学歴フィルターを乗り越え、マーケティング職への未経験転職に成功

「高卒の壁」を乗り越えWeb広告業界への転職に成功!
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「高卒」という学歴の壁を乗り越えてWeb広告業界への転職を果たしたWannabe Academy(ワナビーアカデミー)28期生のS.Y.さんにインタビュー!

社会人生活をスタートさせた1社目での営業経験を経て、一時期はフリーランスとしても活動していたS.Y.さん。その頃に感じていたこと、初めての転職先で感じたマーケティングの魅力Wannabe AcademyやWannabe Careerを利用した感想など、リアルな体験談を伺いました。

Wannabe Academy28期生。学歴の壁を乗り越え転職を成功させたS.Y.さん

Wannabe Academy28期生。学歴の壁を乗り越え転職を成功させたS.Y.さん

〈S.Y.さんプロフィール〉
高校卒業後、歯科業界の大手企業で営業職として活躍。24歳の時に9ヶ月間フリーランスで活動したのち、Web予約システムなどを提供するSaaS企業にスカウトされ正社員として転職。この企業での業務を通じて「マーケティングを仕事にしたい」と感じ、2022年9月、Wannabe Academyに入学。2023年4月より広告コンサルティング職へのキャリアチェンジを果たした27歳。

目次

高卒・アラサー・未経験。初めての本格的な転職活動で感じた壁

――転職成功、おめでとうございます。今回の転職活動では、最終的に2社内定を手にされたそうですね。ただ、活動当初は「高卒」という学歴がネックとなり、希望する求人の半数以上がエントリー不可や選考NGになったと伺いました。

S.Y.さん:そうですね。気になる求人は25社ほどありましたが、学歴を理由としたお見送りやエントリー不可が18社ありました。「大卒以下NG」と明記されている求人もありましたが、学歴を変えることはできないので、「マッチする企業を探そう」と意識を切り替えながら取り組んでいました。

――マーケティング業務の経験などはあったのでしょうか。

S.Y.さん:職種としての経験はありません。高校卒業後、最初に勤めたのは歯科業界の大手企業で、クライアントである歯科医院のポータルサイト経由での予約数を増やす支援がメイン事業でした。私は営業・カスタマーサポート職として、近隣競合医院の動向を踏まえた施策や、ポータルサイト内での検索順位を上げる施策を提案する仕事をしていました。

また、「自院のホームページも作りたい」というクライアント様がいた場合には、社内のWeb制作部門へつないで制作の支援もしていました。

――営業職とはいっても、Webマーケティングのアプローチが求められる仕事をされていたのですね。

S.Y.さん:今振り返ると、かなり近しい仕事をしていたと感じます。とはいえ、当時社内で提供していたホームページはある程度型が決まっていて自由度が低かったので、「もっと自由に、お客様の思い描く形でページを作れたら喜んでいただけるのでは」と考えて、24歳の時にフリーランスに転身しました。Web制作デザイン、公開、運営など、いわゆるホームページ販売を行っていましたね。

――1社目で感じていた課題を、フリーランスになって解決しようとしたのですね。個人でお仕事をされてみて、いかがでしたか。

S.Y.さん:本音を言うと、想像していたよりもハードでした(笑)。集客に関しては、立ち上げ当初から紹介などで案件をいただけたので比較的スムーズだったのですが、自分が動かないことには売上が立たないので、常にお金がなくなっていく不安や恐怖と戦っていましたね。自分は思ったより安定志向だったのだと気づきました。

また、自分の仕事は「ホームページを提供すること」までなので、これがどうクライアント様の事業に貢献できたのかというところが見えず、意義を感じられないもどかしさもありました。半年過ぎた頃から撤退を意識するようになって、最終的には9ヶ月ほどして正社員として再就職しました。

マーケティングの可能性を感じたSaaS企業営業職での経験

Webマーケティングに興味を持ったきっかけについて話すS.Y.さん

――当時の転職活動はどのように進めたのでしょうか。

S.Y.さん:実は、転職活動らしい活動もせずに決まりました。スカウト型のエージェントサービスに登録していたところ、ちょうどM&Aされた直後で事業を立て直そうというタイミングだった歯科業界の老舗メーカーから声がかかったのです。「歯科業界大手での営業経験」「Web制作のフリーランス」といった私の職務経験と、企業側のニーズやタイミングがマッチした形で、1週間も経たずに内定をいただきました。

――企業側の欲しい人材にぴったり合っていたのですね。

S.Y.さん:経験を買っていただけたのは嬉しかったですね。この会社はWeb系システムを提供するSaaS系企業で、1社目より規模はかなり小さかったのですが、その分関われる仕事の幅は広がりました。新規営業、カスタマーサポート、ホームページ制作など、1社目では別々の部署に分かれていた仕事に包括的に携わることができました。営業もするし、担当しているお客様に何かあればフォローもする、という形です。

私と、ホームページ制作会社と、院長先生の3者で打ち合わせをすることも多く、ここでの仕事を通じて、マーケティングについて本質的に理解するようになりました。

――1社目では特に意識せずに携わっていたマーケティングの仕事を、2社目の仕事を通じてはっきり意識するようになったのですね。

S.Y.さん:そうですね。そして、次第にマーケティングの将来性にも惹かれるようになりました。「いつか会社員と副業の2軸で稼げるようになりたい」とも思っていたので、マーケティング業界そのものの成長性の高さや、業界全体の働き方の柔軟性なども魅力に感じて、転職を考えるようになりました。そうして2社目で働き始めて2年経つ前頃からWannabe Academyに通い始めました。

スクール選びのポイントは、ひとりではできない経験が得られるかどうか

Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)で学んだ感想を話すS.Y.さん

――将来性の高いマーケティング業界に転職し、勤めながら副業もするという形であれば、フリーランスでは得られない「安定」と、新しいことへの「チャレンジ」が両立できそうですね。

S.Y.さん:それもありますし、マーケティング業界には自分がやりがいを持って取り組めそうな仕事がたくさんあるという点も大きいですね。まだ世に知られていないサービスを、マーケターがエンドユーザーに伝えることで、ユーザーはいいサービスや商品を手に入れられるし、企業は売上を伸ばせるし、マーケターも利益を得られます。こんなふうに全体をよくできる業界はそんなにありません。ここにやりがいやおもしろさを感じて、チャレンジしようと決めました。

――「全体をよくできる」、たしかにその通りですね。マーケティング業界へ転職するためにスクールに通うことにしたとのことですが、「転職完全支援」を謳うWebマーケティングスクールなどもある中、Wannabe Academyを選んだ理由を教えてください。

S.Y.さん:スクール選びでは「そこを利用することで、何を経験できるのか」を意識して見ていました。いろいろなスクールを調べましたが、私は「クライアントワークができる」という点に強く惹かれて、Wannabe Academyに決めました。

マーケティングのスキルや知識など「学べる内容」に関しては、トレンドもどんどん変わっていくのでそこまで重視しませんでした。また「転職支援」についても、ひたすら粘り強くやり続ければ、自力でも何とかできるだろうと思っていました。

でも「クライアントワークの経験」は、Wannabe Academyを卒業した人しかチャンスをもらえませんし、そこでしか得られない経験です。企業にアピールする際にも「知識をインプットしただけでなく、その知識を活かしてクライアントワークも経験した」と語れることがプラスアルファのポイントになると思いました。

――クライアントワークを経験したくてWannabe Academyを選んだという方は本当に多いですね。実際に利用してみて、他にも何か良かった点はありましたか。

S.Y.さん:私はマーケティング業界・職種いずれも未経験でしたが、用語などの基礎部分からしっかり教えていただけたのは良かったですし、現役マーケターの方と話せたことで、業界の雰囲気を知れたのもありがたかったです。

また、いわゆるドメインパワーのあるサイトを使ってユーザー分析や広告配信ができたのも貴重な経験でした。ページの分析も広告運用も、個人でもやろうと思えばできますが、ある程度のアクセス数がなければ数値も反応も見えません。カリキュラムでは、すでに一定程度のアクセスが継続してあるWannabe Academyのメディアサイトを使って分析や広告運用ができたので、「まずアクセス数を稼がないと!」と考えることなくページ分析や広告配信結果の分析に集中できたのがよかったです。

――たしかにブロガーなどでない限り、個人で分析できるデータ量には限界があるので有効な数値が取りにくいですね。

S.Y.さん:はい。クライアントワークもページ分析や広告配信も、自分個人の力ではなかなかできない貴重な経験でした。Wannabe Academyを利用したメリットですね。

ワナビーキャリア

メンタル面のサポートが頼りになったWannabe Career

――Wannabe Academy入学後の転職活動はどのように進めましたか。

S.Y.さん:2月中旬頃から活動し始めました。Wannabe Academyのカリキュラムが終わって卒業課題にも合格した後、クライアントワークが始まる前のタイミングでWannabe Careerの個別相談を利用しましたね。春は求人がたくさんあって転職にいいタイミングというイメージがあるので、4~6月頃には決めたいなとふんわり思っていました。サポートは個別相談の段階からすべてWannabe Careerの清宮さんに担当していただきました。

――希望通りのスケジュールで転職に成功されたのですね。Wannabe Careerを利用してみていかがでしたか。

S.Y.さん:前職はスカウトであっという間に転職が決まったので、いわゆる転職活動は今回が初めてでしたが、最後まで同じ方向を見てサポートしてもらえたのがすごく心強かったです。私は1社目が営業職だったので、トークスクリプト(※相手にどのようなことを話すのか、あらかじめまとめたシナリオ・台本)を用意して話すというやり方に慣れていました。そんな私のやり方の癖を見て、清宮さんからは「面接練習はあまりやらない方が自分らしさを出せそう」とアドバイスをいただきましたね。

――S.Y.さんの職務経験であれば、エージェントからのアドバイスに沿うよりも自分らしいコミュニケーションをとった方が面接官に響きやすいだろうと判断されたのですね。

S.Y.さん:そうですね。とはいえスクリプトを作るにあたっては、先方の面接官がどういう立場にいてどんな人柄の方なのかという情報をいただけましたし、想定質問のリストも共有してもらえました。もちろん、用意したスクリプトの添削もしていただきました。

――面接対策に関しては、S.Y.さんの実力を踏まえた必要十分なサポートを受けられたのですね。とはいえ最初にも伺った通り、当初は希望した求人の半数以上がお見送りとなったそうで、メンタル面で落ち込むことはなかったでしょうか。

S.Y.さん:学歴がネックになるだろうなと覚悟はしていたので、それほど落ち込むことはなかったです。清宮さんにも「次もう一回チャレンジしましょう!」という感じで常に前を向けるようにサポートしてもらえて、メンタル面はかなり助けられました。「ダメだったのは仕方ない」「今回は自分と相手の求めるものが合わなかっただけ」「もっと合う会社、探そうよ」というスタンスが自分と合っていたので、同じ方向を見て進めていることがうれしかったです。

――転職エージェントによっては、自分の希望と違う提案ばかりされるところもあるようですが、Wannabe Careerにはしっかり寄り添ってもらえたのですね。

S.Y.さん:確かに、某大手エージェントに登録していたときは「営業感が強すぎて合わないな」と感じましたが、Wannabe Careerは無理矢理な感じがなく、私が求めている部分や私に足りない部分を支えてもらったと感じています。

転職活動ではテクニカルなサポートも大事だとは思いますが、メンタル的なバックアップは想像以上に大きいと感じました。「面接の最後に次回選考に進めるよと言われたのに、まだ先方から日程案が来ない…大丈夫?」といった不安な思いもLINEで気軽に相談できましたし、面接がある日にはいつも「今日、頑張ってくださいね!」とメッセージを送ってくれました。「初めての転職」というメンタル面での不安を支えてもらったのは本当にありがたかったです。

未経験の業界でキャリアの幅を広げたい

Wannabe Career(ワナビーキャリア)での転職活動について話すS.Y.さん

――転職活動中は孤独感もありそうですが、同じ目線で寄り添ってもらえたことで希望する仕事に就くことができたのですね。新しい職場では、どんな仕事を担当されるのでしょうか。

S.Y.さん:Web広告代理店の広告コンサルティングという職種で、フロント業務から数値分析まで行う予定です。クライアントの悩みにしっかり寄り添って解決していきたいという考えだったので、ニーズのヒアリングから、広告管理画面の数値分析や広告運用まで、一気通貫で携われることが嬉しいです。

――ちなみにもう1つの内定は、自社商材のある企業のインハウスマーケター職だったと伺いました。今回、広告代理店への入社を選んだのは、事業会社よりも支援会社の方が合っていると感じていたからでしょうか。

S.Y.さん:「事業会社と支援会社のどちらが良いか」という視点ではあまり考えませんでした。ただ内定をいただいたもう1社は美容・医療系の会社だったので、「医療系分野はすでにある程度経験している」「せっかくなら新しくWeb・IT系にチャレンジしたい」と考えて、Web広告代理店への入社を決めました。

――新しい業界に移ることも、キャリア形成上はいい経験になりますね。

S.Y.さん:そう思います。また、面接を通じて会社の雰囲気や社員の方々の人柄に惹かれたことも大きいです。特に、二次面接でお話しした現場のチームリーダーの方とは同い年だったこともあってかなり意気投合して、入社後に一緒に働くイメージを持てました。前後2歳差くらいまでのメンバーが多いということで、同世代の仲間といいライバル関係を持って働けそうだと感じましたね。社内には、Wannabe Academyの先輩卒業生も数名いるという点も心強いです。

――切磋琢磨し合える仲間や頼れる先輩がいる環境で働けるのはとても魅力的ですね。最後に、これからWebマーケティングを学ぶ方へのメッセージをお願いします。

S.Y.さん:マーケティングとは「売れる仕組みをつくること」なので、学んだ知識や考え方は経営などにも応用できます。エンドユーザー・企業・マーケター、みんなを幸せにできるアプローチ方法ですし、将来性も高く、業界や場面を問わず幅広く活かせるので、ぜひチャレンジしてほしいと思います。

また、もし「業界未経験だけど転職したい」と考えているのであれば、独学よりもスクールに通った方が得るものが多いと思います。他の受講生の考え方を知ることもできるし、現役マーケターの話を聞けるので業界の雰囲気も分かります。

少しでも興味があるのなら、その日から学び始めることが最短ルートです。私自身もWeb業界で働き出したばかりですので、一緒にキャリアアップを目指して頑張りましょう!

Wannabe Careerが解説! S.Y.さんの転職成功のポイントは?

S.Y.さんの転職をサポートしたWannabe Career(ワナビーキャリア)担当メンター・清宮が、転職成功のポイントを解説します!

推した「強み」は?

S.Y.さん最大の強みは、営業経験から見える立ち振る舞いの完璧さ。個別相談をした際、そこが非常に優れていると感じましたね。これまでのキャリアの中で培われた強みとして十分アピールできると感じたので、その良さを武器に、企業側に提案していきました。

克服した「弱み」は?

「高卒」という学歴の部分は、転職活動においてはややウィークポイント
になります。ですから、その弱みを凌駕するほどの行動力がある点をうまく伝えられるようにサポートしました。Wannabe Academyでの学びやクライアントワークの中で、講師から積極的に情報をもらい学びに取り組む姿勢や、主体的に動いていける姿勢が見られたので、そんな「自走力」を強みとして推し出しましたね。

一人ひとりのバックグラウンドやスキルに合わせたきめ細かなサポートが特長のWannabe Career(ワナビーキャリア)。

Webマーケティングスクール「Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)」の卒業生を数多く内定に導いた実績や知見を踏まえたアドバイスができますので、少しでもWeb業界に興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

ワナビーキャリア

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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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