【Wannabe Academy限定開催】北の達人コーポレーション会社説明会レポート【後編】

Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)&北の達人コーポレーション会社説明会レポート後編
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化粧品・健康食品ブランド『北の快適工房』事業で「営業利益率21.9%」という驚異の数字を誇るD2C企業の「北の達人コーポレーション」様。「Wannabe Academy限定 会社説明会」レポート【後編】では、「北の達人」で採用や研修に携わる人事担当者のKotaro.Hさんと、実務経験が積めるWebマーケティングスクール「Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)」を運営する株式会社Shareway代表の森田吏による「これからの時代に求められる人物像」についてのトークセッションを大公開!

事業会社として「Webマーケティング」と「商品開発」の両輪で成長を続ける「北の達人」と、未経験からWeb業界への転職者を多数輩出している「Wannabe Academy」が繰り広げる熱いトーク。ぜひ最後までお読みください!

目次

企業に求められるマーケターとは? どんな人が求められる?

企業に求められるマーケターについて話すWannabe Academy(ワナビーアカデミー)代表の森田――今回のトークセッションのテーマは4つ。まず1つ目のテーマは、「これからの時代に求められるWebマーケター」についてです。お二人はどのようなイメージをお持ちでしょうか。

森田:私からは、「今、こんな感覚を持っている人は希少価値が高いよね」という視点でお話ししたいと思います。

1つ目は「サービスや商品に対して圧倒的にコミットできる人」です。ツールを使い分けたりテクニカルなスキルを駆使したりして成果を出せるWebマーケターは多いですが、時代はどんどん自動化の方向に進んでいます。その中で、今後も活躍し続けられるWebマーケターは、市場のニーズや商品の強みをしっかり理解するために圧倒的に努力できる人だと感じています。

2つ目は「目的をしっかり俯瞰して捉えられる人」です。今はちょっと調べればいろいろな情報がすぐ手に入ります。その分、残念ながら「売上を立てるための小手先の手法論」に走りがちなWebマーケターも多いと感じます。そうではなくて、「なぜこの広告プランを推すのか」「このプランによってどんな利益が生まれるのか」といったことまで考えられる人が、これから活躍すると思いますね。

Kotaro.Hさん:売上を立てるだけでなく「利益を生み出すこと」まで意識できるWebマーケターは確かに強いですね。私から付け加えるなら、「お客様のために、という視点がある人」です。お客様のために頑張った結果が、利益として返ってくる。この考え方がとても大事です。

森田:「北の達人」の木下勝寿社長の著書『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法』にも通じるお話ですね。

Kotaro.Hさん:はい。「ファンダメンタルズ」と「テクニカル」はもともと株式投資の世界で使われてきた用語ですが、Webマーケティングにも共通する部分があるのです。広告配信の数値結果や他社の成功事例といった「定量情報」を見て行うのが「テクニカルマーケティング」。先ほどの話でいうところの「小手先のテクニック」だけで行うWebマーケティングですね。

森田:一時期そうしたやり方をするWebマーケティング支援会社が一気に増えましたが、すっかり淘汰されましたね。

Kotaro.Hさん:そうですね。テクニックはもちろん大事なのですが、それだけでは足りません。「北の達人」では、これからのWebマーケターにはファンダメンタルズ領域が必須だと考えています。まずは自社の商品・競合・ユーザー、いわゆる3C分析を十分に行い、インサイトやカスタマージャーニーといった「定性情報」を踏まえて仮説を立てる。これがファンダメンタルズマーケティングで、これがしっかりできた上でクリエイティブや運用方法をどうするかというテクニカル部分を考えることが重要です。

ファンダメンタルズ領域とテクニカル領域の両輪で考えられる人が、これからの時代に求められるWebマーケターだと思います。

「成長が期待できる人」に共通しているスタンスや考え方は?

成長が期待できる人について話す北の達人コーポレーション人事担当――2つ目のテーマは、「成長が期待できる人とはどんな人か」です。特に未経験転職を希望する人にとって非常に興味を引くテーマだと思いますが、いかがでしょうか。

Kotaro.Hさん:どんな職種にも通じると思いますが、新しいことに挑戦して柔軟に物事を受け入れられる人初めて経験することをしっかり吸収して自分のものにできる人は、成長が期待できると感じますね。

私は前職で人材系エージェントにいたので、求職者の転職相談も多数行ってきました。そのとき感じたのは、年齢や経験を重ねていくと、どうしても「そのやり方はこれしかない」と考えが固定されがちだということです。それだと成長しにくくなると思いますね。自分の経験を否定する必要はありませんが、それはそれとして、新しい物事にも積極的に取り組んでみることが大事です。

頭ごなしに否定するのではなく、とりあえずやってみる。そうやって試した結果、もともと持っていた知見とのシナジー効果でワンランク上に進め、周りからも「成長しているな」と評価される。社内でもそんな人が活躍しています。

森田:経験値が上がってからも、さらに挑戦し続ける姿勢は大事ですね。その観点で、私自身も意識していることがあります。

たとえばゲームでもスポーツでも何でもいいんですが、何か新しいことを始めたときは、日々成長を感じられるので努力がすごく楽しいと思います。でもある程度レベルが上がると、急に成長速度が鈍くなって、努力するのが面倒でつまらなくなってしまうのではないでしょうか。このとき、どこを「成長」と見るかが、挑戦し続けられるかどうかの分かれ目になると思います。

「新しいツールの使い方をマスターした」など、スキルやテクニックや成果を「成長」だと捉えると、なかなか短期間では実感しにくく、辛くなってしまいます。そうではなくて、「先輩との会話の中で、新しい視点に気づけた」など、ささいなことでもいいから「今日手に入れたもの」に目を向けてみると、努力が面白くなって、成長し続けられると思います。

そんなマインドや考え方を身に付けている人が「成長が期待できる人」だと思いますね。

仕事ができる人とはどんな人か?

仕事ができる人とはどんな人かについて話すWannabe Academy(ワナビーアカデミー)代表の森田――3つ目のテーマは「仕事ができる人とはどんな人か」です。

森田:自分の特長を活かして仕事をしている人を見ると、「仕事ができる人だな」と感じますね。どんなに「こんな仕事がしたい」「あの業界で働きたい」と願っていても、自分の強みを活かせなければ「仕事ができる人」になるのは難しいのではと思います。「理想の自分」と「なれる自分」を客観的に分析して、自分らしく活躍できる場所へと向かって行ける人が「仕事ができる人」ではないでしょうか。

Kotaro.Hさん:先ほど「とりあえずやってみるという姿勢の人が、成長できる人だ」とお話ししましたが、大前提として「ロジックに基づいて行動できている」ということは重要です。ここもクリアできている人が「仕事ができる人」だと思います。

「北の達人」では、新人でも社長に対して何らかの改善提案をする機会があります。そうした場面で、単に思いつきで話すのではなくて、まずは「なぜ? 何のために?」という視点を持って課題を捉えられているかどうかは重要ですね。自分の所属する部門の中で、何を改善することが会社の利益につながるのか。これを理論立てて話せる人、そして実際に行動できる人が「仕事ができる人」だと思いますし、実際に評価されていますね。

森田:新人でも提案する機会があるということは、意見を言いやすい環境があるのでしょうか。

Kotaro.Hさん:そう思います。木下は創業社長ですが、誰に対してもフラットです。また、特に新人は上長と社長との面談が2週間に1回あるので、距離感も近いです。そのあたりが意見を言いやすい環境になっているのかもしれません。

森田:意見を言いやすい文化を育む土壌があるのですね。ロジカルシンキングに関しては、もともとそういう思考を持った方を採用しているのでしょうか。

Kotaro.Hさん:どちらかというと、入社後に周りのメンバーと一緒に働く中で自然と身に付けているケースが多いと思います。スキルに関しては、社内に各種研修制度がありますし、社外で行われる研修についても申請が通れば費用補助が受けられますので、自己研鑽の機会は多いです。足りない部分は入社後に補える仕組みがありますね。

出世する人とはどんな人か?

出世する人とはどんな人かについて話す北の達人コーポレーション人事担当――最後のテーマです。「出世する人とはどんな人か」、こちらはいかがでしょうか。

森田:「仕事ができる人」とも共通しているのですが、やはり、自分の特長を活かせる場所で活躍している人は出世すると思います。合わない場所で、努力一本で何とか出世しようとしても、実際はなかなか難しい。ですから、自分がどんなスキルを持っていて、どんな分野なら活躍できるのかを冷静かつ客観的に捉えられる人が「出世する人」だと思います。

Kotaro.Hさん:あくまで「北の達人」という会社の中で出世するのはどんな人か、という視点でお答えします。当社で出世するには、プレイヤーとして一定の実績やスキルがあることは前提ですが、「マネジメント力」も重要です。組織の中で出世する、一つ先に進むためには、マネジメントは必要なことだと思いますね。

――ありがとうございました。Kotaro.Hさんには今回「北の達人」としての立場でお話しいただきましたが、全Webマーケター、全社会人にも通じるお話が多くあったと感じます。

  • 定量情報と定性情報の両輪で考える
  • 常に挑戦し続ける気持ちを忘れない
  • ロジカルシンキングをベースにする
  • マネジメント力も磨いておく

自動化やAIの台頭などが進むこれからの時代にも求められる・活躍できる人材になるため、これらをしっかり心に刻んでおきたいですね!

北の達人コーポレーションの皆さん

自分の可能性を試したい! そんな人はWannabe Careerで挑戦

「自分の強みを活かして働きたいけど、何が強みかわからない」
「Web業界に興味はあるけど、自分に合っているのだろうか」

Web業界・広告業界専門転職エージェント「Wannabe Career(ワナビーキャリア)」では、個別面談の中で自己分析のサポートも行っています。自分の経験やスキルを活かしてチャレンジしたい方、少しでもキャリアに迷っているという方は、ぜひ一度お話を聞かせてください。

ワナビーキャリア

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Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

この記事を書いた人

Wannabe Academy15期生。事業会社の広報担当として、月刊フリーマガジンとWebメディアの編集、各種広報を担当するアラフォーワーママ。自分らしいキャリアの実現をめざしてチャレンジ中!

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