【後編】卒業生の就職企業にインタビュー!新卒3ヵ月で営業職をやめ、Web業界に「軸ずらし転職」した卒業生の今
Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)の卒業生が転職された企業様へインタビューさせていただきました!
今回お話を伺うのは、14期生の小瀬さんが Wannabe Academyを卒業後に転職された、プラウドエンジン株式会社様です!
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【前編】卒業生の就職企業にインタビュー!新卒3ヵ月で営業職をやめ、Web業界に「軸ずらし転職」した卒業生の今
メンバーのご紹介
プラウドエンジン株式会社 営業マネージャー 久保田さん
2017年に新卒入社。トレーディングデスクにてマーケティングコンサルティングと広告運用に従事。幅広い業界・業種の案件を担当し、多様なシーンにおける広告改善の実績を持つ。2020年には営業職へ転身し、現在では大阪エリアの責任者を担う。
Wannabe Academy14期生(2021年7月入学) 小瀬さん(23歳)
新卒で高所得者向け商材の営業担当として働くものの、やりたいことと合わず3ヵ月で退職。
その後Wannabe Academyに入学。広告運用職での転職を希望していたが、プラウドエンジンの選考を通じ「もう一度営業職として頑張りたい!」と入社を決める。
Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)に入学したきっかけ
ーーここからは、今回転職された14期生の小瀬さんにお伺いできればと思います。前職では営業担当として働いていたそうですが、そもそもなぜWebマーケティングを学ぼうと思ったのか、教えてください。
小瀬さん
Webマーケティングを学ぼうと思ったきっかけは2つあります。1つ目は、前職の企業風土が伝統的な営業方法を重んじる方針だった事です。プライベートでは多くの企業がWeb広告を出しているのを日々目にしていましたが、社内ではWeb広告の活用は進んでいませんでした。もっとWebマーケティングに力を入れれば、効率よく集客できるのではないか。そんな疑問から、興味を持つようになりました。
2つ目は、大学時代に地方の観光地を盛り上げるための施策について学んでいた事です。Webに特化していたわけではないのですが、様々な施策に関わる中でマーケティング全般に興味を持ち、いつか勉強してみたいと思っていました。
これらの理由から、会社をやめてWebマーケティングを学ぶことを決意しました。
ーー勉強を始めるにあたって、Wannabe Academyを選んだ理由は何でしたか。
小瀬さん
実務研修がある事が最大の理由です。Webマーケティング業界への未経験転職について調べる中で、「完全なる未経験」での転職はなかなか厳しいとわかりました。いくら学習経験があっても、実績がひとつもなければ面接でアピールできることは限られます。
けれども実務研修の中で企業案件に携わる事ができれば、学びも得られるし、自分なりの経験も話せるはず。そう考えて、Wannabe Academyを選びました。
転職活動で苦労したこと
ーー実際、実務研修が終わったあとから転職活動に入られたそうですが、活動する中で苦労した事はありましたか。
小瀬さん
社会人経験が3ヵ月しかなかった点です。新卒で入社した会社を3ヵ月でやめていたので、社会人として働く覚悟ができているのか、その覚悟をきちんと伝えられるのかという点には苦労しました。
また、ロジカルシンキングや「まず結論から話す」といった基本的なビジネス上のコミュニケーションスキルも足りていなくて、そこを面接官の方に指摘された事もありましたね。
ーー社会人経験3ヵ月、業界未経験での転職活動にもかかわらず、7社の採用面接に進まれたとお聞きしました。Wannabe Academyで学んだ中で、有利になった点や、アピールしやすかった点などあれば、教えてください。
小瀬さん
当初の狙いどおり、やはり実務研修での経験が一番のアピール材料になりました。どんな思いを持って実務研修に取り組んだのか、案件に携わる中でどんなことに気づいたのかなどを話す事ができましたね。
また、通常授業とは別に実施される特別授業も役立ちました。Wannabe Academyには「マーケターに必要な提案力」など、いろいろなテーマの特別授業があります。
先ほど、社会人経験が浅かったため基本的なビジネススキルが不足していたとお話ししましたが、特別授業に参加したあとは、講師の方の話し方をマネしてみたり、学んだテクニックを実践したりと、スキル向上にとても役立ちました。
ーー特別授業も活用されたのですね!「提案力」は、これから営業職として働く上でもダイレクトに活きてきそうですね。
プラウドエンジンに入社した決め手
ーーWeb業界への転職にあたり、プラウドエンジン様に入社を決めた理由をお聞きしたいです。
小瀬さん
まずは「人がよかった」という点です。選考中、岡山から大阪まで顔合わせに行ったのですが、「この人とはフィーリングが合うな」という感覚がありました。ハタチも過ぎると、自分と合う人・合わない人が直感的に何となくわかると思いますが、久保田さんは「合う人」だと感じましたね(笑)。
また選考が進み事業責任者の方とお話しする中で、「やりたい事の軸」を見つけるのが大事だと気づけたのも大きかったです。それまではキャリアビジョンといっても「どんな業界でどんな職種につきたいか」くらいまでしか描けていなかったのですが、「自分もこの会社の仕事を通じて、世の中の役に立てる存在になりたい」という意識が生まれました。
ーー先ほど久保田さんから、Web業界の中でも代理店と事業会社のどちらで働くのかはよく考えたほうがいいとお話がありましたが、小瀬さんはなぜ代理店を選んだのですか。
小瀬さん
いろいろな事に興味がわくし、ちょっとミーハーな性格なので、働くならたくさんの業界と関われる代理店のほうがいいと考えました。
ーー前職の営業職をやめたあと、はじめは運用職で応募されていたそうですが、なぜ最終的に営業職に就くことになったのでしょうか。
小瀬さん
自分の性格に合うのは運用職ではなく営業職だと気づいたからです。選考中、具体的な仕事内容をお聞きする中で志向が変わりましたね。広告運用では、数値を分析して課題点を見つけ、キーワードやクリエイティブの改善を行うといった仕事がメインになります。
結果を出すために試行錯誤するやりがいもあるとは思いましたが、自分はそれよりも、Webマーケティングの知識を使ってもっとアグレッシブに、自分が提案したい事をお客様に直に伝えられる営業職が合っていると気づきました。性格的に、人と話したりアクティブに動き回ったりするのが好きなんです。
ーー仕事内容を具体的にイメージして初めて気づく事もありますよね。新たなスタートを切って、今はどのようなことに取り組んでいますか。
小瀬さん
入社してまだ10日目くらいなので、インプットが中心ですね。Web広告媒体の概要や自社媒体DSPの具体的なサービス内容や売上に関わる考え方などを学びました。
また、この研修期間で最も大事なのはキャリアビジョンを明確にする事です。ちょうど明日、今後のキャリアビジョンについて発表する予定なので、最終的な仕上げをしているところです。
ーー基礎知識をインプットしつつ、これからの自分について考えていたのですね!自分なりのキャリアビジョンは描けましたか。
小瀬さん
はい。ちょっと壮大な話で恥ずかしいのですが、Webマーケティングを通じて、日本の国力を盛り上げられる人間になりたいです。せっかく色々な業界とつながりたいと思って代理店に入社したので、たくさんの企業を支援をして、日本のビジネスを盛り上げていきたいと思っています。
今はとにかく「Web業界に入れて本当によかった!」と、毎日わくわくしていますね。
Webマーケティングを学びたい方へのアドバイス
ーー自社サービスを持つプラウドエンジン様なら、その夢もきっと叶えられると思います!最後に、これからWebマーケティングを学ぼうと思っている方や、Web業界に転職しようと考えている方にメッセージをお願いします。
小瀬さん
Webマーケティングを学んだ事で、「課題は何か」「目的は何か」「どう順序だてて考えるのがよいか」という意識を持って物事を見られるようになりました。これはどんな仕事・どんな行動をするにも活かされる視点だと感じています。Webマーケティングスキルを身につけたくてWannabe Academyに申し込んだのに、まさかこんな考え方まで身につくなんて、全然想像していませんでした(笑)。
何か新しい事を始めるときは、一部に集中するよりも網羅的に取り組んだほうが、知識も増えるし視野も広がって、成長度合いもアップすると思います。これからチャレンジする方は、ぜひ意識してみてください!
ーーありがとうございます!久保田さんからもメッセージをいただけますか?
久保田さん
何か新しいことを学んだり未経験の世界に飛び込んだりするのはなかなかパワーが必要だと思います。大変なこともあるかと思いますが、皆さんぜひ頑張ってください!
また、これからWeb業界で活躍したいという方や、私たちの事業に少しでも興味を持った方がいましたら、ぜひ気軽にご連絡いただけるとうれしいです。ラフな雰囲気のカジュアル面談もやっていますので、Web業界でどんなキャリアを実現したいのか、人生相談のような感じでお話しできたらと思います。
ーー久保田さん、小瀬さん、沢山のお話をありがとうございました!自分がキャリアの中で実現したい事や自身のパーソナリティとしっかり向き合って、活躍できる場所を探す事が大切ですね。皆さんもぜひ意識してみてください!