。多くのスクールは年齢に制限を設けていません。

たくさんあるがゆえに、自分の目的やレベルにあったスクール選びが重要になってきます。
子育てがひと段落した主婦や、セカンドキャリア構築が目的など様々な年齢の方がスクールに通っています。

在宅勤務が可能

Webデザイナーの仕事は場所や時間を選ばず、パソコン1台で完結する場合が多いので、在宅で副業やフリーランスで働きたい方にはぴったりです。

副業やフリーランスを始めるのはどの年代からでも遅くはありません。主にオンライン上でやりとりを行うクラウドソーシングには、実際、幅広い年齢の方が活躍をしています。

Webデザイナーになるために身に付けておくべき5つのスキル

未経験からWebデザイナーへの転職を成功させるために、身に付けておくことで有利になるスキルをご紹介します。

これだけは身に付けておこう

デザインの基礎知識

グラフィックデザインの基本的な知識、フォントの選び方、空間の使い方などを学んで、情報を分かりやすく整理して見せる方法を身に付けておきましょう。また、「赤=温かい、興奮、刺激」「青=冷たい、冷静、清潔感」など多くの人が感じる固有感情について知識を持っておくことで、違和感のないデザインができるようになります。

デザイン系ソフトを扱うスキル

Adobe系のソフト(Adobe XD、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop)やFigma、canvaなどのツールを扱うスキルを身に付けることで効率よく作業ができます。制作時間を短縮できるだけでなく、表現の幅も広がるでしょう。とにかく数をこなすことによって慣れていくことが大切です。

これを身に付けておけば周りと差がつく!

身に付けておくことでWebデザイナーとして価値が上がり、単価もアップするスキルを紹介します。

コーディングスキル

Webサイトをインターネット上で表示させるためにHTMLとCSSというプログラミング用語で構築することをコーディングといいます。Webサイトのデザインからコーディングまで一貫して行うことができるデザイナーは発注者にとってポイントが高いです。

ヒアリングスキル

ヒアリングを効果的に行うことで、得られる情報の幅も広がりデザインの質も上がります。また、プロジェクト全体の品質と効果を向上させることができるので、ヒアリングが得意な方はあらゆる場面で重宝されるでしょう。

マーケティング思考

近年特に需要があるのは、ターゲットを細かく分析したうえで成果につながるデザインに落とし込むことができるデザイナーです。綺麗なデザインができるだけではなく、マーケティング思考を取り入れ売上に貢献できる Webデザイナーは周りから一歩リードできるでしょう。

ワナビーアカデミーのWebデザインコース

未経験からWebデザイナーへの転職・副業を成功させるための4つのポイント

【作品】ポートフォリオを用意しよう

ポートフォリオは、自分が今まで作った作品やスキルを効果的に表現するための重要なツールです。形式はPDFやGoogleスライドなどでまとめるほか、ポートフォリオ専用のWebサイトを作ったり、InstagramなどのSNSに作品を載せるスタイルも近年では見られます。

未経験の方は実務経験での実例がないので、実務を想定して架空の案件を立てて作品を作るとよいでしょう。

未経験者でもポートフォリオがあるのとないのとでは、採用担当者からの印象が違ってきますので、作品が少ない方も工夫して作ってみることをおすすめします。

採用担当者にとって印象に残る魅力的なポートフォリオを作成するためのポイントをご紹介します。

異なるタイプのデザインを幅広く盛り込む

同じタイプの作品をいくつも掲載するより、Webサイト、ランディングページ、SNS素材など、異なるタイプのデザインを紹介することで幅広いスキルを示すことができます。未経験の方は最初からポートフォリオを意識して作品を作っていくこともおすすめです。

プロジェクトごとに背景、目的、課題、役割を入れる

各プロジェクトに対して、その背景、目的、課題、役割を詳細に説明することで課題解決能力の高さを採用者へアピールできます。実際の実務を経験していない方は、架空のプロジェクトを設定して、そのプロジェクトに対してどのような考え方で作品を作ったかを書くようにするとよいでしょう。

ポートフォリオに、特徴、目的・課題、こだわった点などを入れた例

ポートフォリオ自体のクオリティにこだわる

ポートフォリオそのものも作品の一つとして見られるので、細部まで見せ方にこだわりましょう。ポートフォリオのクオリティによって、丁寧さや、やる気など仕事に対しての態度を判断する企業も多いです。

【履歴書・職務経歴書】志望動機に盛り込むと良いポイント

応募者が未経験者の場合、スキルに対する判断材料が少ない分、志望の本気度や「なぜ我が社なのか」の理由も重要視されます。なぜWebデザインに興味を持ったかなども具体的に盛り込むとよいでしょう。その上で、応募する企業の魅力に関連付けて志望動機をまとめましょう。

【面接対策】今までの経験からデザインスキル以外をアピール

前職がデザインと関係ない職業の方でも、自分が携わった業務に対して課題意識を持ちどのように取り組んだかをアピールすることで、人間性や仕事に対する姿勢が伝わります。応募する企業によって業務の幅が違うので事前に確認しておくことが重要です。業務によっては前職のスキルを関連付けてアピールすると有効です。

応募はエージェントを活用が安心

エージェントを活用することで自分だけでは見つけることが難しい求人情報にもアクセスできる可能性が高まります。また、業界の動向や需要の変化について情報を提供してくれたり、志望条件やスキルに合った求人を見つけてマッチングしてくれるので未経験の方は安心できます。履歴書やポートフォリオの作成についても、プロの視点からアドバイスをもらえるので心強いでしょう。

未経験からWebデザイナーへの転職事例①:20代K.N.さんの場合

スクールでWebデザインを学んだ後、多くの企業に応募したのち広告代理店への転職に成功したK.N.さん。今までつながってきたコミュニティからも仕事の依頼があり、フリーランスとしても活動をしています。

成功のポイントは、一度つながったコミュニティを大切にする

転職成功までの道のりをリアルに教えてください

まずはWebデザインに関する本を読んで、独学で勉強を始めました。HTML/CSSやHP制作についての基礎知識は習得できましたが、それから仕事につなげるイメージが全く湧かず、思い切ってWebデザインが学べるスクールに通いました。他の人の評価をいただけたことが私にとってはとても有意義でした。

その後、とにかく「未経験OK」「未経験・知識が浅くてもOK」で募集をしている企業を見つけては片っ端から応募していました。少しでもデザインやWeb関係の仕事ができそうな企業にも応募し、最終的に広告代理店への転職に成功しました。少人数の規模の小さい会社でパートでの採用ですが、その分デザインからコーディングまで幅広くやらせてもらっています。

今は、フリーランスとして個人でも仕事を請け負っています。今までご縁があった人や通っていたスクールから仕事の募集があったときに応募するというかたちで、今まで学んできたことを生かしつつお仕事が続けられています。

K.N.さんが考える20代でWebデザイナーへの転職を成功させるポイントは?

「一度つながったコミュニティを大切にする」「何でもいいのでとりあえずやってみる」。この2点が大切だと思います。

初めてのお仕事を獲得するのが一番大変だと思います。スクールなどでつながったコミュニティから依頼を受けることも一つの方法なので、せっかくできた縁やつながりを大切にするとよいと思います。

また、単にコミュニティに属しているだけでなく、発信してくれた情報や依頼に対し、反応を示すことも大切です。反応を示すことで、自分の人となりを出すことができると思います。

依頼や募集があった時に「自分では実力不足かな…」と尻込みせずに、とりあえずやってみることが大切です。思い切って「やります!」と声を出すことから始まるのでは、と思っています。

未経験からWebデザイナーへの転職事例②:30代Y.Y.さんの場合

成功のポイントは、面接ではマネジメント力もアピール!

DTPオペレーター(デザイナーが作成したレイアウトをもとに印刷用のデータを作成する職種)から、結婚・出産後にWebデザイナーへと転身したY.Y.さんは、30代でWebデザイナーへ転職を成功させました。

転職成功までの道のりをリアルに教えてください

新卒時にデザインの仕事を希望していましたが叶わず、DTPオペレーターという職種からキャリアをスタートさせました。その後も自分でアイデアを出したりデザインをしてみたいという気持ちは変わらず、いつか挑戦したいと思っていました。

結婚・出産を経て一度退職し、ゆくゆくは子育てをしながら仕事をするスタイルの在宅ワークを視野に入れ、Webデザインを学べるスクールでデザインの基礎とコーディングスキルを身に付けました。

転職活動ではエージェントを活用して希望や経歴に合う企業を探してもらい、Webデザイナーとしてキャリアチェンジが叶いました。その後もスキルアップができる企業を見極めながら転職をすることで、スキルの幅が広がり大きな案件も任されるようになりました。

Yさんが考える30代でWebデザイナーへの転職を成功させるポイントは?

30代は Webデザインに対しては未経験でも、前職での仕事への取り組み方や判断力・マネジメント力が評価に加わると思うので、そこを上手く希望の職種と絡めてアピールできれば強みになると思います。

また、30代の女性は特に子育てとの両立を迫られるかもしれません。のんびりと勉強する時間がないのでスクールに通うことで短期間でスキルを身に付け、エージェントを活用して希望をしっかり伝えることで転職の失敗を避けられると思います。また、最初から希望通りの職種や正社員にこだわらず、視野を広げて求人を探すこともポイントだと思います。地道に少しずつスキルアップしていけば、必ずやりたかった仕事に出会えます!

これからのWebデザイナーに求められること

WebデザイナーはIT市場の伸びやSNSの普及を受け、求人数は多く未経験でも応募が可能な企業は多いです。ただ、人気の職種であるため人材は飽和気味であることも事実です。選ばれるためにはどのような能力が必要とされるのでしょう。これからのWebデザイナーに求められる能力について解説します。

コミュニケーション力がある

コミュニケーション力が高いWebデザイナーは、クライアントやチーム内の関係を構築してプロジェクトを円滑に進め成功に導くことができます。企業は未経験でもそういった能力を見極め、将来的にWebディレクターを任せられる人材を探している可能性もあります。

企業が欲しがる能力はデザインスキルだけではないということを念頭に置き、転職時にアピールできるとよいでしょう。

成果につながるデザインができる

ユーザーのニーズ、好み、行動パターンなどを把握し、デザインに落とし込むことで成果につなげられるWebデザイナーは需要が多いです。また、デザインのバリエーションを比較し、ユーザーの反応や指標をベースに改善していくことで成果を最大化することができればプロジェクトへの貢献度が上がります。

マーケティングの知識をプラスアルファで持っていることで、「選ばれる Webデザイナー」になれる可能性が高まります。

未経験から最短でWebデザイナーになるには

独学で自分でじっくり学ぶのも良いですが、スクールに通うと効率良く質の高い知識が身に付きます。綿密に練られたカリキュラムを通して短期間で知識の吸収ができるので、未経験から最短でWebデザイナーへ転職を成功させたい方にはおすすめです。

また、スクールに通うことで講師やまわりからフィードバックを受けたり、実践的な学習を通してより実務に近い経験を積むことができるという点もメリットと言えます。

Wannabe Academy Webデザインコース

Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)のWebデザインコースは、デザインの基礎やワイヤーフレームの学習もカリキュラムに入っているため、未経験の方でもしっかりと知識が身に付くスクールです。基礎を学んだ後は、実践型カリキュラムの中で「売れるデザイン」について学び「これからのWebデザイナー」を見据え、経験を積むことが可能です。
Webデザインコース

Wannabe Careerが転職・副業をサポート

未経験から転職や副業でWebデザイナーを目指す方は、エージェントを活用することをおすすめします。Wannabe Career(ワナビーキャリア)は、転職や副業についてプロの視点でのアドバイスやサポートを行う転職・副業エージェントです。キャリア支援や面接対策まで親身になって併走してくれるので、未経験者にとっては心強いでしょう。

ワナビーキャリア

まとめ

未経験からでもWebデザイナーを目指すことが可能な理由と、選ばれるためのポイントをお伝えしました。未経験からのキャリアチェンジは、スキルを磨くことはもちろん、覚悟と勢いが必要です。

ハードルが高く感じるかもしれませんが、スクールやエージェントを活用することで、乗り越えられる可能性が高まりますので、目標を高く持ち頑張ってみてください!

Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy29期生。2児を子育て&病気の夫を介護中のデザイナー兼マーケター。2023年3月フリーランスとして独立。デザイン×マーケティングでウェブ戦略を提案できるようになりたいです。

目次