未経験には厳しい? Webマーケターになる方法を解説【体験談あり】

未経験でもWebマーケターになる方法
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この記事は、未経験からWebマーケターになりたいと思った方の疑問を解消し、Webマーケターになる方法を紹介します。Webマーケターは未経験には厳しそうと諦めるのはまだ早いです。

Webマーケターの仕事内容からまずは解説しますので、Webマーケターに少しでも興味がある方はぜひ最後までお読みください。

目次

Webマーケターとは? 仕事内容と種類

Webマーケターとは、Web上で売上を伸ばすための戦略を立て、検証・改善を行う仕事です。売上を伸ばすための戦略は多岐に渡りますが、ここでは基本的な仕事内容の種類を3つ挙げます。

集客提案

1つ目は、集客提案です。
売上を伸ばすためには、まずWeb上で集客を増やさなければなりません。そのためにSEO(Search Engine Optimization)と呼ばれる「検索エンジン最適化」といった「検索エンジンに検索されやすくなる施策」を考えたり、検索キーワードに伴って表示されるリスティング広告を使用して、「関連するキーワードを検索しているユーザーの目に留まりやすくなる施策」を立てたりします。

アクセス解析

2つ目は、アクセス解析です。
Webサイトにアクセスしたユーザの情報や動きをGoogle Analyticsなどのツールで分析します。その結果から分かった滞在時間やよく見られているコンテンツなどを把握して、ユーザーのニーズに仮設を立ててサイト改善を行います。ここで把握したアクセス解析結果は、さきほどの集客提案とこの次に紹介するリピーターの獲得にもつながります。

リピーターの獲得

3つ目は、リピーターの獲得です。
マーケティングを行う中で、イタリアの経済学者ビルフレッド・パレートのパレートの法則と呼ばれる「全体の数値の8割は、全体を構成する要素のうちの2割の要素が生み出している」という経験則から、売上を伸ばすためには新規顧客だけでなく、リピーターの存在が必須と呼ばれています。アクセス解析で把握できたユーザーに対してターゲティングしたメルマガやSNS広告等を出稿し、接点を持てるようにすることでリピーターとしての追加購入を促します。

Webマーケターになるのがおすすめな理由

電通の発表した2022年日本の広告費より作成したグラフ

次に、未経験からであってもWebマーケターになるのがおすすめな理由として、「市場の将来性が高いこと」が挙げられます。電通の発表した「2022年 日本の広告費」では、「インターネット広告費」は、前年比114.3%の二桁成長となっています。2019年からわずか3年で約1兆円を増加させており、今後も伸びが続くと見込まれています。
インターネット広告が増えれば、よりその広告の戦略を考えるWebマーケターの需要も高まると考えられます。加えて、Webマーケターは専門性のある仕事のため、代替しづらい仕事であり、貴重な人材として企業に求められる存在となるでしょう。

Webマーケターの平均年収

Webマーケターの年収はどうなのでしょうか。dodaの調査では、調査したビジネスパーソン全体の平均年収が403万円である一方、Webマーケターの年収は445万円という平均より約40万円以上高い年収であることがわかります。

Webマーケティングのみに関わらず、マーケティングという職種では、平均年収の上昇幅が、45万円上昇したという旨の記載もあるため、Webマーケターとして仕事に就いた後も年収アップが期待できる職種である可能性が高いです。もちろん、世代やスキル、会社によってこの通りではありませんが、需要の高い仕事ではあるので Webマーケターに興味があり、転職や就職を考えている場合に参考になればと思います。

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Webマーケターに向いている人

Webマーケターに興味はあるけれど、どんな人が向いているのか知っておくことも大切です。Webマーケターに向いている人の特徴を3つ紹介します。

論理的な思考で仮説を立てられる人

まずは、論理的な思考で仮説を立てられる人です。
Webマーケターは、PDCAを論理的に分析し、仮説を立てて、改善施策を考えていくことを求められます。課題発生理由から、改善・検証の仕方を、数字やデータを見ながらロジカルに分析し施策を進めていくことが必要な仕事のため、日頃から論理的に物事を考えられている人は、向いていると言えるでしょう。

地道な作業を粘り強く続けられる人

2つ目は、地道な作業を粘り強く続けられる人です。
Webマーケティングの仕事では、常に検証・改善を行います。事前のデータ収集はもちろんのこと、検証後の細かい改善を結果が出るまで粘り強く取り組むことが必須です。そのような検証と改善を、地道に続けることが苦手な人は向いていないと言えるでしょう。反対に、検証と改善を面白がって地道に続けられる人は、スキルが身に付くのはもちろん、Webマーケターとして成長できる人・向いている人と言えるでしょう。

ITやWebサービスに関心があり、柔軟に対応できる人

3つ目は、ITやWebサービスに関心があり、柔軟に対応できる人です。
IT業界は常にトレンドや技術・知識が変化しています。常にアンテナを張って、自ら新しい知識の吸収や、最新のトレンドを探求できるかを求められ、加えてそれに伴ったWebマーケティングの進化に対応し、柔軟に対応していく必要があります。インターネットや最新テクノロジーなどに関心があり、抵抗がなくそれらを自主的に学ぶ姿勢がある人は向いていると言えるでしょう。

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未経験からWebマーケターになる4つの方法

Webマーケターは専門性の高い仕事ですが、未経験からWebマーケターになるための4つの方法を紹介します。

①Webマーケティングスクールに通う

1つ目は、Webマーケティングスクールに通うことです。
Webマーケティングは、専門用語や専用ツールなどを使用するため、全くの未経験から独学で身に付けるのは大変です。そのような方でもWebマーケティングスクールに通えば、経験者の講師陣の指導が受けられ体系的にWebマーケティングを学べますので、未経験からWebマーケターになるには最もおすすめです。Webマーケティングスクールの中でも、Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)は実務経験が積めるスクールなため、転職を考えている方に向いているのではないでしょうか。

②自社でマーケティング担当部署に異動する

2つ目は、現職の会社でWebマーケティングを担当している部署がある場合、部署異動を検討しましょう。
転職よりも異動であればリスクも少なく、これまでの経験を活かしながらWebマーケティングの経験を積むことが可能です。異動願いを出す場合には、現在の部署との調整や異動先の部署の仕事内容などを把握したうえで、後悔のない決断をしましょう。

③個人で実績を作る

3つ目は、個人で実績を作ること。
具体的には独学でWebマーケティングを勉強しながら、自分でブログやSNS、ウェブサイト等を運用し成果を作る方法です。インプット・アウトプットを並行して行うため、大変ではありますが「自分の実績」として転職・就職時にポートフォリオとして提出できます。一方で、未経験から個人で成果を出すのは、難易度が高いことも理解しておきましょう。

④クライアントワークの副業から始めてみる

4つ目は、クライアントワークの副業から始めてみることです。
クライアントワークとは、企業からWebマーケティングの案件を受託して、報酬をもらう副業です。企業がいるので報酬が発生するのはもちろん、先方からのフィードバックがもらえるなど成長できる可能性があります。しかしながら未経験では、受注できる案件は少なく報酬も低いため、注意が必要です。

Webマーケターの仕事に活かせる資格

Webマーケターは、必須な資格はありませんが、資格を取得していることは自分の能力をアピールすることにつながります。ここではWebマーケターの仕事に活かせる資格を3つ紹介します。

マーケティング・ビジネス実務検定

国際実務マーケティング協会が年4回実施している、マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティング実務の知識を総合的に判定する検定試験です。この試験では、マーケティング理論だけではなく、仕事ですぐに役立つマーケティング実務知識や時事情報・実務事例が習得できることがポイントです。検定には3種類あり、難易度の低い級から順にC級、B級、A級と3種類あり自分の段階に合わせて受けられ、受験資格も誰でも可能なため挑戦しやすい資格と言えるでしょう。

ネットマーケティング検定

株式会社サーティファイが年2回実施するネットマーケティング検定は、インターネット・マーケティング全般の基本知識・方法論を測定する検定です。企業のWeb担当者に求められる「ファシリテート能力」「Webに関する知識や技術」「ネットマーケティングに関する知識」「経営戦略と連動したWebブランディング能力」といった4つの評価項目を有しているかどうかがポイントです。未経験では難しそうに思えますが、公式サイトより合格率は、73.1%(2021年度平均合格率)、学習目安時間15時間とあり、比較的習得しやすい資格です。

Webアナリスト検定

JWA(日本Web協会)が実施するWebアナリスト検定は、Googleアナリティクスを体系的に学ぶことのできる検定です。分析の具体的な方法や手順、考え方を中心に学べる1日5時間の実践的な講座と一緒に試験を受けることができます(主催社によっては、検定のみで受けることも可能)。講座では、現場で活躍している講師が画面上で解説を行うので、分析ツール未経験者でも実際の手順がイメージしやすい内容のため、取得後は実務にすぐ活かすことのできる資格と言えるでしょう。

未経験者は厳しい? Webマーケターの求人

未経験でも応募できるWebマーケターの求人はありますが、選考時のライバルに実務経験者や実績のある人がいた場合にはどうしても未経験者の採用は難しくなるケースが多いです。Webマーケターが専門的な知識や経験を必要とする仕事であることや、Webマーケターを教育できる環境が企業側も整っていないため経験者を採用したいことが背景にあります。しかしながら、「未経験者にはWebマーケターは厳しいよね」と諦めてはいけません。

未経験からのWeb業界/広告業界への転職を支援する業界特化型転職エージェントWannabe Career(ワナビーキャリア)をご存知ですか。このサービスではむしろ未経験者で応募可能なWebマーケティング求人が多いことが特徴です。未経験を理由に諦めず、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

【体験談】自分がWebマーケターになった方法

筆者自身も未経験からWebマーケターになった一人です。自分が未経験からWebマーケターになった流れを紹介します。

マーケティングが自分のやりたいことかを確認する

出版社で編集者をしている中で、より商品を売る仕組みを整えたいと思うようになりました。それに伴い、まずはインプットが必要と考えて、ネット上で口コミの良かった「ドリルを売るには穴を売れ」「マンガでわかるWebマーケティング」などの本を読みました。マーケティングについて知る中で、自分がやりたいこと=マーケティングであると判断でき、より具体的なことをやってみたいと興味が湧きました。

Webマーケティングスクールに通う

マーケティングに興味を持ち、勉強したいと思った際に、今後伸びが見込まれるであろうWebマーケティングに絞り勉強しようと決めました。独学では用語も多く難しいと思ったので、Webマーケティングスクールに通うことを検討。広告運用だけでなく、コンテンツマーケティングやSNSマーケティングといったメディア運用もバランスよく学ぶことができ、実務経験も積めること、費用的にも手頃なことから自分はWannabe Academyに通いました。

現職でWebマーケティング担当に抜擢

以前からマーケティングに興味があり、現職の会社にマーケティング専門の部署がないことから、施策を考えていきたいというアピールを上司にしていました。Webマーケティングスクールに通い出したことが決め手となり、実際に「実務でやってみないか 」とのことで、今まで会社としていなかったWebマーケティング担当に抜擢されました。現在は、編集の仕事の傍ら、ECでの購入が増えるような施策や分析を行っています。Webマーケティングスクールの内容を活かしつつ、自分の知見も広がり毎日とても楽しいです。

まとめ

未経験には厳しいと聞くWebマーケターですが、未経験を理由に諦める必要はありません。Webマーケターは専門性の高い仕事です。今の仕事が不安だったり、どこにでも通用するスキルが欲しいと思っている方にはぴったりな仕事だと思います。今後も需要のある仕事と言えるので、興味があるならぜひ挑戦してみませんか。いきなり飛び込むのは不安な方は、Webマーケティングスクールを利用しつつ転職活動をするのも手です。自分のような未経験からのWebマーケターが一人でも増えればと思います。

Webマーケティングスクールのワナビーアカデミー

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この記事を書いた人

Wannabe Academy30期生。出版社で紙編集者兼マーケ担当(初心者)をしています。ライティングもマーケティングも日々勉強。自分らしい働き方を模索中です。

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