【体験談】20代未経験の私がWebマーケターへキャリアチェンジした方法
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はじめまして。完全未経験から、Webマーケターとしてキャリアチェンジすることになった20代女性です。IT企業の経営管理部という部署で働いており、グループ企業の広告代理店でSNSディレクターとして働くことが決まりました。
未経験から憧れの職に就けた私ですが、転職エージェントから「未経験からWebマーケターは厳しい」と何度も言われた経験があります。そこで今回は、私の体験談をもとに、厳しいとされるキャリアチェンジを成功させた方法を解説します。みなさんの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!
【本記事の執筆者】
✔都内のIT企業で働く20代OL
✔異業種からWebマーケターへの転身に成功
✔Wannabe Academyの卒業生
私が未経験からWebマーケターを目指した理由
はじめに、私が未経験からWebマーケターを目指した理由を簡単に解説します。いくつかありますが、2点に絞って紹介します。
市場価値の高い人材になれるから
1つ目は、「市場価値の高い人材になれるから」です。
私は、新卒で入った会社を半年で辞めた経験があります。その後の転職活動は、学生時代の就職活動よりも遥かに大変で、自分には特別なスキルがないことを実感しました。そのことがきっかけで「〇〇が得意です!と言い切れない不安を解消したい」「市場価値の高い人材になりたい」と考えるようになりました。Webマーケティングスキルは、一度身に付けるだけで多くの企業から必要とされる人材になることができ、キャリアの幅が広がる点に魅力を感じています。
好奇心を満たしていけるから
2つ目は、「好奇心を満たしていけるから」です。
Webマーケターとして働く場合、GoogleのSEOのアルゴリズムやトレンドは変化し続けるため、常に新しい知識をアップデートする必要があります。そのような環境に身を置き、大人になっても学び続けることで、好奇心を満たしていける点に魅力を感じています。また、一卵性の双子として生まれて比較される環境で育ったことで、周囲の人の考えに関心が向くようになったため、人の心理に詳しくなれる点にも惹かれています。
私がWebマーケターになるために実践したこと
私が未経験からWebマーケターになるために、実践したことを時系列で紹介します。業界・業種未経験に加え、営業経験なしの私でもキャリアチェンジできたので、「行動したもん勝ち」だと分かるかと思います。
✔ Webマーケターになるために実践したこと
- Webマーケティングに関連した本を50冊読む
- Web業界で働く知人10名にお話を伺う
- エージェントを活用して転職活動
- Webマーケティングスクールに入学
- スクールのキャリア面談を活用
- 社内異動に挑戦
Webマーケティングに関連した本を50冊読む
直近で転職は考えていなかったため、Webマーケティングの本だけでなく、考え方が参考になる本を読むことから始めました。スキルをすぐに身に付けるには遠回りですが、面接時にWebマーケティングの知識や考えを問われた際に、本を読んで共感した部分を引用したことが何度かあるのでやってよかったです。また、Webマーケティングの魅力をさらに知ることができ、Webマーケターになりたい想いが増しました。
✔おすすめのWebマーケティング本
Web業界で働く知人10名にお話を伺う
実際に働いている方のリアルな声を知りたかったので、Web業界で働く知人にお話を伺いました。「常に成果を求められる」「残業が多い」といった華やかでない部分も知ることができ、非常に勉強になりました。それと同時に、このような視座の高い方と働きたいとも思いました。また、「転職活動は自分の足りない部分を知るきっかけになるし、転職をゴールにする必要はないからやってみたら?」とアドバイスをいただき、非常に共感したので転職活動をしようと決めました。
エージェントを活用して転職活動
担当エージェントとの相性と、優良求人の多さでエージェントを選び、転職活動を始めました。未経験だと書類すら通らないので、書類のブラッシュアップに時間をかけました。また、「自分の足りない部分を明確にすること」に重きを置いていたので、自己分析にも時間をかけた結果、ご縁あって事業会社のWebマーケターとして内定をいただけました。広告代理店のWebマーケターでも最終面接まで行くことができ、「スキルや実績だけでなく、Webマーケティングに対する姿勢を評価してくれる企業もあるんだ」と少し自信がついた瞬間でした。
Webマーケティングスクールに入学
「転職を急いでいない」「ジョブホッパーと印象付けたくない」という想いから、内定企業に行くか迷っていました。その中で、担当エージェントからは「未経験で行かない理由がない」とご指摘をいただき、本当にその通りでした。
しかし「迷うなら、未経験ではなくなってから挑戦すればいいだけ」というWeb業界で働く先輩の言葉が刺さり、内定を辞退してスクールに通おうと決めました。また、今より知識やスキルを磨けば選択肢の幅が増えると考えたからです。そして、何社か面談を受けた中で「実務経験を積める」「副業案件の紹介がある」といった点に惹かれ、Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)を選びました。
スクールのキャリア面談を活用
Wannabe Academyに入学してすぐに、Wannabe Career(ワナビーキャリア)のキャリア面談を利用し、キャリアコンサルタントの清宮さんに私の想いや経歴をお伝えしました。そして、面談を重ねる中で「個人的な意見としては、グループ企業の広告代理店への異動がおすすめ」とアドバイスをくださりました。「前例がないこと」「希望職種の応募条件を1つも満たしていないこと」は認知していましたが、「相談者に寄り添ってくれる清宮さんがおっしゃるならば、社内異動に挑戦してみよう」「社内に魅力的な企業があるのに、受けずに転職したら後悔する」と考え、面接を受けることにしました。
社内異動に挑戦
結果的にグループ企業の面接を受け、広告代理店でSNSディレクターとして働くことになりました。最終的に異動しようと決めた理由は、下記の4点を満たしていたからです。
- ベンチャーマインドが高く、若手から活躍できる環境が整っている
- 事業領域が広いため、多くのノウハウや知見を得られる
- 未経験でも年収を維持でき、異動なので転職回数が増えない
- 一緒に働きたいと思う人が多い
正直かなり運も良かったですが、何人もの方にお話を伺い、共感した部分や魅力に感じた部分を自分の意見にプラスして主体的に行動したからだと感じています。また、今回の転職活動を通して、「素直に想いを伝えれば力になってくれる人はたくさんいる」と改めて学びました。
【悲報】Webマーケターへの未経験転職が厳しいのはホント
結論から言うと、未経験からWebマーケターへの転職が厳しいのは事実です。実績がないと書類通過率がとても低く、私自身も面接まで行けないことが多くありました。
Webマーケターへの未経験転職が厳しい理由はいくつかあります。たとえば、電通の発表した「2022年 日本の広告費」を見ると、インターネット広告費が年々右肩上がりに増加していることが分かります。このような市場成長に伴い、Webマーケターの需要や将来性は高まっているため、企業が求人を出せば多くの経験者が集まるのが現状です。さらに、厳しいとされる理由には、「注目度が上がり競争率が高い」以外にも、「専門的なスキルが必要」「経験・実績が求められる」「企業側に教育する人材がいない」といった理由があります。
✔未経験からWebマーケターが厳しいとされる理由
- 注目度が上がり競争率が高い
- 専門的なスキルが必要
- 経験・実績が求められる
- 企業側に教育する人材がいない
ここまで聞くと、「未経験でWebマーケターを目指すのは無謀だな…」と感じますが、私のように完全未経験からキャリアチェンジに成功した人がいるのも事実としてあります。正しい努力をすれば未経験でもWebマーケターになることが可能です!
【未経験者必見!】Webマーケターへの転職成功に欠かせないポイント
実際に、Webマーケターになるために思考錯誤した私が「未経験からWebマーケターへの転職成功に欠かせない!」と感じたポイントを4つ紹介します。
- Webマーケティングスクールでスキルを身に付ける
- アピールできる実績を作る
- 転職サポートや転職エージェントを利用する
- 様々な方法で情報収集する癖をつける
Webマーケティングスクールでスキルを身に付ける
前述の通り、Webマーケターは人気な職種だけあって競争率が高く、実績やスキルがある人が優遇されます。独学でスキルを学ぶ方法だと時間がかかりすぎるうえに、企業にアピールできるだけのスキルが身に付きにくいといったデメリットがあります。スクールであれば現役マーケターから直接学ぶことができ、3ヶ月程で転職活動時にもアピールできるスキルを習得できます!
アピールできる実績を作る
Webマーケティングスクール を受講してスキルを身に付けた後、簡単でもいいので「実績」を作ると転職に有利に働きます。実績とは、身に付けたスキルを使い、実際に仕事をしてみることです。自身でブログを開設し、運用実績を作ることも一つのやり方です。「自分一人で実績を積むのは難しい」といった方には、カリキュラム中に実務経験を積むことができるWebマーケティングスクールに通うのが良いでしょう。
転職サポートや転職エージェントを利用する
ある程度のスキルや実績を付けたら、転職サポートや転職エージェントを利用して転職活動をしていきましょう。
- Webマーケティングスクールの転職サポートを利用する
- 一般の転職エージェントや転職サイトを利用する
上記どちらの方法でもいいですが、Webマーケティングスクールの転職サポートを利用するのが個人的におすすめです。理由としては、サポートしてくれるキャリアコンサルタント自身がスクールで学ぶカリキュラムを熟知しており、どこをアピールできるかアドバイスしてくれるからです。一般の転職エージェントを利用する場合は、Web業界に強い転職エージェントを利用しましょう!
様々な方法で情報収集する癖をつける
Webマーケティングスクールの受講や転職サポートの利用だけでなく、様々な方法で情報収集する癖をつけましょう。すると、面接で深掘りされた際にも対応できる機会が増えます。また、大手の転職サイトやWantedlyに登録しておくと、どんな求人があるのかを確認できるのでおすすめです。私が情報収集に利用して良かったものを下記にまとめます。
- Webマーケティングスクール(Wannabe Academy)
- SNS(Twitter・note・Wantedly)
- 転職サイト/転職サポート(doda・Wannabe Career)
- 書籍
- YouTube
私がWannabe Academyを利用して良かった理由
正直、当初は「スクールを利用しても、実践的なスキルは身に付かなそう…」というイメージがありました。そんな私がWannabe Academyを利用して、「選んだ自分を褒めたい」「本当に利用して良かった」と思った理由を3つ紹介します。
- 実務経験を積めるから
- 副業案件の紹介があるから
- 受講生から刺激をもらえるから
実務経験を積めるから
Webマーケティングの基礎となる考え方から、サイト分析の仕方、Web広告の入稿方法、実務で使う様々なツールの活用方法を学ぶことができます。そして、実務で必要なスキルを習得したうえで、実在する企業のマーケティング施策を担うことができました。実際、私は札幌にあるパーソナルジムを担当させていただき、課題ヒアリングから戦略策定・提案、Web広告の運用、レポート作成などをしています。このような経験をすると、職務経歴書に「実務経験あり」と記載でき、書類通過率がぐんと上がる点が1番の魅力だと感じました。
副業案件の紹介があるから
Web広告の運用やLP作成などの案件募集が定期的にあり、それらに受講生が応募して合格したら案件獲得といった流れです。案件獲得は実務経験がないと難しいケースが多いですが、完全未経験の私でもWebライターとして働かせていただいています。Webライターとして執筆した記事は、グループ企業の選考時にポートフォリオとしても活用しました。年収UPだけでなく、転職活動に有利に働くのは非常に魅力的です。副業案件獲得のためのスキルを学べるスクールは多くありますが、実際に副業案件を紹介してくれるスクールは少ないでしょう。
受講生から刺激をもらえるから
「未経験からWebマーケターになりたい」という同じ目標を持った受講生が多くいるため、非常に刺激をもらえます。また、「フリーランスになりたい」「副業を始めたい」「現職で活かしたい」など様々な目標を持った受講生と交流でき、「こんな選択肢もあるんだ」と視野が広がる点も魅力的でした。個人的には「60社受けてWantedly経由でWebマーケターの内定を1ついただけた」「新しいことを毎日学べて仕事が楽しい」と話す受講生と出会い、とても背中を押されたのを覚えています。
私がWannbe Careerを利用してよかった理由
先ほどのWannabe Academyと同じく、Wannbe Careerを利用して本当に良かったと思う理由を3つ紹介します。未経験からWebマーケターを目指す人に一番おすすめの転職エージェントです!
- 一人ひとりに寄り添ってくれるから
- 否定せずに、一緒に方法を考えてくれるから
- 転職以外のことも相談できるから
一人ひとりに寄り添ってくれるから
Wannbe Careerのキャリアコンサルタントである清宮さんは、相談者一人ひとりに本当の意味で寄り添ってくれます。私には前述の通り、「個人的な意見としては、グループ企業の広告代理店への異動がおすすめ」とアドバイスをくださいました。キャリアコンサルタントとしての立場を考えると転職を勧めるのが妥当ですが、ただ転職を勧めるといったことはせず、相談者のことを理解しようと努めてくれます。そのうえで、アドバイスをいただける点が非常にありがたく、最も利用して良かったと思える点です。
否定せずに、一緒に方法を考えてくれるから
未経験からWebマーケターになる難易度が高いのは事実ですが、「未経験だからWebマーケターは厳しい」などと一度も言われたことがなかったです。「〇〇さんならサクっと内定獲得する気がします」といったように、前向きな言葉で励ましてくれるだけでなく、成功させる方法を一緒に考え、サポートしてくれました。自己分析や書類添削、面接対策も可能なので、ぜひ一度サポートをお願いしてみてください。未経験からの挑戦となると、不安になったり、自信を失ったりするときもありますので、前向きにサポートしてくれるかどうかは非常に大切ではないでしょうか。
転職以外のことも相談できるから
転職以外にも、自己分析、副業、フリーランス、社内異動についてなど幅広く相談可能です。私の場合だと、完全未経験なので、Webライティングの副業案件に応募するか迷っていることを相談し、「テストライティングの提出期限までにできるようになればいい」とアドバイスをもらいました。その結果、「テストライティングとは?」と検索することから始め、現在Webライターとして働かせていただいていますので非常に感謝しています。また、やりたい仕事が分からない人でも、誰かにアウトプットを繰り返すことで、頭の中が整理されるのでおすすめです。
✔未経験者必見!Webマーケターを目指す人におすすめの転職エージェント
Wannabe Career(ワナビーキャリア)
未経験職種への転職を応援するWeb・広告業界専門の転職エージェントです。キャリアのプロフェッショナルであるキャリアコンサルタントが、求人紹介から自己分析、面接対策、書類校正など幅広い転職サポートをしてくれます。今すぐ転職を検討していない方は、自己分析だけお願いするのも良いでしょう。業界特化のエージェントだからこそ紹介できる求人や業界情報を駆使していますので、Webマーケター転職を目指す人におすすめです。
未経験からWebマーケターを目指す人へ
未経験からWebマーケターを目指す人に伝えたいことを2つ紹介します。少しでも参考になれば嬉しいです!
未経験でも行動するのが大事!
私は「未経験からWebマーケターは厳しい」「営業経験を積むことから始めよう」「求める条件をもっと下げて」と言われたことが何度もあります。心が折れそうな時もありましたが、「厳しいと言われている中で、これだけ行動できる自分は偉い」と考え行動した結果、キャリアチェンジできました。そのように考えると、50社受けてすべて通過できなかった場合でも、行動力や挑戦力のある自分に自信がつくと思います。また、行動した分だけ必然的に知識量も増えるので、最終的にWebマーケターになることは可能でしょう。なりたいを諦めずに行動してみてください。
Webマーケティングスクールの受講で選択肢の幅が増える
実際、20代ならば「第二新卒歓迎」「ポテンシャル採用」といった求人に未経験でも受かる可能性があります。しかし、それでもWebマーケティングスクールの受講を強くおすすめします。理由としては、「選択肢の幅が増える」からです。たとえば、完全未経験な状態だと、ポテンシャル採用で1つ内定をいただけるとします。しかし、スクールでスキルや実績を磨いた状態だと、2〜3つ内定をいただける可能性が高まります。スクールに3ヶ月程通っただけで、何年も働く会社の選択肢が増えるなら受講した方が得策ではないでしょうか。
まとめ
この記事では、20代未経験の私がWebマーケターへキャリアチェンジした方法を紹介しましたが、いかがでしたか? 結果的に憧れの職に就けた私ですが、当記事には書ききれなかった失敗も数多くしてきました。みなさんも未経験からの挑戦だと、思い通りにいかないことが当然あるかと思います。
しかし、試行錯誤して最終的にWebマーケターになってしまえば、すべていい思い出に変わるはずです。それに、Webマーケティングに興味を持ち、情報を得ようと当記事を読んでくださった行動力のある皆さんならば、今後さらに知識やスキルが増えていくでしょう。その結果、未経験転職を成功させられるかと思います。経験者の一人として、みなさんのキャリアチェンジを心から応援しています!