「キラキラしてないWebマーケティング」の魅力! 実力勝負の世界でチャレンジ
未経験でWebマーケティング職にキャリアチェンジ。内定当日にWannabe Academy(ワナビーアカデミー)に申し込んだ30期生のO.Y.さんにインタビュー!
金融業界とITスタートアップ業界で法人営業を経験していたO.Y.さん。「事業の成長を加速するにはリード獲得が重要」と感じる中でマーケティングに興味を持ち、未経験でのキャリアチェンジを果たしたO.Y.さんに、Wannabe Academyを利用した目的、学んだことを仕事にどう活かせているか、新たな仕事とクライアントワークの両立などについて、お話を伺いました。
〈O.Y.さんプロフィール〉
新卒で就職した金融機関の営業職として働いたのち、ITスタートアップ企業に転職。営業チームのメンバーとしてインサイドセールスのリーダーを務める中で、マーケティングに興味を持つ。人材系企業のWebマーケティング職へ未経験転職を決めた2022年11月、実践スキルを磨くためWannabe Academyに入学。年明けから正式にWebマーケターとしてのキャリアをスタートし、2023年6月現在、クライアントワークにも取り組む28歳。
未経験でWebマーケティングの新規事業担当者に
――2023年1月から、Webマーケティング職として新たなキャリアを歩み始めたO.Y.さん。金融業界の営業職、ITスタートアップ企業の営業職、そして今回の人材系企業のWebマーケティング職と、幅広い業界・職種を経験されていますね。
O.Y.さん:一見バラバラに見えるかもしれませんね。でも、新卒での就職活動も、社会人になってからの転職活動も、自分の中では明確な目的があって就職先を選びました。
新卒の時は、ビジネスパーソンとして生きるうえで財務会計の知識は必須だろうと考えたこと、そしていろいろな業界を見ることができると考えたことから、金融業界に就職しました。2社目では、最先端のツールを駆使し、生産性を高めながら結果を出していく働き方にシフトしたくて、ITスタートアップ企業に転職しました。
そして今勤めている3社目では、2社目の仕事でマーケティングの重要性を痛感したことから、新たな分野にチャレンジしたいと考え、マーケティング職へとキャリアチェンジしました。
――2社目で感じたマーケティングの重要性とは、具体的にどんな経験から感じたのでしょうか。
O.Y.さん:営業チームの一員として働く中で、リード獲得が一番大事なフェーズだと感じるようになったのです。営業チームは、リード獲得を行うチーム、アポイントを取り付けるチーム、商談を行うチーム、契約を取り付けるチームといったフェーズごとに担当が分かれていて、私は2段階目のアポチームでリーダーをしていました。
電話やメールマガジンの配信、Webセミナーの実施など、インサイドセールスを行って商談につなげていく仕事です。やりがいを感じる一方、このチームでできることの限界にも気づきましたね。そもそもリード獲得が十分でなければ、最終的に契約していただけるクライアントの数も増やせません。リード獲得にチャレンジしたい。そして、リードを獲得するには、マーケティングが必須だと感じました。
――営業活動の一番手前の段階から携わりたいと思われたのですね。
O.Y.さん:はい。マーケティング職にチャレンジしたいと考えて、人材業界の経験がある、少し先に転職していた営業チームの元上司に軽く連絡してみたところ、「ちょうど今の会社で新規事業を立ち上げるところだから、うちに来ないか」と誘われたのです。
Webマーケティング職の内定当日にWannabe Academyに入学
――O.Y.さんの前職での働きぶりがあってこそのお誘いだと思いますが、まさにベストなタイミングで転職が決まったのですね。
O.Y.さん:ありがたいですね。マーケティングの仕事は未経験だったので、内定の連絡をいただいたその日に、Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)に申し込みました。
――それまで、マーケティングの勉強は何かしていたのでしょうか。
O.Y.さん:本を読む程度はしていました。営業チームの会議ではマーケティング用語が飛び交うので、スムーズに話ができるレベルの知識はありましたね。でも、転職先では先の上司と2人で新規事業を担当し、私はWebマーケティングを任されることになっていました。何か分からないことがあっても、社内には他に教えてくれる人はいません。入社前にある程度の実務を学んでおく必要があると考え、スクールに通うことにしたのです。
――他のスクールも検討しましたか。
O.Y.さん:しました。ただ私の場合、すでに転職先が決まっていたので転職保証などは不要です。「実務をしっかり経験できること」「受講料がリーズナブルであること」の2点が決め手になって、Wannabe Academyを選びました。
――実際に予算を使って広告配信ができたり、クライアントワークに携わるチャンスもあったりするので、Wannabe Academyは「実務を学びたい」という方からの人気が本当に高いですね。利用してみていかがでしたか。
O.Y.さん:実践的な学びがたくさんありました。私は週1回、土曜日の昼のオンラインクラスだったのですが、平日は夜遅くまで仕事することもあるので、ちょうど良いクラス設定でしたね。クラスのメンバーは私より少し年上の30代の方やIT業界の方が多く、職種は営業職、エンジニアなど様々でした。それぞれ異なるバックボーンを持ったメンバーが集まっているので、自分と違う視点からの意見が聞けるのがとても新鮮でした。
――双方向で行われる授業ならではのメリットですね。毎週課題も出ると思いますが、苦戦した分野などはありましたか。
O.Y.さん:Googleタグマネージャーの設定やGoogleアナリティクスの操作方法などは初めて知る概念だったので、なかなか苦戦しました。自分でもインターネットで調べてみたのですが、検索上位の記事なのに内容が古いものもあったので、Wannabe Academyの補講サービスを利用して疑問点を解消しました。
卒業課題は一発クリア。本業と並行してのクライアントワークにもチャレンジ中
――実際の画面を見ながら、実務に近い形で学べるのは良いですよね。卒業課題はスムーズに合格できましたか。
O.Y.さん:リスティング広告の獲得系の課題と、メディア改善の課題、どちらも一発合格できました。獲得系の課題では、カリキュラムの中で実際に予算を使って広告配信した経験から、言葉の選び方ひとつで数値が変わるおもしろさを感じていたので楽しみながら取り組むことができました。メディア改善の課題は、広告と違ってやれることの幅が広く、改善ポイントもいくらでも見つけられる分、どこに焦点を絞って提案するかが難しかったです。
――無事卒業課題をクリアして、現在はクライアントワーク中なのですね。
O.Y.さん:広告運用の案件に携わっています。クライアントワークにはリーダーの方がいるので、実際のクライアントを相手にした仕事とはいえ、自分たちが考えた施策に対してアドバイスをもらえたり、フィードバックもたくさんしてもらえたりと、カリキュラムの延長のような、OJTのような、とても有意義な経験になっています。
――新しい職場での業務にも役立っていますか。
O.Y.さん:もちろんです。本業の広告運用がうまくいかないときに、クライアントワークで実践したことが改善のヒントになることもありました。また、年明けから今の会社で働き始めて、まず最初にしたのはGoogleアナリティクスの設定やタグの設定など、私自身がWannabe Academyのカリキュラムの中で苦労したところでした。
会社としてゼロからWebマーケティングを始めたいと思ったとき、「まず何からスタートしないといけないのか」という全体像を学べたのは本当に良かったです。インターネットや本などで調べながら始めることもできなくはないかもしれませんが、全体像が分かっていないと、やるべきこと・調べるべきことに絶対どこか抜け漏れが出てしまいます。そこがしっかり理解できていたおかげで、スムーズにWebマーケティング業務をスタートさせることができました。
泥臭い、地道な努力が結果になる。やりがいのある仕事がしたい
――社内でのWebマーケター1人目としてチャレンジし始めたO.Y.さんですが、これからどんなキャリアを歩んでいきたいですか。
O.Y.さん:今は広告運用がメインですが、Webマーケティング周りで担当領域を広げていきたいですね。人材系企業は競合も多いですし、求職者の多くはインターネット経由で情報収集しています。LPの改善やSEO対策、Webサイトの改善など、できることはたくさんあるので、少しずつチャレンジしていきたいです。
――できることはまだまだたくさんありそうで、これからが楽しみですね! 最後に、Webマーケティングに興味を持ち始めた方々へのメッセージをお願いします。
O.Y.さん:Webマーケティングの仕事に華やかなイメージを持つ人は多いと思います。でも実際は、地味で泥臭い努力が必要な、決して「キラキラしているだけの仕事」ではありません。ただその分、地道な努力や改善が数字として分かりやすく反映される仕事です。自分の頑張りが目に見えて結果に現れるのは、やりがいがありますよね。その意味で、Webマーケティングの仕事は私たちのこれからのキャリアに確実にプラスになっていくと思います。
スポーツ選手でも芸能人でも、どんな仕事も、地道な努力の積み重ねが最終的なカッコよさにつながると思っています。スキルと経験を磨き続けて、これからのキャリアを充実感あるものにするために、Webマーケティングはきっと役に立つはずです。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。