【やめとけなんて言わせない】Webマーケティングに向いている人の特徴とは?
Webマーケティング職、いわゆる、Webマーケターは将来性のある職業として人気があり、世の中の需要も高いです。しかし、一方で、
「Webマーケターに転職を考えているが、自分は向いているのか?」
「どんな人がWebマーケターとしてやっていけているのか? 」
といったことをお悩みの方も多いと思います。
そこで、本記事では、「Webマーケティングに向いている人の特徴」についてご紹介します。
あわせて「向いていない人の特徴」もご紹介しますので、自分が向いている、向いていない、どちらの特徴に近いか判断できるようになっています。
ぜひ、ご一読ください。
Webマーケティングに向いている人の特徴8つ
私が考えるWebマーケティングに向いている人の特徴は以下8つです。
- 想像力が豊か
- 分析や数字が得意
- 仮説思考が強い
- 好奇心が強い
- 資料や文章を作るのが得意
- イラストや動画を作るのが得意
- テクノロジーに興味がある
- PDCA改善が回せる
順に内容を見ていきましょう。
想像力が豊か
Webマーケティングではターゲットとする消費者やユーザーについて考えることが多く、その人の職業、年齢、居住地、家族構成などといった基本情報や、趣味、特技などのライフスタイルから、普段見ているSNSや最近気になっていることなどの行動、思考特性などを想像したりしますので、ターゲットになりきっていろいろ想像を膨らませることができる人が向いていると考えます。
分析や数字が得意
Webマーケティングでは、Web上での行動をデータで分析し、成果の評価や次に向けた改善を行います。そのため、数字やデータを取り扱うことが多いので、集計や分析が得意な人はWebマーケターに向いています。
仮説思考が強い
Webマーケターは、様々な事象やデータから仮説を立てて次の施策を考えます。たとえば、20代女性をターゲットとしていたが、実は30代男性にも需要があるのではないか、などといった仮説を立て、それを検証するといったことを繰り返す中で、成果につなげていくことが求められるので、仮説思考が普段から習慣づいている方はWebマーケティングを行う上でも活かせるスキルになると思います。
好奇心が強い
Webマーケターは、新しいことや世の中で流行っていることを把握し、その背景や人気の原因、消費者心理などを考察することが多く、そのようなことに興味を持っている方が多いです。流行りに敏感だったり、また、それを実際に体験したい、見たい、聞いてみたい、と思ってすぐ行動に移せるような人はWebマーケターに向いていると考えます。
資料や文章を作るのが得意
Webマーケティングの取り組みや施策を進めるためには、クライアントや上司に内容をご理解いただいて、投資や予算を承認してもらう必要があるので、そのための説明資料を作成したり、分かりやすい文章を書くのが得意な方は向いていると思います。
イラストや動画を作るのが得意
Webマーケティングでは、Web広告などでイラストや動画を使ったコンテンツを作成することが多いので、そのような視覚的表現が得意な人は向いていると思います。
テクノロジーに興味がある
Webマーケティングでは、日々新しいテクノロジーが登場し、最近では、生成AIなどの技術が登場し、業務に活用することで生産性が大幅に向上する可能性を秘めています。Webマーケティングの施策や取り組みを考える上でも、新しい技術をタイムリーに取り入れることは必要になるので、日頃からテクノロジーに興味・関心が高い人は向いていると考えます。
PDCA改善が回せる
Webマーケティングは一見派手で華やかにも見えますが、実際やっていることは地道な活動が多いです。たとえば広告運用では、結果を見ながら広告文を変えたり、出稿地域や時間を見直したりなど、細かい改善を重ねて成果を積み重ねていきます。そのような活動をこまめに行いながら、PDCAを回して着実に成果を出していくことに喜びややりがいを感じられる人は、Webマーケティングに向いていると思います。
Webマーケティングに向いていない人の特徴8つ
一方で向いていない人の特徴は以下8つと考えます。
- ルーティン作業が好き
- 失敗を恐れる
- 成果をすぐ求める
- PC作業が苦手
- 物事を考えたりアイデアを出すことが苦手
- 自主性がない
- 学び続ける意欲がない
- 納期や仕事の期限を守れない
詳しく見ていきましょう。
ルーティン作業が好き
Webマーケティングでは、都度、改善策を考えて実行することを求められ、また、想定外なことが起きても臨機応変に対応する必要があります。マニュアルに沿って決められたことを効率的に作業するなどのルーティンワークが好きな方には、Webマーケターの仕事は向いていないかもしれません。
失敗を恐れる
Webマーケティングでは成功が確約されていることばかりではなく、トライ&エラーで進めることが多いです。よって、失敗を恐れてばかりだと何も取り組みが進められないかもしれません。
成果をすぐ求める
Webマーケティングでは、すぐに成果が出るものばかりではなく、地道な改善や仮説検証を回しながら進めていくことが多いので、成果をすぐに出したいと思う方はストレスがたまるかもしれません。
PC作業が苦手
Webマーケティングの仕事は基本的にパソコンに向かって作業する時間が長いので、デスクワークが得意でない方は精神的につらいかもしれません。
物事を考えたりアイデアを出すことが苦手
Webマーケターは、どうやったらもっと集客できるか、もっと売上を増やせるかなどを常に考えたりそのためのアイデアを出したりすることが求められますので、日々考え続けることが苦になる方は向いていないかもしれません。
自主性がない
Webマーケターは誰かの指示通りにやればよいというものはなく、施策の提案から検証、改善まで自ら考えて進める必要がありますので、主体的に動くことが得意でない方は苦労するかもしれません。
学び続ける意欲がない
Webマーケティングの世界は変化が速く、新しい技術やトレンドが次から次へと登場するため、日々、そういった情報を意識的に収集し、学習し続ける必要があります。継続的に学ぶモチベーションが保てない方は、Webマーケターとして成長し続けるのは難しいかもしれません。
納期や約束を守れない
Webマーケティングでは、状況、状態に合わせてタイムリーに施策を見直したり変更したりする必要があるため、決められた納期や約束を守れないと成果を出す機会を逸してしまうかもしれません。
Webマーケティングの適性を判断するための方法
自分で適性を判断するのは難しいという方は、以下の方法で適性を見ることができます。
現役Webマーケターに相談する
友人や知り合いにWebマーケターがいれば、より具体的な仕事内容を直接聞けるので、自分に向いているか判断できます。
転職エージェントに相談する
周りにWebマーケターがいなければ、専門の転職エージェントに相談するのも一つの手です。Webマーケティング専門の転職エージェントである「Wannabe Career」では、プロのキャリアカウンセラーが、転職に限らず適性の相談も可能です。
未経験可なWebマーケティングの仕事にトライする
人に話を聞くよりも実際にやってみたほうが早いと思われる方は、未経験でも可能な仕事にトライするのもアリです。クラウドソーシングサービスを活用することで、初心者でも応募可能な仕事を探すことができるでしょう。
適性ありと思ったら…未経験でもWebマーケターに挑戦しよう!
ここまで読んでWebマーケターに向いているかもと思ったあなたは、以下の方法でWebマーケターにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
勤めている会社でWebマーケターになれる部署に異動する
経験がなくても異動できるチャンスがあるならおススメです。給料をもらいながら知識や経験を積めますし、新しい部門であれば様々な取り組みにチャレンジしやすい環境であると思います。
独学から副業して経験を積む
今の会社でWebマーケターに異動は難しいという方は、独学して副業で経験を積むのがおススメです。書籍や無料のオンラインラーニングサービスなどを活用して知識を獲得したうえで、副業でWebマーケターとして経験を積むのがよいでしょう。
Webマーケティングスクールに通う
独学では何をどの程度勉強したらよいか分からないといった方は、Webマーケティングスクールに通って学習することをおススメします。Webマーケティングスクールでは、Webマーケターとして必要な基本知識を体系的に学習することができるので効率的に知識を獲得することができます。
中でも、「Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)」では、副業や転職をするうえで必要となる「実務経験」ができるスクールとして有名です。
▼Webマーケターになる方法を詳しく解説
未経験には厳しい? Webマーケターになる方法を解説【体験談あり】
【エピソード】Webマーケターになって感じた向き不向き
Webマーケターとして個人的に向いているなというか面白いなと思ったこととしては、世代や性別を越えていろいろな思考や行動特性を知れることでしょうか。Webマーケティングで対象となるターゲットが自分とは異なることがほとんどなので、様々な世代の違う価値観や考え方が仕事を通じて理解できるのは興味深いですし、いろいろ勉強になるなと感じています。
一方で、苦手なこととしては、地道な細かい作業です。仮説や施策を考えて実行するのはよいのですが、その成果を検証していって改善を繰り返すところは個人的には大変な部分が多いです。とはいえ、自分の仮説が当たって具体的な成果が出たときなどはうれしいですし、やりがいがある部分ではあります。
まとめ
ここまでWebマーケターに向いている人、向いていない人の特徴をご紹介し、実際にWebマーケターへの挑戦の仕方についてもご説明させていただきました。
すべてのWebマーケターが向いている特性ばかりを持っているわけではないですし、実際、向いていない部分が多くてもバリバリWebマーケターとして活躍されている方も多くいらっしゃるかなと思います。ですので、向いていないから「やめとけ」とは言わないですし、少しでもやってみたいという気持ちがあれば、「やってみたら?」と個人的には背中を押してあげたいです。何事もそうですが、やってみないと分からないことが多いですから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のWebマーケターに関する情報収集の一助になれば幸いです。